法人カードを複数枚作るメリット・デメリット!追加カードとの違いも解説

法人カードを複数枚作るメリット・デメリットを解説。2枚目におすすめのビジネスカード6選も紹介
「法人カードを複数枚発行するメリットは?」
「2枚目におすすめのビジネスカードが知りたい」

当記事では、法人カードを複数枚作るメリット・デメリットを徹底解説。さらに、複数枚を作る場合の選び方や比較ポイント、2枚目におすすめのビジネスカードも紹介します。

2枚目のビジネス用のクレジットカード発行に迷う方は、ぜひご一読ください。

2023年12月
おすすめビジネスカード3選

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費永年無料ながら、ポイント還元率が0.5〜1.5%のおすすめビジネスカード。さらに追加カードやETCカードも無料で発行できる点もメリットです。
今すぐ
詳細を見る

セゾンコバルトビジネスアメックス

セゾンコバルトビジネスアメックスは、年会費無料、かつアメックスの国際ブランドを利用できる法人カード。ビジネス向けサービスが豊富なのもおすすめポイントです。
今すぐ
詳細を見る

JCB一般法人カード

JCB一般法人カードは、本カード1枚で複数枚のETCカードを発行できる法人カード。年間支払い額に応じてポイント還元率が上がる点もおすすめです。
今すぐ
詳細を見る

著者
髙橋 朋也

髙橋 朋也
株式会社EXIDEA
Webメディア事業部 ウェブディレクター

【経歴】
2年のインターン期間を経て、2022年4月に新卒でEXIDEAに入社。入社後は、当サイト「マネップ」のクレジットカード・法人カードジャンルを担当し、2022年5月のサイトローンチから1年4ヶ月で、個人・法人クレカの契約を合計約3,000件サポートした実績を作る。2年目以降は金融領域のメディアを担当するチームの責任者として、『お金を心配事から原動力に』というテーマを掲げ、良質な情報提供をすべく邁進中。
【保有資格】
クレジットカードアドバイザー®


目次

法人カードを複数枚保有するメリット一覧

法人カードを複数枚持つメリット一覧

まず、2枚目・複数枚の法人カードを持つメリットを解説します。


あなたは2枚目・複数枚の法人カードを発行すべきか考えながら、以下の内容をご確認ください。

用途や経費によって複数枚を使い分けて、経理業務を効率化できる

法人カードを複数枚持つと、2枚目を用途や経費で使い分け、経理業務を効率化できるのがメリットです。例えば、2枚目・複数枚の法人カードを次のように使い分けるのがおすすめです。

複数枚の法人カードの使い分け例

  • メインカードは全般的な支払いに利用する
  • 2枚目のサブカードを旅費交通費のみに利用する
  • メインカードは代表者専用、サブカードは社員用にする

上記のように、用途ごとに2枚目・複数枚の法人カードを使い分けると、経費精算がしやすくなるでしょう。また、複数枚の法人カードごとに利用明細が発行され、経費の仕訳作業も効率化できるのもメリットです。

2枚目の発行で利用店舗の選択肢が広がる

2枚目・複数枚の法人カードを発行するメリットに、国際ブランドを分散させることで、利用店舗の幅が広がる点があります。

国際ブランドとは、各国で利用可能なクレジットカードのブランドのこと。該当の国際ブランドの加盟店で、クレジットカードでの支払いが可能です。

クレジットカードの主要な国際ブランドは以下の通りです。

主要な国際ブランド

  • Visa
  • Mastercard®︎(マスターカード)
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス(アメックス/AMEX)
  • Diners Club(ダイナースクラブ)

複数枚発行して国際ブランドを分散すると、ある店舗で1枚目の法人カードが利用できない場合も、2枚目のクレジットカードなら利用できることもあります。例えば、JCBは利用できないが、Visaなら利用できるケースがその例です。

1枚しか発行していなければ、その国際ブランドが利用できなければ法人カードでの支払いはできません。様々な店舗でクレジット決済するためにも、複数枚発行するのがおすすめです。

2枚目の法人カードで異なる特典を利用できる(空港ラウンジ、コンシェルジュ、グルメ優待など)

複数枚の法人カードを持つと、2枚目の法人カードの特典を利用できるのもメリットです。選ぶ法人カードによって利用できる特典は異なり、複数枚発行すればそれぞれの法人カードのサービスを利用可能です。

また、法人カードには主に、一般・ゴールド・プラチナの3種類のランクがあります。下記の通り、選ぶランクによっても特典内容は異なります。

ランクごとの主な特典一覧
ランク 代表的な特典の例
一般 ビジネスに役立つ特典や優待サービス
ゴールド 空港ラウンジサービス、グルメ優待など
プラチナ コンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、コース料理無料など

ランクの異なる法人カードを複数枚保有すると、様々な特典を活用できるでしょう。

複数枚のビジネスカードで保険の不足分を補える(海外・国内旅行傷害、ショッピング保険など)

続いて紹介する2枚目・複数枚のビジネスカードを持つメリットは、1枚だけでは保険・補償額が不足する場合、不足分を補える点。

法人カードによっては、海外・国内旅行傷害保険やショッピング保険が付帯します。しかし、補償金額や適用範囲は法人カードにより異なるため、1枚だけでは希望額にならないこともあります。

一方、複数枚の法人カードを発行すれば、旅行傷害保険の補償額を合算して、最大補償額を高められるのがメリットです。

例えば、補償額が1,000万円のビジネスカードと2,000万円のビジネスカードを2枚保有すれば、計3,000万円まで補償されます。(ただし、実際に支払われるのは損害額が上限です。)

2枚とも利用付帯の保険では適用されないので、複数枚発行する場合は保険が自動付帯する法人カードを選びましょう。

法人カードの利用限度額が実質的に増える

2枚目・複数枚の法人カードを持つと、利用限度額が実質的に増えるメリットもおすすめです。

例えば、総利用枠100万円の三井住友ビジネスカードを保有し、2枚目に限度額200万円のアメックスビジネスゴールドを発行した場合、最大で300万円まで利用できます

1枚目の法人カードの利用限度額では足りないなら、2枚目・複数枚のビジネスカードを持ち不足分を補いましょう。

2枚目があれば盗難・紛失などのトラブルに備えやすい

2枚目・複数枚の法人カードを持つと、盗難・紛失などのトラブルに備えられるメリットもおすすめです。

もし法人カードを1枚しか保有していないなら、そのカードを紛失した際はクレジットカード決済ができません。もちろん、盗難や紛失が生じた際、カード会社が新たな法人カードを発行してくれますが、カードが届くまでクレジット決済ができなくなります。

一方、2枚目・複数枚の法人カードを発行すれば、盗難や紛失などのトラブルが発生しても、サブカードで決済が可能

支払いが滞ると、ビジネス上で不利に働く可能性があるので、2枚目・複数枚の法人カードを持つのがおすすめです。

複数枚作ったら追加カードやETCカードを増やせる

次に紹介する法人カードを複数枚発行するメリットは、追加カードやETCカードを増やせることです。

法人カードによっては、追加カードやETCカードの発行枚数に上限があるカードもあります。例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、追加カード9枚まで、ETCカード5枚までしか発行できません。

もし追加カードやETCカードの上限まで利用していても、複数枚の法人カードを保有すれば、さらにカードの発行が可能になります。

追加カードやETCカードの上限まで利用中の経営者・個人事業主は、複数枚の法人カードを発行しましょう。

電子マネーの選択肢が増える(QUICPay、iD、Apple Payなど)

2枚目・複数枚の法人カードを持つと、利用できる電子マネーを使い分けられるのもメリットです。法人カードで利用可能な、主な電子マネーは下記の通り。

法人カードで利用可能な主な電子マネー

  • QUICPay
  • iD
  • Apple Pay
  • Google Pay

法人カードよりも手軽に支払いたい経営者・個人事業主は、2枚目・複数枚のビジネスカードが対応する電子マネーを確認しましょう。

複数枚の法人カードを使い分けるデメリット・注意点の情報を確認

複数枚の法人カードを使い分けるデメリット・注意点の情報を確認

2枚目・複数枚の法人カードを使い分ける際の、下記のデメリット・注意点を解説します。


2枚目・複数枚の法人カードを発行して後悔しないためにも、以下のデメリット・注意点の情報を確認しましょう。

法人カードの発行枚数が増え、不正利用や盗難・紛失に気づきにくくなる

2枚目・複数枚の法人カードを持つと、その分不正利用や盗難・紛失に一層の注意が必要です。

例えば、財布に複数枚のクレジットカードが入っていると、1枚の法人カードを紛失しても気づけない可能性があります。

また、2枚目・複数枚の法人カードを発行し、利用明細が増えると、各カードでの支払いの確認が疎かになり、不正利用に気づきにくい点にも注意しましょう。

もちろん、法人カードの不正利用にはカード会社の補償があるものの、2枚目・複数枚の法人カードを持つ際は、より一層注意を払うのがおすすめです。

複数枚保有すると年会費の支払いが増えることもある

複数枚の法人カードを持つことで、年会費の支払いが増える場合があることに注意しましょう。

2枚目の法人カードに年会費がかかるカードを選べば、複数枚分の年会費の支払いが必要です。

しかし、法人カードを複数枚発行すれば、ビジネスに役立つサービスや特典を枚数分利用できるなどのメリットもあります。複数枚の法人カードを発行するコストとメリットを考慮して検討するのがおすすめです。

さらに、年会費の支払いは経費計上が可能です。一時的な支払いは必要ですが、確定申告の際にメリットがあるでしょう。

複数枚の法人カードの年会費が気になるなら、三井住友カード ビジネスオーナーズなどの年会費無料の法人カードを選ぶのがおすすめです。なお、下記記事ではおすすめの年会費無料の法人カードを多数比較しましたので、年会費を下げたい方は参考にしてください。

年会費無料のおすすめ
法人クレジットカード比較記事を見る


2枚目・複数枚のビジネスカードにポイントが分散して貯まりにくくなる(有効期限も注意)

続いて紹介する2枚目・複数枚のビジネスカードを持つデメリットは、ポイントが分散して貯まりにくくなる点です。同じカード会社の法人カードならポイントを合算できる場合がありますが、別のカード会社のビジネスカードを複数枚持つと、別々にポイントが貯まります。

法人カードのポイントが分散すると、交換に必要なポイントを貯めるのに時間がかかります。また、ポイントには有効期限があるので、失効にも注意する必要があります。

これらのデメリットに対処するには、法人カードを複数枚発行するなら、ポイントの有効期限が長いカードを選ぶのがおすすめ。例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、永久不滅ポイントと呼ばれる有効期限のないポイントが貯まります。

2枚目・複数枚の支払い金額の管理方法が煩雑になる

2枚目・複数枚の法人カードを持つと、使い方によっては支払い金額の管理が煩雑になるのもデメリットです。

用途に応じて複数枚の法人カードを使い分ければ、経費処理の効率化につながります。しかし、ルールを定めず複数枚の法人カードで支払いすると、利用明細が増えて管理しにくくなる可能性があります。

このデメリットへのおすすめの対策は、複数枚の法人カードごとに用途を限定すること。用途の限定が難しいなら、法人カードと会計ソフトを連動させて、自動で仕訳するのも良いでしょう。

複数枚の多重申し込みは法人カードの入会審査に悪影響を及ぼす場合がある点に注意が必要

2枚目・複数枚の法人カードを作る際は、多重申し込みに注意が必要です。

短期間で複数枚のクレジットカードやカードローンへ申し込む多重申し込みは、法人カードの入会審査で不利になる可能性があります。複数枚のクレジットカードに申し込むことで、お金に困っていると判断される可能性があるためです。

上記のように判断されると、法人カードの審査に通らない可能性があるため、短期間での申し込みは2〜3件に留めるのがおすすめです。

なお、短期間とは一般的に、個人信用情報機関に申し込み履歴が保管される6ヶ月間が目安です。最終的に判断するのはカード会社のため、問題にならないケースもありますが、審査で不利になる要素は少ないに越したことはないでしょう。

2枚目以降のビジネスカードのおすすめの選び方を徹底解説

2枚目のビジネスカードのおすすめの選び方を紹介

2枚目・複数枚のビジネスカードを作る際の、おすすめの選び方を徹底解説します。


2枚目・複数枚の法人カードとして、どのカードを選ぼうか迷う方は、ぜひ参考にしてください。

1枚目とは異なるカード会社を選ぶ!ビジネスカードの限度額の合算を防ぐため

2枚目・複数枚の法人カードを作る際は、1枚目とは異なるカード会社を選ぶのがおすすめ。なぜなら、同じカード会社で複数枚のビジネスカードを持つと、利用限度額が合算される可能性があるためです。

例えば、アメリカン・エキスプレスで2枚の法人カードを発行すると、複数枚の利用限度額が「全カードで300万円まで」のように合算される可能性があります。利用限度額を実質的に増やせるのが法人カードを複数枚発行するメリットのひとつなので、2枚目は別のカード会社から選ぶのがおすすめです。

また一部には、同一カード会社の個人向けクレジットカードと限度額が合算される法人カードもあります。

個人向けクレジットカードと限度額が合算される法人カード例

  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • JCB CARD Biz
  • 楽天ビジネスカード

法人カードと個人向けクレジットカードで利用限度額を使い分けたい人は、利用可能枠が合算されない券種を選びましょう。

1枚目とは異なる国際ブランドを選ぶ!ビジネスカードで支払い可能な店舗を増やすため

2枚目・複数枚の法人カードを作るなら、1枚目とは異なる国際ブランドを選ぶのがおすすめです。

店舗によって決済可能な国際ブランドは異なります。国際ブランドの異なる複数枚の法人カードを発行すれば、クレジットカードで支払いできる店舗が増やせます

特に利用できる店舗が多い国際ブランドは、VisaとMastercard®︎です。2枚目・複数枚の法人カードを発行するなら、1枚はVisaかMastercard®︎を保有しましょう。

また、国内での利用がメインなら、日本発祥の国際ブランドであるJCBの法人カードもおすすめです。

特典・付帯サービスが充実した法人カードを選ぶ!2枚目を作るならゴールドやプラチナもおすすめ

2枚目・複数枚の法人カードは、特典・付帯サービスが充実した法人カードを選ぶのもおすすめです。法人カードによって利用できる特典は異なるので、2枚目・複数枚を持つなら1枚目にはないサービスを利用できるとメリットを感じられるでしょう。

2枚目・複数枚の法人カードで特におすすめなのは、ランクの高い法人ゴールドカードや法人プラチナカードです。ゴールドカードやプラチナカードは、一般カードと比較して優待特典や付帯サービスが充実している傾向にあります。

複数枚の法人カードを発行する際は、1枚目のカードで利用できないサービスや不満点を確認し、それらを利用できるものを選びましょう。

2023年12月最新!2枚目におすすめの法人カード6選を紹介

2枚目におすすめの法人カード3選を紹介

前章では、2枚目・複数枚の法人カードを選ぶ際におすすめの選び方を解説しました。

本章では、2枚目におすすめの法人カード6選を紹介するので、選び方で紹介した項目を参考にしつつ比較しましょう。2枚目・複数枚の法人カードを作るなら、次の6枚がおすすめです。

複数枚発行におすすめの法人カード


各おすすめ法人カードのメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ検討してください。

三井住友カード ビジネスオーナーズ|2枚持ち特典でETCや特定加盟店の還元率が最大1.5%でおすすめ

複数枚発行におすすめの
クレジットカードの基本情報
カード名 三井住友カード
ビジネスオーナーズ
カード
デザイン
三井住友カード ビジネスオーナーズ
年会費 永年無料
追加
法人カード
年会費
永年無料
追加
法人カード
発行可能枚数
19枚
ポイント
還元率
0.5%
ポイント
種類
Vポイント
マイル
還元率
ANAマイル 0.3%
国際
ブランド
Visa・Mastercard®︎
ETCカード
年会費
無料
※初年度無料
※前年度に一度もETCカードの利用がない場合550円(税込)
ETCカード
発行可能枚数
20枚
※カード1枚ごとに1枚発行可能
連携できる
会計ソフト
公式サイトでの明記なし
総利用枠 ※~500万円
※所定の審査あり
発行
スピード
約1週間
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険
最高2,000万円
※利用付帯
ショッピング保険
電子マネー ・Visaのタッチ決済
・Mastercard®タッチ決済
・iD(専用)
・Apple Pay
・Google Pay™
・PiTaPa
利用できる
支払い方法
1回払い・2回払い・分割払い
リボ払い・ボーナス一括払い
必要書類 個人の本人確認書類
※個人事業主がキャッシング申し込み時は年収証明書が必要
入会条件 満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方
※出典:三井住友カード ビジネスオーナーズ公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。

三井住友カード ビジネスオーナーズのメリット

  • 本会員も追加カード会員も年会費は永年無料
  • 条件達成でETCカードや特定加盟店のポイント還元率が最大1.5%(※)
  • 追加カード、ETCカードも複数枚発行可能

三井住友カード ビジネスオーナーズのデメリット

  • 国内旅行傷害保険が付帯しない
  • ETCカードを複数枚発行するならその分の追加カードを発行する必要がある

2枚目・複数枚の法人カードを持つなら、三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめです。三井住友カード ビジネスオーナーズのおすすめポイントは、本会員も追加カード会員も年会費永年無料の点。

複数枚発行により年会費の支払いが増えることを懸念する人には、三井住友カード ビジネスオーナーズは特におすすめの法人カードです。

また、三井住友カードの対象個人向けクレジットカードと2枚持ちすると、三井住友カード ビジネスオーナーズで対象サービスを利用した際、ポイント還元率が最大1.5%(※)になる特典もおすすめ。ETCカード利用分や特定加盟店のほか、航空券の支払いなどがポイント還元率アップの対象です。
※一部ポイント加算の対象外店舗あり。表示の還元率にならない場合あり。

追加カードやETCカードも年会費無料で複数枚発行可能な三井住友カード ビジネスオーナーズ。2023年10月1日〜2023年12月31日までの期間限定で最大13,000ポイントもらえる新規入会キャンペーンも実施中なので、2枚目の法人カードとして三井住友カード ビジネスオーナーズを検討される方は、下記より公式サイトを確認しましょう。

\決算書・登記簿謄本等は不要!/
三井住友カード ビジネスオーナーズ
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

三井住友カード ビジネスオーナーズをより詳細に知りたい方は、別記事「三井住友カード ビジネスオーナーズの評判は?メリットやキャンペーン情報も紹介」の確認もおすすめです。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|アメックスの法人カードを無料で使いたい人におすすめ

おすすめクレジットカードの基本情報
カード名 セゾンコバルト
ビジネスアメックス
カード
デザイン
セゾンコバルトビジネスアメックス
年会費 永年無料
追加
法人カード
年会費
無料
追加
法人カード
発行可能枚数
9枚
ポイント
還元率
0.5%
ポイント
種類
永久不滅ポイント
マイル
還元率
ANAマイル 0.3%
JALマイル 0.25%
国際
ブランド
American Express
ETCカード
年会費
無料
ETCカード
発行可能枚数
5枚
連携できる
会計ソフト
公式サイトでの明記なし
利用限度額 個別に決定
発行
スピード
最短3営業日
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険
ショッピング保険
電子マネー ・セゾンのタッチ決済
QUICPay
iD
・Apple Pay
・Google Pay
利用できる
支払い方法
1回払い・2回払い・
リボ払い・ボーナス払い(一括・2回)
必要書類 個人の本人確認書類
※法人口座の場合は口座振替依頼書が必要
入会条件 個人事業主、経営者(高校生を除く)
※出典:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット

  • アメックスの国際ブランドが選べる永年年会費無料の法人カード
  • 限度額一律上限なし
  • ビジネスサポートサービスが豊富

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

  • ポイント還元率が0.5%と平均的
  • 国内・海外旅行傷害保険・ショッピング保険の付帯がない


セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、国際ブランドがアメックスのビジネスカードで唯一年会費無料のカード。複数枚の法人カードとして、国際ブランドがアメリカン・エキスプレスのカードを発行したい方におすすめ。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、限度額に一律上限が無い点も特徴のひとつ。審査の結果次第では、高い限度額が設定される可能性もあるため、現在保有している法人カードの限度額に不満がある方にもおすすめです。

また、年会費無料のセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、豊富なビジネスサポートサービスが利用できます

ビジネス向けサービスの例

  • 対象サービス利用時のポイント還元率が2.0%
  • エックスサーバー優待
  • かんたんクラウド優待
  • ビジネス・アドバンテージ

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを保有すれば、年会費無料で上記サービスが利用可能。アメックス法人カードを持っていない方なら、恩恵を受けられるでしょう。

さらに、新規入会・利用で、永久不滅ポイントを最大8,000円相当プレゼントされるキャンペーンも実施中なので、申し込みを検討中の方は以下より公式サイトを確認しましょう。

\登記簿謄本・決算書は不要!/
セゾンコバルトビジネスアメックス
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細を知りたい方は、別記事「セゾンコバルトビジネスアメックスの評判は?メリットや審査情報を紹介」の確認もおすすめです。

JCB一般法人カード|年会費無料のETCカードを複数枚発行できておすすめ

複数枚発行におすすめの
クレジットカードの基本情報
カード名 JCB一般法人カード
カード
デザイン
JCB一般法人カード
年会費 オンライン入会で初年度無料
通常1,375円
追加
法人カード
年会費
1,375円
追加
法人カード
発行可能枚数
複数枚
ポイント
還元率
0.5%
ポイント
種類
Oki Dokiポイント
マイル
還元率
国際
ブランド
JCB
ETCカード
年会費
無料
ETCカード
発行可能枚数
複数枚
連携できる
会計ソフト
弥生会計
freee会計
ソリマチ
利用限度額 個別に設定
発行
スピード
必要書類がJCBに到着後、約1週間で契約確認書類の発送
申込者が契約確認書類を受領後、約1週間でカード発送
国内旅行
傷害保険
最高3,000万円
※利用付帯
海外旅行
傷害保険
最高3,000万円
※利用付帯
ショッピング保険 100万円(海外のみ)
電子マネー ・JCBのタッチ決済
・QUICPay
利用できる
支払い方法
1回払い・2回払い
必要書類 ・法人の本人確認書類※個人事業主は不要
・法人の代表者の本人確認書類1点、個人事業主の本人確認書類2点
入会条件 18歳以上の法人代表者または個人事業主
※出典:JCB一般法人カード公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。

JCB一般法人カードのメリット

  • 年会費無料のETCカードを複数枚発行できる
  • 年間支払い金額が多いほどポイント還元率がアップ
  • 空港ラウンジやゴルフ優待のある法人ゴールドカードもおすすめ

JCB一般法人カードのデメリット

  • 本カード、追加カードともに1,375円の年会費が必要
  • ポイントをマイルに交換できない

2枚目・複数枚のビジネスカードを作るなら、JCB一般法人カードもおすすめです。国際ブランドはJCBであり、日本国内の支払いに便利です。

JCB一般法人カード自体には1,375円(税込)の年会費がかかりますが、法人カード1枚あれば年会費無料のETCカードを複数枚発行可能。複数の社用車があり、ETCカードも複数枚必要な会社におすすめです。

また、JCB一般法人カードには、年間の支払い金額に応じてポイント還元率がアップするサービスがあります。多く支払いする人ほど、ポイント還元でお得になるのもJCB一般法人カードのおすすめポイントです。

なお、JCB一般法人カードには、空港ラウンジサービスやゴルフ優待などの特典が利用できる法人ゴールドカードもあります。(以下画像)

JCBゴールド法人カード

11,000円の年会費が必要ですが、複数枚の法人カードを発行し様々な特典を利用したい人には、JCBゴールド法人カードがおすすめです。

JCB法人カードは一般・ゴールドともに、以下より申し込みできます。2枚目の法人カードにJCB法人カードを検討中の経営者・個人事業主は、公式サイトをご覧ください。

\ETCカードの複数枚発行にもおすすめ!/
JCB法人カード
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

JCB一般法人カード、JCBゴールド法人カードをより詳細に知りたい方は、別記事「JCB一般法人カードのメリットを解説!ポイントアップ制度やビジネスサービスも紹介」や「JCBゴールド法人カードの特徴やメリット・デメリットを解説」の確認もおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|年会費が比較的リーズナブルなおすすめ法人プラチナカード

複数枚発行におすすめの
クレジットカードの基本情報
カード名 セゾンプラチナ
ビジネスアメックスカード
カード
デザイン
セゾンプラチナビジネスアメックス
年会費 初年度無料※1
2年目以降22,000円
追加
法人カード
年会費
3,300円
追加
法人カード
発行可能枚数
9枚
ポイント
還元率
0.5%
ポイント
種類
永久不滅ポイント
マイル
還元率
ANAマイル 0.3%
JALマイル 1.125%
国際
ブランド
American Express
ETCカード
年会費
無料
ETCカード
発行可能枚数
5枚
連携できる
会計ソフト
公式サイトでの明記なし
利用限度額 審査により個別に決定
発行
スピード
最短3営業日
国内旅行
傷害保険
最高5,000万円
※自動付帯
海外旅行
傷害保険
最高1億円
※利用付帯
ショッピング保険 300万円
利用できる
支払い方法
1回払い・2回払い・
リボ払い・ボーナス払い(一括・2回)
電子マネー ・セゾンのタッチ決済
・QUICPay
・iD
・Apple Pay
・Google Pay
必要書類 ・個人の本人確認書類
※法人口座の場合は口座振替依頼書が必要
入会条件 法人代表者・個人事業主・会社員
※出典:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。
※1 予告なく終了する場合あり。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードのメリット

  • プラチナ限定の優待特典・付帯サービスが複数あり
  • 有効期限が無期限の永久不滅ポイントが貯まる
  • 22,000円の年会費が初年度無料※予告なく終了する場合あり

セゾンプラチナビジネスアメックスカードのデメリット

  • 法人プラチナカードの中でも国内旅行傷害保険額が低い
  • 追加カードは3,300円の年会費がかかる

2枚目・複数枚の法人カードを持つなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナビジネスアメックスカード)もおすすめ。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、クレディセゾンが発行する法人プラチナカードで、年会費22,000円で複数の優待特典・付帯サービスが利用できるのがメリットです。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特典例

  • プラチナ限定コンシェルジュサービス
  • プライオリティ・パス無料利用
  • ホテルやグルメなどの特典を集めたオントレ entrée

上記のように複数の特典が利用可能なので、アメリカン・エキスプレスの法人カードや法人プラチナカードを保有していない方には、セゾンプラチナビジネスアメックスカードがおすすめです。

また、セゾンプラチナビジネスアメックスカードでは、追加カードやETCカードも複数枚発行可能。2枚目・複数枚の法人カードにセゾンプラチナビジネスアメックスカードを選びたい人は、以下より公式サイトを確認しましょう。

\初年度年会費無料!/
セゾンプラチナビジネスアメックスカード
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

セゾンプラチナビジネスアメックスカードをより詳細に知りたい方は、別記事「セゾンプラチナビジネスアメックスはコスパ最強?メリットや特典内容を紹介」の確認もおすすめです。

楽天ビジネスカード|ポイント還元率が最大5.0%のおすすめ法人カード

複数枚発行におすすめの
クレジットカードの基本情報
カード名 楽天ビジネスカード
カード
デザイン
楽天ビジネスカード
年会費 2,200円
追加
法人カード
年会費
追加
法人カード
発行可能枚数
ポイント
還元率
1.0%
ポイント
種類
楽天ポイント
マイル
還元率
ANAマイル 0.5%
国際
ブランド
Visa
ETCカード
年会費
無料
※2枚目以降550円
ETCカード
発行可能枚数
複数枚
連携できる
会計ソフト
公式サイトでの明記なし
利用限度額 ~300万円
発行
スピード
楽天カードに必要書類が到着後
約2週間で手元に到着
国内旅行
傷害保険
最高5,000万円
※自動付帯
※楽天プレミアムカードの特典
海外旅行
傷害保険
最高5,000万円
※一部自動付帯
※楽天プレミアムカードの特典
ショッピング保険 300万円まで
※楽天プレミアムカードの特典
電子マネー ・楽天カードのタッチ決済
・Apple Pay
・Google Pay
利用できる
支払い方法
1回払い
必要書類 ・預金口座振替依頼書
※法人の場合以下2点も必要
・法人名義預金口座からの支払い同意書
・登記事項証明書
入会条件 20歳以上で安定した収入のある法人代表者、及び個人事業主
※出典:楽天ビジネスカード公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。

楽天ビジネスカードのメリット

  • 基本ポイント還元率1.0%かつ最大還元率5.0%
  • 楽天プレミアムカードの特典が利用できる
  • ETCカードが年会費無料で発行できる

楽天ビジネスカードのデメリット

  • 年会費11,000円の楽天プレミアムカードを発行しなければ保有できない
  • 2枚目以降のETCカードには550円の年会費が必要
  • 追加カードは発行できない

続いて紹介する2枚目・複数枚の発行におすすめの法人カードは、楽天ビジネスカードです。楽天ビジネスカードは、楽天ユーザーの方におすすめの法人カードです。

楽天ビジネスカードの特徴、基本ポイント還元率が1.0%である点。法人カードのポイント還元率平均値は0.5%なので、楽天ビジネスカードのポイント還元率は比較的高いといえるでしょう。また、楽天市場の利用などでポイント還元率は最大5.0%まで上がるため、特に楽天ユーザーの方におすすめのビジネスカードです。

ただし、楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの発行が必要なことは注意しましょう。また、楽天プレミアムカードは、11,000円(税込)の年会費が必要なので、年会費を安くしたい方にはおすすめできません。

一方で、楽天プレミアムカードに付帯するコンシェルジュサービスなどのサービスが利用可能。法人カードを複数枚発行して特典内容を重視する方には、おすすめできるビジネスカードです。

そんな楽天ビジネスカードでは、2,000ポイントプレゼントされる新規入会キャンペーンが実施中。楽天ビジネスカードをお得に発行できるチャンスなので、この機会に申し込みください。

\楽天ユーザーにおすすめ!/
楽天ビジネスカード
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

楽天ビジネスカードをより詳細に知りたい方は、別記事「楽天ビジネスカードのメリット・デメリットは?口コミ・評判から審査情報も紹介」の確認もおすすめです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード|メタルカードを発行できるおすすめ法人ゴールドカード

複数枚発行におすすめの
クレジットカードの基本情報
カード名 アメックスビジネスゴールドカード
カード
デザイン
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 36,300円
追加
法人カード
年会費
13,200円
追加
法人カード
発行可能枚数
複数枚
ポイント
還元率
0.5%〜1%(※1)
ポイント
種類
メンバーシップ・リワード
マイル
還元率
ANAマイル 0.5%~1.0%(※1)
JALマイル 0.33%~0.4%(※1)
国際
ブランド
American Express
ETCカード
年会費
無料
新規発行手数料:無料
ETCカード
発行可能枚数
20枚
連携できる
会計ソフト
freee会計
弥生会計
利用限度額 個別に決定
発行
スピード
約5週間で手元に到着
国内旅行
傷害保険
最高5,000万円
※利用付帯
海外旅行
傷害保険
最高1億円
※利用付帯
ショッピング保険 500万円まで
電子マネー ・アメックスのタッチ決済
・Apple Pay
利用できる
支払い方法
1回払い・
ペイフレックス あとリボ®
for Business
必要書類 個人の本人確認書類
入会条件 20歳以上の法人代表者または個人事業主
※出典:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード公式サイト
※上記の法人カード情報は、2023年12月の情報です。
※1 最高値はメンバーシップ・リワード・プラス加入時。

アメックスビジネスゴールドカードのメリット

  • ステータスが高いアメックスのゴールドプロパーカード
  • ANAマイルの還元率が最大1.0%
  • 本カードと合わせてメタルカードを2枚持ちできる
  • 最大190,000ポイントがもらえるキャンペーン実施中

アメックスビジネスゴールドカードのデメリット

  • 36,300円の年会費が必要
  • 追加カードは13,200円の年会費がかかる
  • ETCカードは20枚のみ発行可能

最後に紹介する2枚目・複数枚におすすめの法人カードは、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード(以下、アメックスビジネスゴールドカード)。

アメックスビジネスゴールドカードは、アメリカン・エキスプレスが発行する法人向けゴールドプロパーカードです。

アメリカン・エキスプレスといえば、ステータスが高いことで知られる国際ブランド。第三者機関が200人の法人カード利用者を対象にした調査でも、アメックスのプロパーカードが最もステータス性を感じると答えた方は54.2%にのぼりました。また、アメリカン・エキスプレスの提携カードと答えた方は4.2%なので、アメリカン・エキスプレスの提携カードよりプロパーカードが、ステータスが高いと認識されています。

そんなプロパーカードの中でもゴールドランクのアメックスビジネスゴールドカード。優待特典や付帯サービスも充実しているため、法人カードの特典内容を重視したい経営者・個人事業主におすすめです。

また、本カードだけではなく、追加カードも1枚までメタルカードを発行可能。メタルカードを複数枚発行できるアメックスビジネスゴールドカードは、ステータス性を重視する経営者・個人事業主にもおすすめなので、2枚目・複数枚の法人カード発行を検討中の方はぜひ公式サイトをご覧ください。

\最大190,000ポイントがもらえる!/
アメックスビジネスゴールドカード
申し込みは公式サイトへ


 

詳細記事を見る

アメックスビジネスゴールドカードをより詳細に知りたい方は、別記事「アメックスビジネスゴールドの特典やメリットからキャンペーン情報まで解説」の確認もおすすめです。

以上、2枚目・複数枚の発行におすすめの法人カード6選でした。以下では、上記のおすすめ法人カードも含め、複数枚の法人カードを発行する際におすすめの組み合わせを紹介します。

複数枚のビジネスカードを使い分ける組み合わせのパターン例

複数枚のビジネスカードを使い分ける組み合わせのパターン例

2枚目・複数枚のビジネスカードを使い分ける際の、おすすめの組み合わせを解説します。


あなたが持つ法人カードと比較しながら、2枚目・複数枚の法人カードの組み合わせを検討してください。

三井住友カードとJCBカードの組み合わせ

複数枚の法人カードを使い分けるなら、三井住友カードとJCBカードの法人カードの組み合わせがおすすめです。

三井住友カードとJCBカードの組み合わせで複数枚の法人カードを持つと、カード会社ごとの異なる特典やサービスが利用可能。利用限度額も合算されないので、複数枚の法人カードを発行して利用枠を増やしたい方にもおすすめの組み合わせです。

特におすすめなのは、三井住友カード ビジネスオーナーズJCB一般法人カードの2枚です。どちらも日本国内で利用者の多い法人カードで、第三者機関による調査でも、最も保有者の多い法人カードだと判明しました。

現在保有している法人カードは?というアンケート調査に対する回答結果

Visaとアメリカン・エキスプレスの法人カードの組み合わせ

2枚目・複数枚の法人カードを使い分けるなら、国際ブランドはVisaとアメリカン・エキスプレスを組み合わせるのもおすすめです。

Visaブランドは、支払いできる加盟店が他の国際ブランドと比較して多い傾向にあります。Visaブランドの法人カードを1枚持てば、国内・海外問わず、多くの場所でクレジットカード決済ができるでしょう。

アメリカン・エキスプレスは、決済可能な加盟店はVisaより少ないものの、法人カードに付帯する特典やサービスが多い傾向にあります。また、第三者機関による調査でも、アメリカン・エキスプレスはステータス性の高い国際ブランドと認識されています。

複数枚の法人カードを発行し、Visaとアメリカン・エキスプレスを使い分ければ、利用店舗、特典、ステータスのいいとこ取りができるでしょう。

一般カードとプラチナカードの法人カードの組み合わせ

2枚目・複数枚の法人カードを使い分けるなら、一般カードとプラチナカードの法人カードの組み合わせもおすすめです。

一般ランクの法人カードは、一般カードは法人ゴールドカードや法人プラチナカードと比べて年会費は安い一方で、基本的なビジネス優待のみが付帯するのが一般的。

一方、法人プラチナカードは数万円程度の年会費が必要ですが、その分一般ランクの法人カードと比較して多彩な特典が用意されています。例えば、コンシェルジュサービスやコース料理が無料になる特典などがあります。

複数枚の法人カードを発行し、様々な特典を利用したい方は、一般カードとプラチナカードの法人カードの組み合わせを検討しましょう。

プロパーカードと提携カードの組み合わせ

法人カードを複数枚持つなら、プロパーカードと提携カードを組み合わせて利用する方法もおすすめです。

プロパーカードは、カード会社が発行するカードのこと。プロパーカードはカード会社自体が倒産しない限り、サービス終了の可能性が低い点やステータス性の高さがメリットです。

一方、提携カードは発行会社が他社と提携して発行したカードで、提携先独自の特典を利用できるのがメリットです。特定店舗でのポイント還元率アップや、対象サービスの優待など、そのサービス内容は様々です。

なお、当記事で紹介した法人カードのうち、プロパーカードはJCB一般法人カードアメックスビジネスゴールドカードの2枚です。

法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードの違い

法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードの違い

前章までは、法人カードの複数枚発行について解説しました。しかし、多くの法人カードでは、社員用・従業員用に追加カードを複数枚発行できます。

追加カードとは、社員・従業員用に発行する法人カードのこと。追加カードでの利用分は本会員の支払い分に集約され、指定口座からまとめて引き落とされます。

では、法人カードの複数枚発行と、保有する法人カードで追加カードを発行するのと、その違いは何でしょうか。

以下では、法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違いを解説します。

審査|追加カードは審査不要

法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違い1つ目は、発行の際の審査の有無です。

法人カードを複数枚発行する場合、それぞれ審査を受ける必要があります。カード会社ごとに審査基準は異なるので、ある法人カードを発行できたからと言って別の法人カードの審査に通るとは限りません。

一方、法人カードの追加カードを発行する場合、一般的に発行時に入会審査は必要ありません。支払い責任を追うのは本会員および法人のため、社員の個人信用情報に関係なく発行できます。

ただし、追加カード会員が自ら支払い責務を負うコーポレートカードの場合、社員も入会審査を受ける必要があります。

限度額|追加カードは原則本カードと合算

限度額の扱いも、法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違いの一つです。

法人カードの複数枚発行の場合、それぞれのカードに個別の利用限度額が設定されます。そのため、1枚目の限度額で不足する場合、2枚目の法人カードを利用すれば支払いが滞る心配はありません

一方、従業員用追加カードの利用限度額は、原則として本カードに合算されます。例えば、本カードの利用限度額が300万円なら、追加カードの支払い分も含めて300万円まで利用可能です。

あなたの利用予定額に応じて、法人カードを複数枚発行するか、従業員用追加カードを発行するか検討しましょう。

国際ブランド|追加カードは本カードと同じブランド

次に紹介する法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違いは、国際ブランドです。

法人カードの複数枚発行の場合、各カードごとに国際ブランドを選択できます。そのため、2枚目の法人カードは別の国際ブランドを選べば、クレジットカード払いできる店舗の幅が広がる点がメリットです。

一方、従業員用追加カードでは、原則として本カードと同じ国際ブランドの法人カードが発行されます。例えば、本カードがVISAなら、追加カードもVISAとなります。

国際ブランドが同じだと、法人カードを利用できる店舗が広がることはありません。異なる国際ブランドのカードを保有したいなら、法人カードを複数枚発行するのがおすすめです。

優待特典・付帯サービス|追加カード会員も本カード会員の範囲内で適応される場合も

優待特典や付帯サービスも、法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違いの一つ。

法人カードを複数枚発行する場合、2枚目のカードに付帯するサービスや特典も全て利用できるようになります。

しかし、追加カードを発行する場合、特典やサービスが増えることはありません。追加カード会員も適用対象の法人カードもありますが、あくまでも本カードの特典の範囲内に限られます。

法人カードの特典やサービスを増やしたいなら、複数枚・2枚目の法人カードを発行するのがおすすめです。

以上、法人カードの複数枚発行と従業員用追加カードとの違いを解説しました。

なお、当記事で紹介した複数枚発行におすすめの法人カードのうち、追加カードの発行におすすめなのは三井住友カード ビジネスオーナーズです。

追加カードを19枚まで発行できる上、本カード・追加カードの年会費も永年無料。追加カードの発行を検討中の経営者・個人事業主には、三井住友カード ビジネスオーナーズをおすすめします。

まとめ:2枚目のビジネス向けクレジットカードを持つとより便利でおすすめ

まとめ:2枚目のビジネス向けクレジットカードを持つとより便利でおすすめ

当記事では、複数枚の法人カードを持つメリット・デメリットを解説し、2枚目におすすめのビジネスカードを紹介しました。

法人カードによっては、新規入会キャンペーンが実施中のカードもあるので、公式サイトを確認してから申し込むのがおすすめです。

なお、下記記事では、総合的におすすめの法人カードを紹介中。2枚目におすすめの法人カードをより比較したい人は、下記ページも確認するのがおすすめです。

最強法人カードの比較ランキングを見る
以下では、2枚目・複数枚の法人カードのよくある質問と回答を紹介します。

個人事業主でも法人カードを2枚以上使い分けるのがおすすめ?

法人代表者はもちろん、個人事業主も複数枚の法人カードを使い分けるのはおすすめです。

利用限度額を増やしたい、用途に応じて複数枚の法人カードを使い分けたいなら、2枚目の法人カードを発行しましょう。

なお、個人事業主におすすめ法人カードを下記記事にまとめたので、あわせて参考にしてください。

個人事業主におすすめの
ビジネスカードを見る


1人で2枚目・複数枚の法人カードを所有(使用)しても問題ない?

1人で2枚目・複数枚の法人カードを保有しても、特に問題はありません。

発行枚数に制限はないので、必要な分の法人カードを作るのがおすすめです。

ポイント還元率が高い法人カードを2枚目に選んで入会するのはおすすめ?

2枚目に選ぶ法人カードのポイント還元率は、高いに越したことはありません。

しかし、1枚目の法人カードと支払いが分散するため、複数枚発行するならポイントの有効期限が長めのカードを選ぶのがおすすめです。

社員用の追加カード・使用者カードの名義人は誰になる?

社員用に追加カード・使用者カードを発行した場合、名義人は当該社員です。 名義人以外は法人カードを使用できないため、1枚の追加カードを複数名で使い回すことはできません。

複数枚発行におすすめの法人カードを
もう一度見る