LINE証券の評判は?やってみた人の口コミからわかったメリット・デメリットを解説

注意

LINE証券は事業再編に伴い、各種口座開設の新規申し込みは終了しました。ネット証券をお探しの方は、別記事「ネット証券おすすめランキング!初心者向けに証券会社18社を比較」をご覧ください。

スマートフォン1つで投資が始められると評判のLINE証券

LINEアプリから口座開設・取引が始められるのが特徴で、少額で取引できる単元未満株や手数料が無料になるセールで人気を集めています。

このページでは、実際にLINE証券をやってみた人の口コミ・評判を踏まえつつ、おすすめポイントを解説。口座開設の方法や最新キャンペーン情報も紹介していきます。

「スマートフォンで投資を始めたい」「投資が初心者の人でも扱いやすいネット証券を探している」という方は、ぜひ当記事をご参照ください。LINE証券が自分に合ったネット証券か判断できるでしょう。

LINE証券のメリット解説はこちら
著者
小関 拓弥

小関 拓弥
株式会社EXIDEA
Webメディア事業部 WEBディレクター

【経歴】
2016年3月 早稲田大学商学部卒業。2016年4月 SMBC日興証券へ入社。主に個人向けの営業を行う。2018年10月にEXIDEAへ入社。現在は、前職での金融知識を活かし、マネップのネット証券・ロボアドバイザージャンルを担当。

【保有資格】
日本証券業協会 一種外務員

目次

LINE証券をやってみた人の良い口コミ・評判

LINE証券の良い口コミ・評判を調査
さっそく、実際にLINE証券をやってみた人の口コミ・評判を見ていきましょう。

口コミ・評価の内容をまとめると、初めて投資をした初心者からの評判が良いことが分かりました。口コミ・評判の具体的な評価ポイントは下記のとおりです。

LINE証券の良い口コミ・評判

  • LINEポイントで投資ができるのが魅力
  • LINEアプリと連動していて使いやすい
  • 投資情報をLINEで通知してくれて便利
  • 出金手数料無料なのが嬉しい
  • タイムセールでいつもよりお得に取引できる

LINEポイントで投資ができるのが魅力





LINE証券なら、LINEポイントで取引ができると口コミで評判です。LINEポイントだけで投資を続けて、コツコツ保有資産を増やしている方もいらっしゃいます。

他のネット証券会社もポイント投資に対応していますが、対象商品が限られています。しかし、LINE証券は証券口座に直接チャージできるため、LINE証券の総合口座で取引できる全商品でポイント投資が可能です。

LINEアプリと連動していて使いやすいと評判





「LINE証券ならLINEアプリで取引できて便利」と口コミで評判となっています。他にも、「普段から使っているLINEアプリだから使いやすい」という投稿も見受けられました。

他のスマホ証券を利用する場合、専用のアプリを別途ダウンロードしないといけません。しかし、LINE証券なら口座開設・取引ともにLINEアプリで完結します。

投資情報をLINEで通知してくれて便利





LINE証券を愛用している方の口コミ・評判として、「LINEで投資情報や保有資産の値動きを通知してくれるのが便利」という投稿もありました。

投資を続けるうえで、保有資産の定期的な確認は大切といわれています。LINE証券なら、保有資産の値動きや配当金の受け取り、アナリスト情報などをLINEで通知してくれるので、わざわざ証券口座の会員ページにログインする必要はありません。

出金手数料無料なのが嬉しいと評判





LINE証券では、出金時にかかる手数料が無料です。

他のネット証券では出金手数料がかかる場合がありますが、LINE証券なら出金先に関わらず手数料が無料。費用を抑えたい投資家の口コミで、高い評価を集めています。

株のタイムセールで通常よりお得に取引できると評判





LINE証券で高い人気を集めているのは、定期的に開催されるタイムセールです。セール期間中では、対象銘柄が株価より安く買えたり、手数料のキャッシュバックを受け取れたりします。

通常よりもお得に株式を購入できるのはもちろん、イベント感覚で株式投資が楽しめると口コミで評判です。LINE証券の株式セールで、株式投資デビューを果たした方もいらっしゃいました。

以上、LINE証券の良い口コミ・評判となります。次章では、やってみた人の口コミ・評判の内容を踏まえた、LINE証券のメリットを解説します。LINE証券の魅力を深く理解したい方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

LINE証券の口座開設方法はこちら

LINE証券をおすすめする5つのメリット

LINE証券のメリットを解説
実際にやってみた人の口コミ・評判を徹底調査してわかった、LINE証券のおすすめできる理由は以下のとおりです。

LINE証券のメリット

  • LINEアプリで口座開設・取引できる
  • 画面がシンプルで操作しやすい
  • 単元未満株が最長21時まで取引できる
  • LINEポイントで投資できる
  • タイムセールで株がいつもよりお得に買える

各メリットについて、1つずつ詳しく解説していきます。

LINEアプリで口座開設・取引できる

LINE証券をおすすめポイント1つ目は、LINEアプリで口座開設・取引できることです。

LINEアプリのウォレットメニューにある「証券」という項目タップすれば、すぐLINE証券へアクセスできます。新たにアプリをダウンロードする必要がなく、LINEアプリ内で取引が始められます

メニュー画面の画像 引用:LINE証券

口座開設の手続きも事前にLINE Payを使っていれば、本人情報が自動的に入力されるため、最短3分で申込完了。最速で翌営業日から取引が始められます。

実際、口コミ・評判でも「LINEアプリ内で操作するから始めやすかった」という意見が多数見受けられました。

画面がシンプルで初心者でも始めやすい

LINE証券をおすすめポイント2つ目は、取引画面がシンプルで見やすいことです。

LINE証券では、初めて投資に挑戦する初心者でも操作しやすいよう、シンプルな画面構成や操作方法に工夫が施されています。

取引画面のイメージ図 引用:LINE証券

例えば、株式取引の場合、最小3タップで注文が完了。ECサイトでお買い物するような感覚で売買できると、口コミで評判を集めています。

「ネット証券の取引画面は複雑で使いにくい」と感じたことがある方は、LINE証券を試してみてはいかがでしょうか

単元未満株を最長21時まで取引できる

LINE証券をおすすめポイント3つ目は、単元未満株を最長21時まで取引できることです。

通常、国内株式は証券取引市場が開いている、平日9:00~11:30と12:30~15:00の間でしか取引できません。しかし、LINE証券の単元未満株「いちかぶ」なら、一部の銘柄が最長21時まで取引可能です。

取引・手数料の概略図 引用:LINE証券

仕事が終わった後でも取引でき、かつ最低数百円で始められることから、LINE証券の人気サービスとなっています。口コミ・評判でも、「LINE証券のいちかぶで株式投資が始められた」という投稿が多く見受けられました。

タイムセールで株が安く買える

LINE証券をおすすめポイント4つ目は、タイムセールで株式がお得に買えることです。

LINE証券では、定期的にタイムセールを開催しています。セールで対象商品を取引すると、取引手数料が無料もしくはキャッシュバックされます

口コミ・評判でもLINE証券のタイムセールは話題となっており、セール日に合わせて一気に取引している方もいらっしゃいます。

セール開催日は毎月変わり、LINE証券の公式サイト・LINE通知で確認可能です。毎月内容が変わるので、定期にチェックしておくのがおすすめです。

LINEポイントで投資できる

LINE証券をおすすめポイント5つ目は、LINEポイントでポイント投資ができることです。

LINE証券では、LINEポイントを証券口座へ入金することが可能。1ポイント=1円として、総合証券口座で取引できる全商品でポイント投資ができます

ポイント投資に対応しているネット証券会社は他にもありますが、対象商品が限定されています。LINE証券のポイント投資は、総合証券口座へ直接チャージするため、ポイント投資できる商品に制限がありません(FX・CFD・信用取引・iDeCoは除く)。

以上が、LINE証券をおすすめポイントです。次章では、LINE証券の注意点・デメリットを解説します。

口座開設前に知りたいLINE証券のデメリット

事前に知っておきたいデメリットを解説
メリットがたくさんあるLINE証券ですが、以下のようにいくつか注意点・デメリットもあります。

LINE証券のデメリット

  • 単元未満株の取引手数料は時間帯によって変わる
  • シンプルさにこだわっているため細かい機能が付いていない

事前に把握しておけば、「LINE証券は使いづらくて不便」と後悔することはないでしょう。

単元未満株の取引手数料は時間帯によって変わる

LINE証券のデメリット1つ目は、単元未満株の取引手数料が時間帯によって変動することです。

LINE証券の単元未満株では、取扱銘柄が2つのグループに分かれており、グループAでは時間帯によって取引手数料が異なります。

取引・手数料の概略図 引用:LINE証券

グループAなら最長21時まで取引できますが、その代わり以下の時間帯では取引手数料が0.35%から1.0%に上がります。

  • 11時30分〜12時30分
  • 17時〜21時

単元未満株のグループAを取引する際は、時間帯によって取引手数料が上がることに注意しましょう。

シンプルさにこだわっているため細かい機能が付いていない

LINE証券のデメリット2つ目は、シンプルさにこだわっているため細かい機能が付いていないことです。

LINE証券は初めて投資に挑戦する初心者に向けたスマホ証券となっているため、機能は比較的シンプルな仕様となっています。

口コミ・評判でも「逆指値ができない」「株価チャートが5年しか見られない」など、投資経験者のなかには少々物足りなく感じている方もいらっしゃいます。

その代わり、LINE証券では「TradingView」という外部サービスが利用可能。当機能を利用すれば、より細かいチャート分析が可能です。

LINE証券のデメリットの解説は以上です。続いては、LINE証券の最新キャンペーン情報を紹介していきます。

LINE証券の口座開設へ

最短3分で翌営業日から取引開始!LINE証券の口座開設方法

LINE証券の口座開設方法を解説
最後に、LINE証券の口座開設方法について、図解を交えながら解説していきます。

事前に以下の本人確認書類のなかから、1つの組み合わせを用意してください。

口座開設に必要な書類(いずれか用意)

  • マイナンバー個人番号カード
  • マイナンバー通知カード+運転免許証
  • マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
  • マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証

では、具体的な口座開設の手順を見ていきましょう。

申請情報の入力

まず、LINE証券公式サイトの「口座開設」をタップし、LINEアカウントでログインします。

ログイン後、簡単な口座開設手順を確認したうえで、必要事項の記入画面へ進みましょう。LINE Payを利用していれば、一部の本人情報が自動で入力されます。

必要事項の記入画面 引用:LINE証券

携帯電話番号の認証

必要事項を記入したら、スマートフォンの電話番号(SMS)で認証手続きをおこないます。

お持ちのスマートフォンの電話番号を入力し、SMSで受信した認証番号を手続き画面に入力しましょう。

SMS認証の画面画像 引用:LINE証券

本人確認手続き

つづいて、本人確認手続きへ移ります。マイナンバーカードをお持ちであれば、スマートフォンにかざすだけで手続きが完了します。

マイナンバーカードでの本人認証手続き 引用:LINE証券

もちマイナンバーカードをお持ち出ない場合は、本人確認書類のアップロードと顔写真の撮影で手続きを進めてください。

提出したい本人確認書類の組み合わせを選択し、各書類を撮影してください。ブレや影がなく、書類の内容が綺麗に見えるように撮影してアップロードしましょう。

本人確認のイメージ図

その後、顔写真を撮影します。画面の指示に従って、ご自身の顔を撮影してください。

かんたん本人認証の画像

暗証番号の設定

最後に、取引時に必要な6桁の暗証番号を設定します。暗証番号を忘れると取引ができないので、忘れにくい番号を決めて入力してください。

暗証番号の設定画面

以上で、口座開設の申し込み手続きは完了です。このまま審査へ移るので、審査結果が送られるまで待ちましょう。

初回取引手続き

無事に審査に通過したら、ハガキもしくはLINEで口座開設完了通知が届きます。マイナンバーカードもしくは顔写真撮影で本人確認手続きした場合は、LINEに通知が送られます。

口座開設完了通知の画面

通知が来たら、そのまま初回取引設定をおこないます。画面の指示に従って必要事項を記入すれば、口座開設の手続きは完了です。さっそくLINE証券口座にお金を入金して、投資を初めてみましょう!

\最短翌営業日から取引が始められる!/

LINE証券の公式サイトはこちら

まとめ

LINE証券のまとめを解説
この記事では、LINE証券の口コミ・評判を調査し、メリット・デメリットを解説しました。最後にLINE証券の特徴をまとめておきます。

LINE証券まとめ

LINE証券のメリット

  • LINEアプリで口座開設・取引できる
  • 画面がシンプルで操作しやすい
  • 単元未満株が最長21時まで取引できる
  • LINEポイントで投資できる
  • タイムセールで株がいつもよりお得に買える

LINE証券のデメリット

  • 単元未満株の取引手数料は時間帯によって変わる
  • シンプルさにこだわっているため細かい機能が付いていない


LINE証券は、LINEアプリで口座開設・取引ができるスマホ証券。シンプルな画面構成で操作しやすい点に評価が集まっており、「LINE証券で投資が始められた」という口コミ・評判が多く見受けられます。

投資を始めたくても難しそうでなかなか手が出せなかった方は、ぜひLINE証券を試してみてください。

もう一度、LINE証券のおすすめポイントを確認したい場合は、以下のボタンから戻ることが可能です。

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LINE証券の会社情報・取扱商品を紹介

会社情報・取扱商品を解説
ここでは、LINE証券の会社概要と取扱商品について紹介していきます。

LINE証券の会社概要

LINE証券の会社概要表

社名 LINE証券株式会社
設立 2018年6月1日
資本金 1億円
取締役 取締役共同会長 黄 仁埈
取締役共同会長 野村 学
代表取締役 Co-CEO 正木 美雪
代表取締役 Co-CEO 米永 吉和
株主比率 LINE Financial株式会社:51%
野村ホールディングス株式会社:49%


LINE証券の取扱商品・取引手数料

LINE証券では、以下の商品を取り扱っています。

  • 国内株式(現物・単元未満株・信用)
  • 投資信託
  • つみたてNISA
  • IPO
  • FX
  • CFD
  • STO(デジタル証券)
  • iDeCo

LINE証券では米国株を取り扱っていませんが、CFDの「いちがぶチャレンジコース」なら米国株の取引が可能。CFDとは信用取引の一種で、現物の受け渡しはおこなわず、売買の差額で決済する取引手法です。

国内株式(現物・単元未満)・投資信託・つみたてNISA・IPOは、総合証券口座で取引可能です。信用取引・FX・CDF・STOは、それぞれ専用の口座を開設すれば取引できます。

現物株式と単元未満株の取引手数料は、下記のとおりです。

LINE証券の手数料体系

取引額 取引手数料
〜5万円 55円
〜10万円 99円
〜20万円 115円
〜50万円 275円
〜100万円 535円
〜150万円 640円
〜3,000万円 1,013円
3,000万円超 1,070円
グループA グループB
取引時間 日中・夜間 日中
9:00~11:20
11:30~12:20
12:30~14:50
17:00~21:00
9:00~11:20
12:30~14:50
手数料 9:00~11:20
12:30~14:50
0.35%
11:30~12:20
17:00~21:00
前場終値の1%
企業規模の目安 中堅・大企業 中小企業

サポートサービスは電話・フォーム・チャットに対応

「どの株式を購入したらいいか分からない」「もっと銘柄分析をしたい」という方は、証券会社のサポートサービスが便利です。

LINE証券のサポートサービスは、電話・メール・チャットに対応。一部のネット証券では、画面共有での案内やセミナーでのサポートサービスもありますが、LINE証券では提供されていません。

主要ネット証券のサポート体制は、下記のとおりです。

主要ネット証券のサポート体制

電話 メール・フォーム チャット 画面共有サービス セミナー
LINE証券
SBI証券
楽天証券
PayPay証券 漫画で銘柄解説
マネックス証券 メール

LINE証券に関して疑問点や不明点があれば、電話・メール・チャットのいずれかで問い合わせしましょう。

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次の章では、LINE証券の注目したい取扱商品について解説していきます。

LINE証券の国内株式(いちかぶ)の特徴

国内株式のサービス特徴を解説
ここでは、LINE証券の株式投資について、他のネット証券と比較しながら解説します。

LINE証券の国内株式の特徴は、以下の3つにまとめられます。

LINE証券の国内株式の特徴

  • 現物・信用・単元未満・IPOの4種類を取り扱い
  • 現物・単元未満はセールが開催される
  • 取引手数料は約定ごとに発生する

今回は、LINE証券の人気商品である単元未満株「いちかぶ」と取引手数料について、詳しく解説していきます。

いちかぶなら1株単位で株式投資が始められる

通常、国内株式は100株(単元株)ごとに取引します。銘柄によっては、最低でも数百万円用意しないといけません。

しかし、LINE証券の単元未満株「いちかぶ」なら、1株単位で購入可能。まとまった資金を用意する必要がなく、最低数百円から株式投資を始められます。

LINE証券のいちかぶでは、取扱銘柄を2グループに分けており、それぞれ取引時間と手数料が異なります

取引・手数料の概略図 引用:LINE証券

単元未満株を1株保有するだけでも、配当金は支払われます。また、コツコツ買い増して保有株数を100株以上にすれば、株主優待も受け取れます。

取引手数料を主要ネット証券で比較

つづいて、主要ネット証券とLINE証券の取引手数料を比較していきましょう。

主要ネット証券の手数料比較

〜5万円 〜10万円 〜20万円 〜50万円 〜100万円 〜150万円 〜300万円 〜500万円 〜1000万円 〜3000万円 3000万円〜
LINE証券 55 99 115 275 535 640 1,013 1,013 1,013 1,013 1,070
SBIネオトレード 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 880円 880円
DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円 880円 880円 880円
GMOクリック 50円 90円 100円 260円 460円 550円 880円 880円 880円 880円 930円
CHEER証券 55円 55円 110円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,013円 1,013円 1,070円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円 1,013円 1,013円 1,070円

買付 売却
LINE証券 0.35または1.0%
マネックス証券 0円 0.55%
(最低52円)
SBI証券 0円 0.55%
(最低55円)
auカブコム証券 0.55%
(最低52円)
PayPay証券 0.55%
(金額指定での購入)


LINE証券の現物株式の取引手数料は、DMM株・SBIネオトレード証券・GMOクリック証券と比較すると割高です。しかし、SBI証券や楽天証券とは同水準となっています。

単元未満株の取引手数料は、売却時はLINE証券が最安値です。一方、買付時はSBI証券・マネックス証券が無料で取引可能です。

以上を踏まえると、手数料を抑えて株式投資を始めたい場合、LINE証券はおすすめできません。

しかし、LINE証券はLINEアプリで取引できるのがメリット。手数料の安さよりも気軽に取引できることを重視したい方は、あまり気にする必要はないでしょう。

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以上、LINE証券の国内株式について解説しました。続いては、LINE証券の投資信託とつみたてNISAについて、他社と比較しながら解説します。

投資信託の特徴を解説

投資信託・つみたてNISAのサービス特徴を解説
この章では、LINE証券の投資信託・つみたてNISAについて、他のネット証券と比較しながら解説していきます。

最低1,000円から購入可能

LINE証券の投資信託・つみたてNISAは、最低1,000円から購入可能。もちろん、毎月の積立投資にも対応しています。

ただ、SBI証券や楽天証券といった一部のネット証券では、100円から購入できます。100円から投資信託・つみたてNISAが購入できるネット証券は、以下のとおりです。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券
  • 松井証券
  • 大和コネクト証券

100円から投資信託・つみたてNISAを始めたい方は、上記のネット証券会社を選ぶといいでしょう。

以下の記事では、投資信託におすすめのネット証券を紹介しています。これから投資信託で資産形成を始めたい方は、併せてご参照ください。

投信おすすめのネット証券を比較する

取扱銘柄数は比較的少ない

LINE証券で取り扱いのある投資信託は、33銘柄となっています。そのうち、つみたてNISA対象銘柄は9銘柄です。(※1)

以下の表で、LINE証券と主要ネット証券の投資信託の取扱銘柄数を比較してみました。

投資信託の取扱銘柄数の比較表

証券会社 取扱銘柄数
LINE証券 33銘柄
SBI証券 2,658銘柄
楽天証券 2,636銘柄
マネックス証券 1,279銘柄
auカブコム証券 1,621銘柄
松井証券 1,650銘柄
PayPay証券 21銘柄
各証券会社公式サイトを参考に2024年4月作成

上記のように、投資信託・つみたてNISAにおけるLINE証券の取扱数は、比較的少なくなっています。幅広い選択肢から自分に合った銘柄を探したい方は、他のネット証券を利用した方がいいかもしれません。

しかし、LINE証券の公式サイトでは「本当におすすめできる銘柄を厳選した」と記載されています。(※1)

そのため、自分で銘柄を選ぶのは大変だと感じる方は、LINE証券で投資信託・つみたてNISAを始めてみてもいいでしょう。

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よくある質問

LINE証券のメリットとデメリットは?

LINE証券のメリットは、LINEアプリで取引ができることと、LINEアプリで通知が受け取れることです。

デメリットとしては、単元未満株の取引手数料が時間帯によって変動することが挙げられます。

LINE証券を開設するときの条件は?

18歳〜70歳以下で日本国内に居住(日本国籍を持っている)の方であれば、LINE証券で口座開設できます。

LINE証券は危険?大損するって本当?

「LINE証券は危険ではないか?」と噂をしている口コミ・評判が散見されますが、LINE証券は野村證券を運営する野村ホールディングスとLINE株式会社の共同出資で設立されており、今のところ不正利用によるトラブルは起きていません。

また、LINE証券を利用すると大損する訳ではありません。証券会社に関係なく、金融商品を取引すれば、損失のリスクがあることを理解しておきましょう。