当記事では、NTTファイナンスBizカードの特徴やメリット・デメリット、口コミ・評判などを総合的に解説。さらに審査やキャンペーンなども解説します。
最後まで読めば、NTTファイナンスBizカードの特徴を理解し、自社に適した法人向けクレジットカードなのか判断できるでしょう。
目次
レギュラーとゴールドを比較!NTTファイナンスBizカードの基本情報表

まずは、NTTファイナンスBizカードの年会費や限度額がどのようになっているのか、基本スペックを紹介します。
NTTファイナンスBizカードにはレギュラーとゴールドという2つのランクがあります。両者の違いを比較しながら、一覧表をチェックしましょう。
カード名 | NTTファイナンスBizカード レギュラー | NTTファイナンスBizカード ゴールド |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 無料 | 11,000円 |
追加カード 年会費 |
無料 | 2,200円 |
ETCカード 年会費 |
550円 | 無料 |
ポイント 還元率 |
1% | |
ポイント名称 | NTTポイント | |
ポイント交換 賞品の例 |
キャッシュバック、提携ポイント移行、Amazonギフトカード、他 | |
国際ブランド | Visa | |
限度額 | 40万円/60万円/80万円 | 100万円/150万円/200万円 |
タッチ決済 | Visaのタッチ決済 | |
海外旅行 傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
国内旅行 傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) |
ショッピング 保険 |
年間100万円まで(海外・国内) | 年間300万円まで(海外・国内) |
移行可能 マイル |
ANA | |
申し込み基準 | 法人代表者(20歳以上) |
※上記は2023年6月の情報です。
NTTファイナンスBizカードのメリット
- レギュラーは追加カードも含めて年会費が永年無料
- 基本ポイント還元率は1%と比較的高い
- レギュラー/ゴールドともに海外・国内の旅行傷害保険が付帯
- カード払い取次サービスでNTTの支払いをまとめられる
- NTTファイナンスBizカードのWeb明細は一部編集可能
NTTファイナンスBizカードのデメリット
- 賞品交換の最低ポイントが比較的高め
- レギュラー会員はETCカード年会費が550円(税込)/1枚
申し込みは公式サイトへ
NTTファイナンスBizカードの特徴とメリット、おすすめポイントを解説

NTTファイナンスBizカードの特徴とメリット、おすすめポイントを解説すると以下です。
NTTファイナンスBizカードのメリット
NTTファイナンスBizカードの各メリットを詳しく解説します。
NTTファイナンスBizカード レギュラーは追加カードも含めて永年年会費無料
NTTファイナンスBizカード レギュラーは、年会費が永年無料の法人向けクレジットカードです。年会費無料の法人向けクレジットカードを選びたい人におすすめです。またNTTファイナンスBizカード レギュラーは、本会員だけでなく追加カード会員の年会費も永年無料となっています。従業員用に年会費無料の追加カードを発行したい人にもおすすめです。
なお、当サイトでは年会費無料のおすすめ法人カード12枚を比較している記事もあります。年会費無料の法人カードで比較して自分にあったものを選びたい方は、「年会費無料の法人カードおすすめ12選!有料カードとの違いも比較」をご覧ください。
基本ポイント還元率は1%と比較的高い
NTTファイナンスBizカードの基本ポイント還元率は1%です。法人向けクレジットカードの平均的なポイント還元率は0.5%程度のため、比較的高いメリットがあります。NTTファイナンスBizカードの支払い1,000円ごとに10ポイントが貯まり、1pt=1円の価値(賞品により異なる)で利用可能です。ポイント有効期限は2年間のため、失効しないよう注意しましょう。
NTTファイナンスBizカード レギュラー/ゴールドともに海外・国内の旅行傷害保険が付帯
NTTファイナンスBizカードは、レギュラーにもゴールドにも、海外・国内の旅行傷害保険が付帯しています。特にレギュラーカードの場合、年会費無料でありながら旅行傷害保険を適用できる点は、他の法人向けクレジットカードと比較したメリットです。
カード払い取次サービスでNTTの支払いをまとめられる
NTTファイナンスBizカードの会員は、カード払い取次サービスを利用できます。カード払い取次サービスを利用すると、NTTグループの支払いをNTTファイナンスBizカードに一元化でき、効率化に役立つ可能性があります。
NTTファイナンスBizカードのWEB明細は一部編集可能
NTTファイナンスBizカードは、インターネット会員サイトのMyLink内のWEB明細を、一部編集可能です。WEB明細の編集機能では、経費の費目や簡単なメモ書きなどを入力できます。編集したWEB明細はPDFやCSVで保存ができ、経理業務の効率化に役立つ可能性があります。
NTTファイナンスBizカードのデメリットと注意点

ポイント還元率が比較的高いNTTファイナンスBizカードには、覚えておきたいデメリット・注意点があります。
NTTファイナンスBizカードのデメリットは、ポイント交換に必要となる最低ポイント数が、他社と比較してやや高めの点です。
NTTファイナンスBizカードのポイントを賞品に交換するためには、最低でも6,000ポイントが必要です。6,000ポイントを貯めるためには、60万円を決済する必要があります。
他社の法人向けクレジットカードでは、少なめのポイント数から賞品に交換できる場合があります。ある程度の決済をしなければ、賞品交換がしにくい点は覚えておきましょう。
ビジネスに役立つ法人向けの各種付帯サービス

NTTファイナンスBizカードでは、ビジネスに役立つ法人向けの各種付帯サービスを利用できます。利用可能なサービスの例は、以下です。
NTTファイナンスBizカードの付帯サービスの例
NTTファイナンスBizカードでおすすめの各種付帯サービスの詳細を解説します。
出光キャッシュバックシステムでガソリン代がお得になる
NTTファイナンスBizカードのお得な付帯サービスが、出光キャッシュバックシステムです。出光キャッシュバックシステムは、全国の出光興産系列のガソリンスタンドの給油代金が、月間利用金額に応じてキャッシュバックされるサービス。対象のサービスステーションは以下です。
- 出光SS
- シェルSS
- apollostation
出光キャッシュバックシステムでは、1ヶ月間の対象スタンドの利用金額に応じて、翌月分の給油代金がお得になる仕組みです。サービスの詳細や条件は、NTTファイナンスBizカード公式サイトで確認しましょう。
NTTファイナンスBizカード会員はVisaビジネスオファーを利用可能
NTTファイナンスBizカードの国際ブランドはVisaのため、Visaビジネスオファーの特典を利用できます。Visaビジネスオファーとは、国際ブランドVisaが提供する、ビジネスに役立つ様々な特典や優待を集めたサービスです。例えば、会社の備品を割安価格で購入できる優待や、クラウド会計の割引優待、インターネット広告に関する特典などがあります。
福利厚生代行サービスの割引優待
NTTファイナンスBizカード会員は、企業の福利厚生を代行してくれるベネフィット・ステーションを割引価格で利用できます。本来なら従業員数に応じて最大100万円の入会金が必要ですが、NTTファイナンスBizカードの特典を使えば無料で入会可能です。
さらに、従業員1人あたりにかかる月会費も割引されます。福利厚生サービス導入を検討中の人は、NTTファイナンスBizカードを発行し、ベネフィット・ステーションに申し込むのがおすすめです。
Amazon Buiness利用に役立つVisaセルフ登録ポータル
NTTファイナンスBizカード会員はVisaセルフ登録ポータルを利用可能。Visaセルフ登録ポータルとは、Amazon Businessへの登録を簡略化できるサービスです。Amazon Businessへ登録する際は通常、法人番号などの企業情報を入力し、「本当に法人であるかどうか」の確認審査の時間がかかります。
NTTファイナンスBizカードのVisaセルフ登録ポータルを利用すれば、Amazon Businessへの登録にかかる時間を短縮できるでしょう。
NTTファイナンスBizカード ゴールド限定のサービス
NTTファイナンスBizカード ゴールド限定で、対象空港ラウンジを無料で利用できるサービスがあります。国内の主要空港に加え、海外でも一部の空港で特別なラウンジを利用可能です。またNTTファイナンスBizカード ゴールドは、海外アシスタンスサービスも利用可能。海外旅行・出張の際に、現地の情報を提供してもらえるサービスです。
入会審査の基準や難易度を解説

NTTファイナンスBizカードの入会審査の基準や難易度は、残念ながら公開されていません。
必要書類には決算書が含まれておらず、また他社の法人向けクレジットカードと比較すると、審査の申し込み条件はそれほど厳しくありません。
なぜなら他社の法人向けクレジットカードには、「満30歳以上」や「業歴3年以上」、「2期連続黒字決算」などの審査申し込み条件が設定されているものもあるためです。
NTTファイナンスBizカードには業歴や黒字決算などの申し込み条件はありません。年齢は満20歳以上なら申し込み可能のため、他社の法人向けクレジットカードと比較すると審査の申し込みハードルは低めです。
NTTファイナンスBizカードの口コミ・評判

NTTファイナンスBizカードに対してどのような口コミがあるのか、カードの評判を紹介します。
NTTファイナンスBizカードの口コミ
アメックスカードの案内が来たので、今夜はドヤ顔で息を吸います。ただ、僕が選んだのはNTTファイナンスBizカード。年会費無料。最強。
NTTファイナンスBizカードの口コミ
【個人事業主用カード新調】新しいクレジットカードが届きました NTTファイナンスBizカード 今までAmazonなどからの賞品購入をプライベート用カードでしていたのですが、これで区別しやすくなりました 特徴はweb明細編集機能 メモ入力できて管理しやすくPDFダウンロード可能 ポイント還元率も○
NTTファイナンスBizカードの口コミ
クレカを整理するにあたり調べてみると個人事業主向けのNTTファイナンスbizカード このWeb明細編集サービスってのが気になる 出光と楽天ポイントと連携させるとお得なのな
NTTファイナンスBizカード レギュラーは年会費が無料なのに、ポイント還元率が1%と高い点が高評価です。
またNTTファイナンスBizカードならではの、WEB明細にメモなどを入力できる編集機能を高評価する口コミもあります。
最大3,000ポイントもらえる紹介キャンペーン

NTTファイナンスBizカードでは現在、以下のキャンペーンが開催中です。
NTTファイナンスBizカードのキャンペーン情報
- 紹介者、紹介された方のどちらにもポイントがもらえる
レギュラーカード入会の場合2,000ポイント、ゴールドカード入会の場合は3,000ポイントがもらえます。
申し込みは公式サイトへ
まとめとよくある質問

当記事では、NTTファイナンスBizカードの特徴やメリット・デメリット、審査やキャンペーンなどを解説しました。NTTファイナンスBizカードがおすすめな人をまとめると、以下です。
NTTファイナンスBizカードがおすすめな人
- 年会費無料のレギュラーカードを利用したい人
- ポイント還元率が1%のクレジットカードを選びたい人
- 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険を利用したい人
- 各種ビジネスサービスを利用したい人
- WEB明細の編集機能に魅力を感じる人
以下、NTTファイナンスBizカードについてよくある質問への回答を紹介します。
ETCカードの年会費はいくら?
NTTファイナンスBizカードで法人向けETCカードを発行する場合、ゴールド会員は年会費無料です。レギュラー会員は、ETCカード1枚あたり550円(税込)の年会費がかかります。NTTファイナンスBizカードには不正利用時の補償はある?
NTTファイナンスBizカードにはカード盗難補償が付帯しています。クレジットカードを紛失・盗難され、不正利用の被害を受けた場合には、60日前までさかのぼって損害を補償してもらえます。NTTファイナンスBizカードのクレジットカード限度額はいくら?
NTTファイナンスBizカードの限度額は、レギュラーが「40万円/60万円/80万円」、ゴールドが「100万円/150万円/200万円」となっています。しかし限度額は、それぞれ3パターンのいずれかに設定されるわけではなく、審査の結果によって変わる仕組みです。
NTTファイナンスBizカードの口コミ
開業準備⑨「クレカ作成」 NTTファイナンスBizカードを作成。 良い点 ①年会費が無料 ②ポイント還元率が1%と他のカードより良い ③Amazon Businessの存在を知れた 悪い点は利用限度額が10万円だったことですね… 40、60、80万円と選べたのですが、審査結果は10万でした。まだまだ信用ないですもんね。
このように申し込み時に希望する限度額を選択できますが、実際のショッピング利用可能枠は審査結果次第である点は覚えておきましょう。
申し込み時の必要書類は?
NTTファイナンスBizカードに申し込む際の必要書類は以下です。- 登記事項証明書
- 法人代表者の本人確認書類
法人の場合は郵送での手続きが必要です。
個人事業主でもNTTファイナンスBizカードを発行可能?
2023年4月より、NTTファイナンスBizカードの発行対象は、法人のみとなりました。個人事業主には、年会費無料、最大ポイント還元率1.5%の三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめです。