当記事では、JCBプラチナ法人カードの特徴やメリット・デメリット、おすすめポイントを解説します。さらに、入会審査の難易度や申し込み時の必要書類、お得なキャンペーン情報もまとめます。
最後まで読めば、JCBプラチナ法人カードが自分に適した法人向けクレジットカードなのか、判断できるでしょう。
目次
インビテーションは不要!年会費などJCBプラチナ法人カードの基本情報を確認

JCBプラチナ法人カードは、インビテーション不要で申し込み可能な法人向けクレジットカードです。まずはJCBプラチナ法人カードの年会費など、基本情報を確認しましょう。
JCBプラチナ法人カードの基本情報表 | |
---|---|
カード名 | JCBプラチナ法人カード |
券面 | ![]() |
年会費 | 33,000円(税込) |
追加カード 年会費 |
6,600円(税込) |
ETCカード 年会費 |
無料 |
ポイント 還元率 |
0.5% |
ポイント名称 | Oki Dokiポイント |
ポイント交換 賞品の例 |
キャッシュバック、Amazonで使用、JCBギフトカード、ほか |
国際ブランド | JCB |
限度額 | 個別設定 |
電子マネー | QUICPay |
タッチ決済 | JCBのタッチ決済 |
海外旅行 傷害保険 |
最高1億円 ※利用付帯 |
国内旅行 傷害保険 |
最高1億円 ※利用付帯 |
ショッピング 保険 |
最高500万円(海外・国内) |
申し込み基準 | 法人・個人事業主 |
※上記は2023年9月の情報です。
JCBプラチナ法人カードのメリット
- ゴールド以上にプレミアムな特典・付帯サービスを使える
- ポイント還元率がアップするボーナス制度
- 最高1億円の海外・国内旅行傷害保険が付帯
JCBプラチナ法人カードのデメリット
- ポイント交換賞品に一部制限がある(マイル移行は不可)
申し込みは公式サイトへ
さっそくJCBプラチナ法人カードの
キャンペーン情報を見る
JCBプラチナ法人カードのメリットを解説

JCBプラチナ法人カードのメリットは以下の通りです。
JCBプラチナ法人カードのメリット
JCBプラチナ法人カードの各メリットを解説します。
ゴールドカード以上にプレミアムな特典・付帯サービスを使える
JCBプラチナ法人カードは、ゴールドカード以上にプレミアムな特典・付帯サービスを使える点がメリットの1つです。例えば、対象レストランで1名分のコース料金が無料になる特典や、様々な相談に乗ってくれるプラチナコンシェルジュサービスがあります。
JCBプラチナ法人カードの特典・付帯サービスの詳細は、後ほど「おすすめの特典・付帯サービスを紹介」の見出しで解説します。
ポイント還元率がアップするJCBプラチナ法人カードのボーナス制度
JCBプラチナ法人カードには、ポイント還元率がアップするボーナス制度が複数あり、例えば以下の通りです。ポイント還元率がアップするボーナス制度の例 | |
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JCBスターメンバーズ | 決済額に応じ、翌年のポイント還元率が最大1.7倍にアップ |
JCBオリジナルシリーズパートナー | 対象の特約店でポイント最大20倍 |
海外利用時ポイント2倍 | WEB明細サービスのMyJチェックに登録すると、海外で利用時のポイントが2倍になる |
Oki Doki ランド | インターネットでの買い物やサービス利用がお得になるサービス |
特におすすめのポイント還元率アップ制度はJCBスターメンバーズです。JCBプラチナ法人カードで年間300万円以上を決済すると、翌年のポイント還元率が1.7倍になります。
JCBプラチナ法人カードの基本ポイント還元率は0.5%のため、1.7倍なら0.85%までアップします。
JCBプラチナ法人カードには最高1億円の海外・国内旅行傷害保険が付帯
JCBプラチナ法人カードには、最高1億円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)をはじめ、複数の保険サービスが付帯します。JCBプラチナ法人カードの付帯保険の例は、以下の通りです。JCBプラチナ法人カードの付帯保険 | |
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保険名称 | 概要 |
海外旅行傷害保険 ※利用付帯 |
海外旅行中の事故や病気などによる損害が、最高1億円まで補償 |
国内旅行傷害保険 ※利用付帯 |
国内旅行中の事故や病気などによる損害が、最高1億円まで補償 |
航空機遅延保険(海外・国内) | 航空便の遅延・欠航やロストバゲージの際に宿泊代や食事代、生活必需品の購入費用などを負担してもらえる |
ショッピング保険 | クレジットカードで購入した品物が破損・盗難などの被害を受けた際、最高500万円まで補償 |
サイバーリスク保険 | サイバー攻撃やヒューマンエラーに起因して損害賠償責任が生じた際、最高100万円まで補償 |
なお今までJCBプラチナ法人カードには、「カーアクシデントケア制度(見舞金)」と呼ばれる保険もありましたが、2023年3月31日をもって提供が終了しました。
おすすめの特典・付帯サービスを紹介

JCBプラチナ法人カードでおすすめの特典・付帯サービスを紹介すると、以下の通りです。
JCBプラチナ法人カードでおすすめの特典の例
JCBプラチナ法人カードでおすすめの各特典を解説します。
24時間365日対応!JCBプラチナ法人カードのコンシェルジュサービス
JCBプラチナ法人カードの会員は、24時間365日対応のコンシェルジュサービスを利用できます。コンシェルジュはゴールド会員では利用できない、プラチナ会員限定のおすすめサービスです。JCBプラチナ法人カードのコンシェルジュに依頼できる内容の例は、以下の通りです。
コンシェルジュに依頼できる内容の例
- 特定の駅の周辺で接待に使えるフレンチレストランを探してほしい
- 海外出張のホテルと航空券を全て手配してほしい
- 取引先への手土産にぴったりな品を紹介してほしい
JCBプラチナ法人カードのコンシェルジュサービスなら、忙しい人の代わりになって様々な依頼に応えてくれます。
JCBプラチナ法人カードならプライオリティ・パスで海外の空港ラウンジを使える
JCBプラチナ法人カード会員は、プライオリティ・パスと呼ばれる会員制の空港ラウンジサービスに、無料で登録できます。プライオリティ・パスの会員になると、海外の様々な国と地域で対象の空港ラウンジを利用可能です。空港ラウンジは一般では利用できない施設のため、通常の待合室と比較して混雑しにくい可能性があります。フライトまでの待ち時間を快適に過ごしたい人には、JCBプラチナ法人カードのプライオリティ・パスがおすすめです。
コース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィット
JCBプラチナ法人カードでは、グルメ・ベネフィットと呼ばれる特典を利用できます。対象レストランのコース料理を2名以上で利用すると、1名分のコース代金が無料になるサービスです。ゴールドカードならは割引優待が付く一方、JCBプラチナ法人カードなら1名分が無料なので、よりお得度が高まります。
ゴールドと共通の特典や、法人向けビジネスサービス・優待
JCBプラチナ法人カードでは、ゴールドと共通の特典や、法人向けビジネスサービス・優待も利用できます。おすすめの特典・サービスの例は、以下の通りです。その他の特典の例 | |
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名称など | 概要 |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港のラウンジを無料で使える |
ゴルフエントリーサービス | 全国1,200ヶ所の対象ゴルフ場を手配してもらえる |
弥生会計、freee、ソリマチなどの会計ソフト | 各種会計ソフトとクレジットカードの利用明細を連携できる |
JCBプレモカード JCBギフトカード JCBタクシーチケット |
オリジナルデザインのJCBプレモカードや、ビジネスに役立つJCBギフトカード・JCBタクシーチケットを購入できる |
ANA Biz、JAL ONLINE | 法人向けの航空券のオンライン予約システムを利用できる |
JR東海エクスプレス予約サービス | 新幹線のオンライン予約サービスを利用できる |
じゃらんコーポレートサービス | 出張手配を一元化でき、法人限定の割安プランを利用できる |
福利厚生倶楽部 | 法人の福利厚生代行サービスを優待付きで利用できる |
アスクル | オフィス用品をリーズナブルに購入できるサービス |
各種ビジネスサービスの優待 | タイムズ、KINTO、クロスオフィス |
デメリット・注意点はポイント交換賞品に一部制限があること

JCBプラチナ法人カードを発行する前に、押さえたいデメリット・注意点があります。それは、クレジットカードで貯めたポイントの交換賞品に一部制限があること。
JCBプラチナ法人カードのポイントでは交換できない賞品の例は、以下の通りです。
ポイント交換ができない賞品の例
- 提携ポイントへの移行(楽天ポイント、dポイント、nanacoポイント、他)
- マイルへの移行(ANA、JAL、デルタ航空)
- JCBプレモカードへのチャージ
なおJCB CARD Biz プラチナという、追加カードを発行できない事業費決済用クレジットカードの場合、上記賞品にもポイントを交換可能です。
JCB CARD Biz プラチナの詳細は、別記事「JCB CARD Bizプラチナのメリット・デメリットやおすすめの特典を紹介」で確認できます。
JCBプラチナ法人カードの審査基準や難易度は?

JCBプラチナ法人カードの審査基準や難易度は、残念ながら公開されていません。そのためJCBプラチナ法人カードの審査難易度は、公開されている情報や口コミ・評判などから推察する必要があります。
JCBプラチナ法人カードの入会審査で公開されている情報の1つは、申し込み基準です。申し込み資格は法人・個人事業主で、年齢は18歳から審査に申し込めます。
別券種のJCB CARD Biz プラチナの場合、年齢基準は「25歳以上」で、24歳未満の人は審査への申し込みができません。
この点を踏まえると、JCB CARD Biz プラチナと比較してJCBプラチナ法人カードの申し込みの難易度は低めなのかもしれません。
また、当社が行った独自アンケートによると、法人設立から1〜2年の中小企業経営者でもJCBプラチナ法人カードを発行できていると分かりました。
三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのように業歴3年以上の方しか発行できない法人カードもあることを考えると、JCBプラチナ法人カードは法人プラチナカードの中でも発行しやすいのかもしれません。
JCBプラチナ法人カードの発行を希望する場合、入会資格を満たすなら、まずは審査に申し込んでみるのがおすすめです。
JCBプラチナ法人カードの審査に申し込む際の必要書類を解説
JCBプラチナ法人カードの審査に申し込む際の必要書類を解説すると、以下の通りです。JCBプラチナ法人カードの必要書類 | |
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法人の場合 | 個人事業主の場合 |
・法人の本人確認書類 ・代表者の本人確認書類 ・入会申込書 |
・個人の本人確認書類 ・入会申込書 |
なお入会審査の必要書類は、郵送でやり取りします。審査の状況によっては、上記以外の書類を追加で求められる場合もあるため、覚えておきましょう。
最大39,000円分のギフトカードプレゼント!JCBプラチナ法人カードのキャンペーン

JCBプラチナ法人カードでは現在、最大で39,000円分のギフトカードがもらえる、以下2つのキャンペーンが開催されています。
JCBプラチナ法人カードのキャンペーン
JCBプラチナ法人カードのお得な入会キャンペーン詳細を解説します。
JCBプラチナ法人カードの新規入会&利用で最大30,000円分プレゼント
JCBプラチナ法人カードに新規入会&利用すると、最大30,000円分のJCBギフトカードがもらえます。最大30,000円分がもらえるキャンペーンの内訳は、以下の通りです。最大30,000円分もらえるキャンペーンの内訳
- JCBプラチナ法人カードに新規入会で10,000円分プレゼント
- 入会の翌々月までに10万円以上の利用で、さらに20,000円分プレゼント
このように、新規入会して10万円以上決済すると、最大金額の30,000円分がもらえるキャンペーンです。
追加カードの発行で最大9,000円分プレゼント
JCBプラチナ法人カードに入会し、さらに追加カードを発行すると、1枚ごとに3,000円分のJCBギフトカードがもらえます。獲得上限は9,000円分のため、最大で3枚までがキャンペーン対象です。申し込みは公式サイトへ
まとめとよくある質問

当記事では、JCBプラチナ法人カードの特徴やおすすめポイント、メリット・デメリットを解説しました。JCBプラチナ法人カードがおすすめの人をまとめると、以下の通りです。
JCBプラチナ法人カードがおすすめな人
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービスを使いたい
- コース料理無料やプライオリティ・パスの特典を使いたい
- ゴールド以上に補償金額が大きい旅行傷害保険を利用したい
- ポイントアッププログラムを活用して経費をお得に支払いたい
- 追加カードを発行して経費支払いを一元化したい
JCBプラチナ法人カードでは現在、期間限定の入会キャンペーンが開催されています。法人向けクレジットカードの発行を希望する場合は、お得なキャンペーンを利用して申し込むのがおすすめです。
JCBプラチナ法人カードのキャンペーンを
もう一度確認する
以下、JCBプラチナ法人カードについてよくある質問への回答を紹介します。
限度額・利用可能枠はいくら?
JCBプラチナ法人カードの限度額の目安は、公式サイトで確認できます。すでにJCBプラチナ法人カードを発行済みの場合は、会員サイトのMyJCBにログインすると、自分の利用可能枠を確認できます。JCBプラチナ法人カードよりランクが高いブラックカードはある?
JCBプラチナ法人カードよりランクが高いブラックカードは存在しません。なおJCBの個人向けクレジットカードには、JCBザ・クラスというブラックカードが存在します。中小企業経営者や個人事業主でもJCBプラチナ法人カードを申し込み可能?
JCBプラチナ法人カードは、中小企業経営者や個人事業主でも申し込み可能なクレジットカードです。法人と個人事業主では申し込み時の書類が異なるため、確認してから申し込みするのがおすすめです。
JCB CARD Biz プラチナとの違いは?
JCBプラチナ法人カードとJCB CARD Biz プラチナの主な違いは、以下の通りです。JCBプラチナ法人カードとJCB CARD Biz プラチナの主な違い
- JCB CARD Biz プラチナは追加カードを発行不可
- JCB CARD Biz プラチナは提携ポイントやマイルへの移行が可能
- JCB CARD Biz プラチナは条件を満たすと入会手続きがWEBで完結
なおJCBプラチナ法人カードとJCB CARD Biz プラチナは、特典や付帯サービスの面では、多くの内容が共通します。
JCBプラチナ法人カードの口コミ・評判は?
JCBプラチナ法人カードの口コミ・評判は以下の通りです。JCBプラチナ法人カードの口コミ・評判
63歳・男性
中小企業経営者・従業員数3~5人・年間クレジット利用額300~400万円
★★★★4
ステータスが高くセキュリティがしっかりしているので、満足感と安心感がある。経費精算もスムーズにできるので、仕事の効率も図れている。
47歳・男性
中小企業経営者・10~15人・年間クレジット利用額200~250万円
★★★3
ポイント還元率も良く、ポイントを金券等に変えれるのもメリット。サイトも見やすく、会員メリットも多いと思う。
62歳・男性
中小企業経営者・1~3人・年間クレジット利用額100~150万円
★★★★★5
交通系カードとの連携若しくは、プラチナ専用交通系専用カードの発行があればうれしい