そんなポイント投資ですが、ポイント投資に対応したポイントサービスは数多く、どのポイントで始めたらいいか迷ってしまいますよね。
当記事では、自分に合ったポイント投資の選び方を解説したうえで、上記のおすすめポイント投資サービスを詳しく紹介します。
気軽に投資を始めたい方や貯まったポイントを有効活用したい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。最後まで読めば、ご自身にぴったりなおすすめポイント投資がわかり、投資家への第一歩を踏み出せるでしょう。
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THEO+ docomoの解説記事はこちら
目次
ポイント投資は投資が初めての方におすすめ

ポイント投資とは、文字通りポイントを使って投資信託や株式などの金融商品が購入できる投資手法です。
お買い物やポイント関連サービスを利用して貯めたポイントを使うため、現金を使わずに投資を始めることが可能。本物の金融商品を購入するため、売却すれば現金が得られます。
仮に損失が出たとしてもポイントを使っているので、「投資を始めてみたいけど損するのが怖い」という方が投資を始めるきっかけとしておすすめです。
ポイント運用との違い
ポイント投資に近いものとして、ポイント運用があります。ポイント運用とは、金融商品の値動きに合わせてポイントが増減するサービス。ポイントで金融商品を購入するのではなく、ポイント自体を運用するのが特徴です。
例えば、楽天ポイントを使った「楽天ポイント運用」では、対象の投資信託の価格と連動して楽天ポイントが増減します。
ポイントで本物の金融商品を購入しないため、投資の擬似体験が可能。投資する感覚を体験したい方や、ポイントの使い道が見つからない方におすすめです。
おすすめポイント投資比較へ移動する
ポイント投資の概要が理解できたところで、次章では自分に合ったポイント投資サービスを選ぶ基準を解説します。ポイント投資を始めたいけど、使いたいポイントを決めていない方は、このまま読み進めてみてください。
自分に合ったサービスを選ぶ基準

ポイント投資サービスは、楽天ポイントやdポイントなどさまざまな種類があるため、どれを選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。
これからポイント投資を始めたい方は、以下の3つの項目を比較しながら選んでみてください。
おすすめポイント投資の選び方
- 投資したい商品に対応しているか
- 注文は簡単にできるか
- 貯まりやすいポイントか
上記の基準で比較すれば、ご自身に合ったポイント投資サービスを見つけられるでしょう。
投資したい商品に対応しているか
ポイント投資できる対象商品は、株式・投資信託・ETFなどサービスによって様々。「自分が利用したいポイントは使えるけど、株式は購入できない……」ということもあり得ます。そのため、利用したいポイント投資サービスで購入したい商品を取り扱っているか、事前に確認しておきましょう。
また、投資できる銘柄が豊富に揃っていることも重要なポイント。投資できる銘柄が豊富に用意されていれば、実際の投資と同じ感覚で銘柄を選ぶことが可能です。
注文は簡単にできるか
ポイント投資を選ぶ際、簡単に注文できるかも確認しておきましょう。注文方法が複雑だと、面倒に感じて続けにくいからです。特に初心者の方は、ハードルが高いと感じるかもしれません。例えば、LINE証券のLINEポイント投資は、LINE Pay残高に直接チャージして使います。別途ポイントを使う手続きは不要で、通常の注文手続きをするだけでポイント投資が可能です。
また、スマホアプリに対応しているか確認しましょう。ポイント投資に対応しているものの、手続きはWebサイトだけというネット証券会社もあります。使いたいときにすぐ注文できれば、ストレスを感じにくくポイント投資が続けられます。
貯まりやすいポイントか
最後に、対象のポイントが貯まりやすいかチェックしてください。普段の生活でよく使うサービスやお店でポイントが貯まれば、必然的に投資に活用できるポイントも貯めやすいでしょう。
特にクレジットカードで貯められるポイントであれば、普段のお買い物でポイントが貯められます。積極的にポイント投資をしたいなら、クレジットカードは必須アイテムといえるでしょう。
おすすめポイント投資へ移動する
以上、ご自身に合ったポイント投資サービスを選ぶ基準を解説しました。次章では、全ポイント投資サービスを一斉比較します。各サービスの違いを知りたい方は、併せてご参照ください。
主要ポイント投資サービスを一斉比較!

ポイント投資のサービス概要や選ぶ際の基準は理解したものの、具体的にどのようなポイント投資サービスがあるのでしょうか。
現時点で、ポイント投資ができるポイントサービスは以下のとおり。
ポイント投資ができるサービス一覧
- 楽天ポイント×楽天証券
- dポイント×日興フロッギー・大和コネクト証券・SBI証券
- Pontaポイント×auカブコム証券・大和コネクト証券・SBI証券
- Tポイント×SBI証券・SBIネオモバイル証券
- LINEポイント×LINE証券
- Vポイント×SBI証券
- マネックスポイント×マネックス証券
- 松井証券ポイント×松井証券
- インヴァストポイント×インヴァスト証券
- エポスポイント×tsumiki証券
- 永久不滅ポイント×SMART+
では、各ポイント投資サービスをポイント基準と証券会社基準で比較してみましょう!
ポイントサービス | 証券会社 | 対象商品 | 注文方法 | 貯める方法 | 貯めやすさ | ポイント運用 |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天ポイント投資 | 楽天証券 | 国内株式(現物) 投資信託 米国株式 バイナリーオプション |
Webサイト | 各楽天サービス 楽天ポイントカード 楽天カード |
◎ | ◯ |
dポイント投資 | 日興フロッギー | 国内株式(金額指定) | Webサイト | 各ドコモサービス dポイントカード dカード |
◎ | ◯ |
大和コネクト証券 | 国内株式(単元未満) 米国株式 投資信託 |
スマホアプリ | ||||
SBI証券 | × | Webサイト | ||||
Pontaポイント投資 | auカブコム証券 | 国内株式 投資信託(スポット) |
Webサイト au PAYアプリ |
各auサービス Pontaポイントカード au PAYカード |
◎ | ◯ |
大和コネクト証券 | 国内株式(単元未満) 米国株式 投資信託 |
スマホアプリ | ||||
SBI証券 | 投資信託 | Webサイト | ||||
Vポイント投資 | SBI証券 | 投資信託(スポット) | Webサイト | 三井住友カード | ◯ | × |
LINEポイント投資 | LINE証券 | 総合証券口座で 購入できる商品 |
LINEアプリ | 各LINEサービス クレジットカード |
◯ | × |
Tポイント投資 | SBI証券 | 投資信託 | Webサイト | Tポイントカード クレジットカード |
◯ | × |
SBIネオモバイル証券 | 全商品 | Webサイト スマホアプリ |
||||
マネックスポイント投資 | マネックス証券 | 投資信託(スポット) | Webサイト スマホアプリ |
マネックスポイント | ◯ | × |
松井証券ポイント投資 | 松井証券 | 投資信託(積立) | Webサイト | 松井証券カード | △ | × |
エポスポイント投資 | tsumiki証券 | 投資信託(スポット) | エポスNet | エポスカード | ◯ | ◯ |
永久不滅ポイント投資 | SMART+ | 投資信託 国内株式(現物積立) |
セゾンポケット | セゾンカード | ◯ | ◯ |
インヴァストポイント投資 | インヴァスト証券 | 海外ETF(積立) | 自動積立 | インヴァストカード | ◯ | × |
証券会社 | 対象ポイント | 対象商品 | 注文方法 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 楽天ポイント |
国内株式(現物) 投資信託 米国株式 バイナリーオプション |
Webサイト |
SBI証券 |
Vポイント Pontaポイント Tポイント |
投資信託 ※Vポイントはスポット買付のみ |
Webサイト |
LINE証券 | LINEポイント | 総合証券口座で 購入できる全商品 |
LINEアプリ |
大和コネクト証券 | dポイント Pontaポイント |
国内株式(単元未満) 米国株式 投資信託 |
スマホアプリ |
日興フロッギー | dポイント | 国内株式(金額指定) | Webサイト |
auカブコム証券 | Pontaポイント |
国内株式 投資信託(スポット) |
Webサイト au PAYアプリ |
マネックス証券 | マネックスポイント | 投資信託(スポット) | Webサイト |
SBIネオモバイル証券 | Tポイント | 全商品 |
Webサイト スマホアプリ |
松井証券 | 松井証券ポイント | 対象の投資信託(積立) | Webサイト |
tsumiki証券 | エポスポイント | 投資信託(スポット) | エポスNet |
SMART+ | 永久不滅ポイント |
投資信託 国内株式(現物積立) |
セゾンポケット |
インヴァスト証券 | インヴァストポイント | 海外ETF(積立) | 自動積立 |
上記が主要ポイント投資サービスの比較結果です。次の章では、おすすめのポイント投資サービスをランキング形式で紹介します。
ポイント投資におすすめのネット証券をランキング形式で紹介!

おすすめのポイント投資サービスは、以下の5つです。
ポイント投資におすすめのネット証券
- 楽天ポイント×楽天証券
- Vポイント×SBI証券
- LINEポイント×LINE証券
- Pontaポイント×auカブコム証券
- dポイント×日興フロッギー
これからポイント投資を始めたい方は、上記のポイントサービスから選ぶのがおすすめ。それぞれ詳しく解説するので、気になるポイント投資サービスを確認してみてください。
楽天ポイント投資×楽天証券|投信の自動積立がおすすめ

楽天ポイント投資サービス概要 | |
---|---|
対象商品 | 国内株式(現物) 投資信託 米国株式 バイナリーオプション |
貯める方法 | 楽天ポイント |
注文方法 | 楽天証券公式サイト |
ポイント運用 | ◯ |
おすすめポイント
- 国内株式・米国株式・投資信託・バイナリーオプションの4商品に対応
- 投資信託はつみたて投資にも対応
- 取引手数料や投資信託の運用額に応じてポイント還元
最初におすすめしたいポイント投資は、楽天証券が提供する楽天ポイント投資です。
楽天証券では、楽天カードや楽天市場の買い物で貯まった楽天ポイントを投資に使えます。投資の対象となる金融商品は、国内株式・米国株式・投資信託・バイナリーオプションの4つ。1ポイント=1円で利用できる上、全額ポイント購入も可能です。
特におすすめの楽天ポイント投資は、投資信託です。なぜなら、毎月の積立投資に対応しているから。毎月貯まった楽天ポイントを自動的に積立投資に充てられるので、毎回注文手続きする必要がないのが魅力です。
他のネット証券会社で投資信託の積立に対応しているのは、SMART+の永久不滅ポイントのみ。ポイントを貯める方法が充実している点から、投資信託のポイント投資は楽天証券が1番おすすめです。
また、楽天証券の投資信託は、楽天カードでの決済に対応。積立金額に対して0.5〜1.0%の楽天ポイントも付与されます。
なお、国内株式は単元株のみで、単元未満株の購入はできません。注文もスマホアプリには対応しておらず、楽天証券のWebサイトのみとなっています。
\投資信託の積立利用がおすすめ!/
楽天証券の詳細はこちら2023/10/1(日)より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料
Vポイント×SBI証券|投資信託のスポット購入で使える

Vポイント投資サービス概要 | |
---|---|
対象商品 | 投資信託 |
貯める方法 | 三井住友カード |
注文方法 | Webサイト |
ポイント運用 | × |
おすすめポイント
- SBI証券の投資信託で使える
- 三井住友カードで貯められる
- クレカ積立でも貯められる
おすすめのポイント投資サービス2つ目は、Vポイント投資ができるSBI証券です。
Vポイントは会員数5,200万を突破した三井住友カードで貯まるポイントサービス。普段使いでポイント還元率が上がる特典が付いており、コンビニ各社やマクドナルドで利用すれば、ポイント最大10倍といった特典が利用できます。
そんなVポイントは、SBI証券の投資信託の購入で利用可能。SBI証券とお持ちの三井住友カードを連携するだけで、Vポイント投資が始められます。
さらに、SBI証券の投資信託では三井住友カードを使ったクレカ積立にも対応。使うカードによっては積立額に対して最大5.0%のVポイントが付与されます。
SBI証券では、投資信託意外にも豊富な商品・銘柄を取り扱っており、総合力が高いネット証券会社と口コミで評判。ポイント投資を合わせて、他の商品も取引してみたい方は、SBI証券を利用するのがおすすめです。
News
2022年10月、VポイントとTポイントの統合が発表されました。統合後は新ポイントサービスとしてリリースされ、Tポイント加盟店でも貯められる予定です(リリース日時は未定)。
Tポイントと統合されることを見越して、今のうちにVポイント投資を始めておいてもいいでしょう。
\三井住友カードのポイントで投資!/
SBI証券の詳細はこちらSBI証券は9/30(土)から国内株(現物・信用・単元未満)を無料化予定!
LINEポイント投資×LINE証券|証券口座にチャージして使える
LINE証券は事業再編に伴い、各種口座開設の新規申し込みは終了しました。

LINEポイント投資サービス概要 | |
---|---|
対象商品 | 総合証券口座で 購入できる全商品 |
貯める方法 | 各LINEサービス LINE Payクレジットカード |
注文方法 | LINEアプリ |
ポイント運用 | × |
おすすめポイント
- LINE証券口座の全商品が対象
- LINEアプリ内で注文手続き
- 通知もLINEで受け取れる
- シンプルかつ見やすい画面
おすすめのポイント投資サービス3つ目は、LINE証券が提供しているLINEポイント投資です。
LINEポイント投資の魅力は、証券口座にポイントをチャージできること。そのため、総合証券口座で取引できる株式・投資信託・IPOでポイント投資が可能です。
他のポイント投資に対応したネット証券会社では、各対象商品の注文時に利用手続きをおこなう必要があります。LINEポイント投資なら証券口座に直接チャージできるため、注文方法は現金で購入するのと変わりません。
またLINE証券はLINEアプリ上で操作ができ、取引画面が見やすくて注文しやすいと口コミで評判。「LINE証券で投資を始められた」という投稿も見受けられました。
気軽に投資を始めたい方は、LINEアプリで口座開設&取引ができるLINE証券でポイント投資を始めるのがおすすめです。
\ポイントは証券口座にチャージ可能!/
LINE証券の詳細はこちらPontaポイント投資×auカブコム証券|国内株式・投資信託のスポット購入で使える

Pontaポイント投資サービス概要 | |
---|---|
対象商品 |
国内株式 投資信託(スポット) |
貯める方法 | 各楽天サービス 楽天ポイントカード 楽天カード |
注文方法 | Webサイト au PAY アプリ |
ポイント運用 | ◯ |
おすすめポイント
- 国内株式・投資信託の購入で利用可能
- 国内株式は現物と単元未満で使える
- SBI証券・大和コネクト証券でも使える
おすすめのポイント投資サービス4つ目は、Pontaポイント投資です。auカブコム証券にて、国内株式と投資信託の購入でPontaポイントが利用できます。
国内株式は現物取引だけでなく、1株単位の購入でも利用可能。現物株と単元未満株どちらも対応しているポイント投資は、auカブコム証券のみです。
投資信託はスポット購入で利用でき、全額Pontaポイントで購入も可能。また、投資信託の運用額に応じて最大0.24%のPontaポイントが貯められます。
\現物・単元未満どちらも対応!/
auカブコム証券の公式サイトはこちらdポイント投資×日興フロッギー|国内株式が100円から買える

dポイント投資サービス概要 | |
---|---|
対象商品 | 国内株式(金額指定) |
貯める方法 | 各docomoサービス dポイントカード dカード |
注文方法 | Webサイト |
ポイント運用 | ◯ |
おすすめポイント
- 最低100円から国内株式が好きな金額で買える
- 記事を読みながら投資できる
- 大和コネクト証券でもポイント投資可能
おすすめのポイント投資サービス5つ目は、dポイント投資ができる日興フロッギーです。
日興フロッギーは、SMBC日興証券が運営しているWebサービス。お金の基礎知識やプロの投資家の投資術、上場企業社長のインタビュー記事など、投資に関する記事が多数掲載されています。
日興フロッギーでは、記事から国内株式の購入が可能。記事で上場企業が紹介されると、その銘柄情報も掲載されており、そのまま注文手続きへ進められます。
日興フロッギーの国内株式は、最低100円から好きな金額で購入でき、dポイントも使えます。通常ポイントだけでなく、期間・用途限定ポイントも利用可能。限定ポイントもポイント投資に使えるのは、dポイントだけです。
そのため、日興フロッギーを利用すれば、現金を用意せず学びながら株式投資が始められます。投資の知識・経験に不安を抱いている方は、日興フロッギーのポイント投資をぜひ活用してみてください。
\期間・用途限定ポイントも使える!/
日興フロッギーの詳細はこちらポイント投資のメリット・デメリット

この章では、ポイント投資をおすすめするメリット・デメリットを解説します。
そもそも自分はポイント投資を始めた方がいいかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント投資のメリット
ポイント投資おすすめするメリットは、以下の3つです。ポイント投資おすすめするメリット
- 資金ゼロで始められる
- 現金を使わずに投資体験ができる
- 利益は現金で受け取れる
資金ゼロで始められる
ポイント投資のメリット1つ目は、元手の資金がゼロで始められることです。各ポイント投資に対応した金融商品を購入する際、購入金額の一部に充てられるのはもちろん、全額ポイントで買うことが可能。ポイントが十分貯まっていれば、現金を用意しなくても投資を始められます。
一部のネット証券では、単元株や投資信託など、比較的少額から取引できる商品がポイント投資に対応しています。投資を始めたいけど、まだ現金を使うことに抵抗がある方は、少額投資に対応した商品でポイント投資を始めてみてもいいでしょう。
現金を使わずに投資体験ができる
ポイント投資のメリット2つ目は、投資の感覚が体験できることです。ポイント投資は現金ではなくポイントを利用するものの、実際の金融商品を購入します。全額ポイントで購入すれば、現金を使わずに投資する感覚を体験可能です。
ポイント投資である程度慣れてから、現金を使った投資を始めてみてもいいでしょう。
利益は現金で受け取れる
ポイント投資のメリット3つ目は、利益をポイントではなく現金で得られることです。通常、ポイントを使うには、対象商品の交換や対象店舗での利用といった“消費”としての使い道しか用意されていません。当然ですが、一度使えば二度とポイントは戻ってきません。
しかし、ポイント投資では本物の金融商品を購入するので、購入後は“資産”として保有し続けられます。さらに、売却すればポイントではなく現金で受け取れ、根上がったタイミングで売却すれば利益も得られます。
ポイントは普段のお買い物で貯められるので、継続的にポイント投資をおこなえば、実質的に積立投資と同じ行為ができます。そのため、ポイントの使い道に困っている方は、ポイント投資で利用する方が断然おすすめです。
ポイント投資のデメリット
ポイント投資を始める際に注意したいデメリットは、以下の3つが挙げられます。ポイント投資のデメリット
- 証券会社の口座開設が必要
- 損失が出る可能性がある
- 購入できる商品がポイントによって異なる
証券会社の口座開設が必要
ポイント投資のデメリット1つ目は、証券口座の開設が必要なことです。ポイントで購入できるとはいえ本物の金融商品を扱うので、証券口座を開設しないとポイント投資は始められません。
証券口座の開設は、本人確認書類の提出や審査を受ける必要があります。証券会社によっては、手続きに1〜2週間ほど要する場合もあるので注意しましょう。
損失が出る可能性がある
ポイント投資のデメリット2つ目は、損失が出る可能性があることです。ポイント投資は本物の金融商品を購入するため、価格変動のリスクが伴うことを知っておきましょう。価格が下落したタイミングで売却すると損失が出るので、使ったポイントは戻ってきません。
ただ、全額ポイントで購入すれば、現金を使わずに投資を始められる点がポイント投資のメリットです。
購入できる商品がポイントによって異なる
ポイント投資のデメリット3つ目は、購入できる商品がポイントによって異なることです。例えば、SBI証券は投資信託のみ対応していますが、楽天証券は現物株式・投資信託・米国株式・バイナリーオプションの4商品に対応。使いたいポイントは決まっていたとしても、購入したい商品に対応していないかもしれません。
実際にポイント投資を始める際は、購入できる商品の種類をチェックしておきましょう。ただ、どのポイント投資サービスも国内株式と投資信託のどちらかには対応しています。
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まとめとよくある質問
当記事では、ポイント投資サービスの選び方を踏まえて、おすすめのネット証券会社を紹介しました。これからポイント投資を始めたい方は、以下のネット証券会社を利用するのがおすすめです。
おすすめポイント投資サービス
- 楽天ポイント×楽天証券
- SBI証券×Vポイント
- LINEポイント×LINE証券
- dポイント×日興フロッギー
- Pontaポイント×auカブコム証券
それぞれのサービスで対象商品が異なります。ご自分に合ったサービスかを判断する際は、以下の3点を基準にして選んでみてください。
- 投資できる商品は豊富か
- 注文方法は簡単か
- 貯まりやすいポイントか
ポイント投資は現金を使わずに投資が始められるサービスとして、投資未経験者におすすめ。ポイント投資で少しずつ投資の感覚に慣れていけば、より本格的な投資にもチャレンジしやすいでしょう。
もう一度、おすすめのポイント投資サービスを確認したい方は、以下のリンクをご活用ください。
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以降は、ポイント投資に関してよくある質問を紹介しています。ポイント投資についてより詳しく知りたい方は、併せてご参照ください。
NISAに対応している?
対象商品がNISAに対応していれば、ポイント投資は利用できます。各ポイント投資サービスの対象商品がNISAに対応しているかチェックしましょう。
確定申告は必要?
本物の金融商品を購入するため、利益を得た場合は確定申告が必要です。ただ、特定口座(源泉徴収あり)で取引すれば、証券会社が代わりに申告してくれます。これから投資を始めたい初心者は、特定口座(源泉徴収あり)で開設するのがおすすめです。
ポイント投資は意味ない?
ポイント投資は、投資を始めるきっかけとしてお利用すれば意味はあります。ただ、ポイント投資だけで教育資金や老後の資金を作るのは難しいでしょう。