ウェルスナビ(WealthNavi)の評判は?最新実績や口コミからメリット・デメリットを解説

ウェルスナビ(WealthNavi)は、簡単な質問に答えるだけで、投資先の選定からリバランス(市場状況に応じて投資配分の比率を修正すること)まで全自動で資産運用ができる投資一任型のロボアドバイザーです。業界最大手でオリコン顧客満足度No.1(※)に輝いています。

ウェルスナビの評判・口コミを調べたところ、複数のロボアドバイザーを併用する声も。当記事ではウェルスナビの実績やサービス内容を他社と比較し、ウェルスナビのメリット・デメリットを紹介しています。

これからロボアドバイザーで投資をはじめる方も、既に資産運用していてご自身のポートフォリオにウェルスナビを入れることを検討している方も、ぜひ当記事をご覧ください。

引用:オリコン株式会社「おすすめのロボアドバイザーランキング・比較2022年」(https://life.oricon.co.jp/rank-robo-advisor/)

当記事の内容を端的にまとめると以下の通りです。ただ、どのロボアドバイザーを選ぶべきか迷っている方のために、ロボアドバイザー診断を用意しました。


ウェルスナビのメリット

  • News!最低投資金額が10万円から1万円に変更!
  • おまかせNISAやDeTAX(デタックス)で、利益に対して節税対策ができる
  • 運用方針を選べ、知識や感情に左右されることなく投資ができる
  • スマホアプリが使いやすい

ウェルスナビのデメリット

  • ウェルスナビに支払う手数料は、年率1.10%(税込)かかる


著者

マネップ編集部

マネップ編集部には、 2級ファイナンシャル・プランニング技能士証券アナリスト第2次レベルなどの資格を有する者もおり、より正確な情報発信を心掛けています。

著者情報についての詳細はマネップ編集部をご覧ください。

目次

ウェルスナビ(WealthNavi)の実績は?

最新運用実績を解説
ウェルスナビとは、業界最大手の投資一任型ロボアドバイザーです。運用コースは5つあるため、初めに5つのコースの実績を比較、その後に他社と比較した実績を紹介します。


最新実績をコース別に紹介

ウェルスナビは、利用者のリスク許容度(投資戦略)に合わせて5つのコースがあります。5つのコースの違いは、リターンとリスクの振れ幅の違いです。数字が大きいほど振れ幅が大きいので、「リスク許容度5」のほうが「リスク許容度1」よりもハイリスク・ハイリターンに設計されています。

全コースの最新実績をまとめました。

2023年1月末のウェルスナビの実績

1ヵ月 1年 3年 6年
リスク許容度1 1.01% 3.38% 21.48% 35.97%
リスク許容度2 1.88% 4.16% 25.91% 47.15%
リスク許容度3 2.64% 4.67% 29.42% 55.34%
リスク許容度4 3.31% 5.56% 33.76% 63.89%
リスク許容度5 3.58% 5.26% 34.65% 66.29%
※2023年3月確認

全コースを比較すると、「リスク許容度5」のコースが最も実績が良い状況です。リスク許容度とは、5つの中で最も積極的な投資をするコース。

具体的なポートフォリオは公開していませんが、ウェルスナビはETF(上場投資信託)を通じて、米国株・日本株・新興国株・米国債・物価連動債・金・不動産の7つの資産クラスに分散投資をしています。

続いては他のロボアドバイザーとの実績を比較します。

2016年からの6年間実績を比較すると実績が良い

下の図は、2016年7月を基準に、投資一任型ロボアドバイザーの実績を比較したものです。2016年7月を基準とした理由は、2016年1月~7月で4サービスが運用開始し、次のサービスが開始したのが2020年1月と4年間の差があるからです。ロボアドバイザーは長期運用を前提としているので、より長い期間で資産運用している4サービスを比較しました。

2016年7月末を基準とした投資一任型ロボアドバイザーの実績推移表 ※上記は各ロボアドバイザーの全コースを平均した実績です。

図の通り、6年間の実績を比較した場合、2023年1月末の時点ではウェルスナビが最も実績が良い状況です。

\長期運用の中で実績が最も良い/

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コロナショック後の実績ではFOLIO ROBO PROに劣る

ロボアドバイザーが普及し始めた2016年以降で大きな経済ショックといわれるのは、2020年2月以降のコロナショックです。経済ショックが起きても損失リスクがないのかを確認するために、2020年1月からの実績を比較します。

2020年1月末を基準とした投資一任型ロボアドバイザーの実績推移表 ※上記は各ロボアドバイザーの全コースを平均した実績です

グラフからウェルスナビよりもFOLIO ROBO PROのほうが実績が良いことが分かります。FOLIO ROBO PROは、2020年1月にサービスを開始しました。ウェルスナビは金融工学の理論(現代ポートフォリオ理論)だけをもとに投資しているのに対し、FOLIO ROBO PROは金融工学に加え、AIが将来予測をして投資をしています。

FOLIO ROBO PROはAIが相場状況に応じて最適と判断した投資をするため、コースは1つしかありません。一方で、ウェルスナビは投資戦略(リスク許容度)に合わせてコースが選べ、選んだ投資戦略に基づいてリバランス(資産配分を見直すこと)をします。AI将来予測についての詳細が気になる方は以下をご覧ください。



上記グラフはウェルスナビの全コース平均なので、ウェルスナビの中で最も実績の良い「リスク許容度5」とFOLIO ROBO PRO(1コースのみ)の実績を比較してみましょう。

2023年1月末の実績比較

1ヵ月 1年 3年 6年
FOLIO
ROBO PRO
(1コースのみ)
5.22% 7.64% 42.5% -
ウェルスナビ
(リスク許容度5)
3.58% 5.26% 34.65% 66.29%

最新から3年前までで比較するとFOLIO ROBO PROの実績が良い状況です。

ロボアドバイザーは長期投資を前提にサービスが提供されているので、1年以上の実績で比較するのがおすすめです。ロボアドバイザーは利益を保証するものではありませんが、最新実績で比較すると現時点ではFOLIO ROBO PROのほうがウェルスナビよりも良いと言えます。

しかし、ウェルスナビはFOLIO ROBO PROよりも運用歴が長く、かつ運用者数・預かり資産額が業界No.1(※)です。実績に加え、業界最大手への安心感を求める方には、ウェルスナビがおすすめです。

投資家の中には、自分のポートフォリオとしてウェルスナビとFOLIO ROBO PROを併用し、ロボアドバイザーの分散投資をする方もいらっしゃいます。金融工学のウェルスナビ、AI詳細予測のFOLIO ROBO PROと、運用方針が違うからこそロボアドバイザーも分散投資をして資産損失のリスクに備えるのも一つの手です。

FOLIO ROBO PROの詳細は、「FOLIO ROBO PROの評判を実績とともに解説」にて解説しています。
引用:ウェルスナビ公式サイト(https://www.wealthnavi.com/,https://www.wealthnavi.com/5th-anniversary)

投資信託とウェルスナビの手数料を差し引いた実績は?

口コミによると、分散投資を目的にロボアドバイザーを検討する方の中には、投資信託と比較している方もいらっしゃいます。そのため、今回はウェルスナビと投資信託の実績を比較します。今回比較する投資信託は、投資一任型ロボアドバイザーのように複数の金融資産に分散投資する「資産複合型」と、投資信託の買い付けランキングで上位のインデックスファンドです。

なお、ウェルスナビや投資信託が公表している実績は、手数料を差し引いた実績です

ウェルスナビと
投資信託の実績比較表

ロボアドバイザー 投資信託
ウェルスナビ 資産複合型 株式100%
(インデックス
ファンド)
サービス名 全コース平均 リスク許容度5 eMAXISSlimバランス
(8資産均等型)
eMAXISSlim
全世界株式
(オール・カントリー)
1年 4.68% 5.26% 5.01% 1.60%
3年 29.37% 34.65% 43.10% 14.95%
投資対象商品 株式、債券、不動産、金 株式、債券、不動産 全世界の株式
※ウェルスナビは運用歴から約6年、eMAXISSlimシリーズは開始から5年のため、1年間と3年間で比較をしています。


表より、ウェルスナビの実績は、資産複合型のeMAXISSlimバランス(8資産均等型)よりは実績が良くないものの、インデックスファンドのeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)よりは良い実績であることが分かりました。インデックスファンドは、TOPIXやS&P500のような経済指標と連動した実績を狙っていますが、ウェルスナビなどのロボアドバイザーは、経済指標を上回る実績を狙っています。

また、投資信託は自分自身で購入する銘柄を決めて、購入する手間がかかります。一方で、ウェルスナビは投資信託を通して世界中の金融商品に投資をします。どの銘柄に投資するか選べない方はウェルスナビがおすすめです。

\お任せ投資を始める/

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ここまで、ウェルスナビの運用実績について解説しました。

ウェルスナビは実績以外にもメリットがあるのか、次章では実際にウェルスナビを利用している方の評判・口コミを紹介します。

利用者の評価は?評判・口コミを紹介

評判・口コミを徹底調査
ここでは、ウェルスナビ利用者の実際の評判・口コミを紹介します。良い口コミもあれば悪い口コミもありました。

評判・口コミを調べたところ、主に5つの評判に分けられます。


実績に関する評判は良い口コミと悪い口コミがある

まずはウェルスナビの実績に関する評判を紹介します。

長期運用と考えて楽しみながらコツコツ投資できていると評判の口コミがある



上記のとおり、ウェルスナビでの投資を長期的に考えている評判・口コミが見られました。投資なので日々の値動きはありますが、一喜一憂せずにコツコツ継続投資するスタンスは重要だとわかります。

それでは次の評判・口コミを確認しましょう。

値動きが大きいという評判もあったので気になる方は注意が必要



日々の値動きが気になっている評判・口コミです。増減が激しいのか気になる方は、リスク許容度を下げるのも一つの手です。リスク許容度とは、投資においてどの程度の不確実性を受け入れるかを示したものです。リスク許容度が小さいほど、不確実性が下がると言われています。

実は、値動きが気になる方こそ、投資信託よりもウェルスナビがおすすめです。投資信託を自分で購入すると、どのタイミングで売買すべきなのかを考えないといけないため、日々の値動きに対して感情が左右されることがあります。一方で、ウェルスナビはリバランスまで全て代行してくれるので、日々の値動きを追う必要はありません。

さらに、ウェルスナビでの資産運用は、将来に向けて長期的に継続する前提があります。実績比較でもお伝えしましたが、ウェルスナビは運用歴が6年以上ある投資一任型ロボアドバイザーの中で最も実績がいい状況です。

他のロボアドバイザーと併用する口コミも



他のロボアドバイザーと併用している口コミです。

ウェルスナビは金融工学に基づいて投資するのに対し、FOLIO ROBO PROはAI将来予測を活用して好パフォーマンスを目指す投信工房は助言型でコストを抑えて投資するなど、サービスによって運用方針が異なります。そのため、ロボアドバイザーを併用し、ロボアドバイザー自体を分散投資するのも一つの手段です。

ちなみに、口コミの画像をみると、実績の部分で紹介した通り、ウェルスナビよりもFOLIO ROBO PROのほうが実績が良いことが分かります。


実績に関する口コミは以上です。お任せ投資でコツコツと長期投資をしたい方、他の投資一任型ロボアドバイザーと併用して投資をしたい方はぜひウェルスナビで投資を始めましょう。ウェルスナビで口座開設をしたい方は以下のボタンから口座開設へ進めます。その他のウェルスナビの評判を確認したい方は、そのままご覧ください。

ウェルスナビの口座開設方法へ進む

手数料が投資信託よりも高い



ウェルスナビが他のロボアドバイザーよりも手数料が高いということではなく、投資一任型ロボアドバイザーの手数料が投資信託よりも手数料が高いという口コミです。

投資一任型ロボアドバイザーの手数料は、0.715%~1.10%(税込)です。一方で、投資信託の手数料は、0.0938%~0.1620%(税込)(※)と、投資一任型ロボアドバイザーの約10分の1です。

ただ、ウェルスナビが投資先の選定からリバランスまで全自動で対応してくれます。そのため資産運用の手間が省ける分、手数料がかかるのは仕方がないという口コミもあります。

参考:当サイトで調べたインデックス投資の手数料です。

投資判断がAIのためポートフォリオの組み方に関心がある評判も



自分自身で投資をする場合は、商品選びからリバランスまで全て自分でやらないといけません。

一方で、ウェルスナビは国内外の株式をはじめ、債券、金、不動産など、値動きの異なる資産(ETF)を組み合わせて、最適なポートフォリオを自動で構築しています。そのため、投資家が手を出しづらいと思っている金融商品でも、知識や感情に左右されることなく投資ができます。

一般NISAに対応しており2024年からの新NISAにも対応予定である



ウェルスナビは一般NISAに対応しているものの、つみたてNISAには対応していません。また、投資一任型ロボアドバイザーで、つみたてNISAに対応しているものはない状況です。その中で、2024年の新NISAへの移行に伴い、ウェルスナビも新NISAに対応するといった発表がありました。

新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠(現一般NISA枠)」の併用ができるため、新NISA対応後はウェルスナビもNISA枠内でつみたて投資ができるようになります。新NISAが始まる前にウェルスナビを利用した場合は、そのまま新NISAの「成長投資枠(現一般NISA枠)」に移行できます。

ただし、具体的な対象商品やサービスの概要などはまだ発表されていません。一般NISAで投資をしたい方や、2024年の新NISAに対応予定のロボアドバイザーを検討している方には、ウェルスナビがおすすめです。

ウェルスナビ専用のスマホアプリが使いやすい



ウェルスナビのスマホアプリに関する口コミもありました。長期積立投資をするためのモチベーションアップにつながる設計が好評のようです。

なお、ウェルスナビのスマホアプリは、iOS・androidから無料ダウンロードが可能。スマホアプリだけで入金や取引ができるほか、市場分析やコラムの配信もあります。

提携サービスWealthNavi for AEON CARDでクレカ積立ができる



ウェルスナビとイオンクレジットの提携サービス「WealthNavi for AEON CARD」では、イオンマークのクレジットカードでクレカ積立ができます。クレカ積立の還元率は0.5%で、毎月の積立金額に対してWAONポイントが貯められます。

しかし、通常のウェルスナビではクレカ積立はできず、銀行引き落としでの自動積立しか対応していません。WealthNavi for AEON CARDのデメリットは、ウェルスナビのアプリに対応していないこと。WAONポイントを貯めたい方は、WealthNavi for AEON CARDを、利便性を求める方はウェルスナビがおすすめです。

WealthNavi for AEON CARDの口座開設は、こちらへお進みください。

評判・口コミからわかった、ウェルスナビのメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。

ウェルスナビのメリット

  • おまかせNISAやDeTAX(デタックス)で、利益に対して節税対策ができる
  • 運用方針を選べ、知識や感情に左右されることなく投資ができる
  • スマホアプリが使いやすい

ウェルスナビのデメリット

  • ウェルスナビに支払う手数料は、1.10%(税込)かかる
  • イオンカードのクレカ積立はウェルスナビには適用されない
  • ※ウェルスナビとWealthNavi for AEON CARDはサービスが異なります。

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以上がウェルスナビの評判・口コミでした。評判をもとに、ウェルスナビのメリットとデメリットを解説します。

評判・口コミで分かったウェルスナビのメリット

ウェルスナビのメリットを解説

ここでは、評判・口コミでわかったウェルスナビのメリットを整理します。ウェルスナビのメリットは以下の3つです。

ウェルスナビのメリット

  • おまかせNISAやDeTAX(デタックス)で節税対策ができる
  • 運用方針を選べ、知識や感情に左右されることなく投資ができる
  • スマホアプリが使いやすい

それぞれ解説します。

おまかせNISAやDeTAX(デタックス)で節税対策ができる

評判・口コミでわかったウェルスナビのメリット1つ目は、節税対策サービスがあることです。

通常の投資では得た利益に対して20.315%の税金がかかるため、ウェルスナビには「おまかせNISA」や「DeTAX(デタックス)」という節税対策のサービスを提供しています。

おまかせNISAで非課税枠内で投資ができる

一般NISAの枠を利用すると年間120万円までの投資は非課税の対象になります。ウェルスナビのおまかせNISAを利用すると、NISA口座と通常口座の全体で、リスクとリターンが効率的になる投資をします。

効率的にするために、2つのポイントがあります。1つ目はNISA口座を優先的に投資することです。年間120万円の非課税枠は翌年にはリセットされるので、非課税枠が埋まるまではNISA口座で投資します。

2つ目は、相対的に利益が期待できる銘柄をNISA口座で優先して購入することです。もし年間120万円の非課税枠を越えて投資する場合のみ、ウェルスナビが自動でNISA口座と通常口座のどちらで購入するかを判断します。多くの利益が出るほうを非課税対象にすることで、より節税効果が見込めます。

ただし、つみたてNISAやジュニアNISAには対応していないので注意しましょう。一般NISAのみウェルスナビの利用が可能です。

News

ウェルスナビの新NISAについて解説 引用:ウェルスナビ公式サイト「2024年より、ウェルスナビの『おまかせNISA』が新しいNISA制度に対応予定」2023年1月(https://corp.wealthnavi.com/news/)

2024年からNISA制度が「新NISA」に移行します。新NISAでは、現行の一般NISAとつみたてNISAが制度上統合されます。

ウェルスナビは一般NISAのみ対応していますが、新NISA対応後はつみたて投資枠を含むNISAの非課税枠全体で投資ができるようになります。

具体的な対象商品やサービスの概要は、まだ発表されていません。

DeTAX(デタックス)で税負担を自動で最適化

DeTAX(デタックス)とは、税効果最適化機能といわれており、ウェルスナビ以外にもTHEO+ docomoやSUSTENが取り入れている機能です。

DeTAXでは、具体的に2つのパターンがあります。1つ目は取引で実現利益が発生した場合です。通常であれば利益が出ている分だけ税金が掛かりますが、ポートフォリオ内で含み損が出ている銘柄を、ウェルスナビが自動的に売却し損失を実現させます。損失分の利益が相殺されるので、税金を抑えられるという仕組みです。

2つ目は、取引で実現損失が発生した場合です。今年の取引がマイナスであれば、税金が課せられません。しかし、翌年は利益が出る可能性があります。そのため、現段階でポートフォリオ内で含み益が出ている銘柄をウェルスナビが自動売却します。そうすることで翌年以降に出る可能性がある利益を、今年の損失と相殺することで税金を軽減させる仕組みです。

ウェルスナビはNISAの非課税メリットの活用やDeTAXで、利益を上げることだけではなく、余計な支出をしないことにも注力しています。また、新NISA対応のニュースは口コミでも話題に。NISA枠で全自動投資をしたい場合は、ウェルスナビがおすすめです。

運用方針を選べて知識や感情に左右されることなく投資ができる

ウェルスナビのシミュレーション結果

評判・口コミでわかったウェルスナビのメリット2つ目は、運用方針を選べ、知識や感情に左右されることなく投資ができることです。

投資一任型ロボアドバイザーの中には、コースが1コースしかないものもありますが、ウェルスナビではその人の運用方針(リスク許容度)に合わせて5つのコースから選べます。運用方針の診断は、簡単な6つの質問に答えるのみです。診断結果は以下が表示されます。

診断結果の項目

    • 将来予想
    • 30%の確率で〇〇円以上、50%の確率で〇〇円以上、70%の確率で〇〇円以上になりますといった将来予想

    • 過去分析
    • 推奨ポートフォリオをリーマンショック前から運用した場合の総資産のシミュレーション

  • ポートフォリオ
  • 米国株、日欧株、ゴールド、不動産など、資産クラスの金額・割合が出る

診断結果の例

診断結果の詳細予測
診断結果の過去分析
診断結果のポートフォリオ

当サイトも実際に無料診断しましたが、将来予想だけでなく過去のデータと結びつけたシミュレーションがあるため、信頼性の高さを感じました。また、ポートフォリオでは資産の組み合わせがわかりやすく表示され、ひと目で理解できました。

口コミの中には、「自分で組まないポートフォリオがおもしろい」「自分で投資判断をしないから安心できる」など、知識や感情に左右されることなく投資ができることへの評価もありました。

また、選んだコースで全自動で資産運用をしてくれるので、入金後はほったらかしても問題ないのもメリットです。

スマホアプリが使いやすい

評判・口コミでわかったウェルスナビのメリット3つ目は、運用実績がスマホアプリが使いやすいことです。

スマホアプリの利用で次のようなメリットがあります。
  • スマホアプリだけで入金や取引が可能
  • 資産運用の状況もひと目で確認可能
  • 市場分析やコラムの配信がある

当サイトで紹介している投資一任型ロボアドバイザーは、全てスマホアプリがあります。その中で、ウェルスナビのスマホアプリは長期投資のモチベーションを上げてくれるという口コミもあります。

以上がウェルスナビのメリットです。節税対策を利用したい方や、運用方針(リスク許容度)に合わせて投資をしたい方はウェルスナビがおすすめです。

続いては、評判・口コミからわかったウェルスナビのデメリットを解説します。今回は、ロボアドバイザーの利用が初めての方向けに、ウェルスナビだけではなく、投資一任型ロボアドバイザーに共通するデメリットも紹介しています。

やめたほうがいい?ウェルスナビのデメリット

利用前に知りたいデメリットを解説
ここでは、評判・口コミで判明したウェルスナビのデメリット・リスクを解説します。

ウェルスナビのデメリット

  • ウェルスナビに支払う手数料は年率1.10%(税込)かかる
  • 元本割れのリスクもある
  • 株式やFXのように短期で利益は狙いにくい

ウェルスナビに支払う手数料は年率1.10%(税込)かかる

評判・口コミでわかったウェルスナビのデメリット1つ目は、手数料が1.10%(税込)発生することです。

具体的には、運用会社であるウェルスナビ株式会社に、 預かり資産の1.10%(税込)の支払いが毎月必要です。預かり資産の額は日々変動するため、1日分の手数料をウェルスナビが毎日計算し、足し合わせた平均額が毎月の手数料になります。左記のとおり算出された預かり資産に対し、手数料1.10%(税込)が毎月はじめに引き落としされます。

仮に100万円の預かり資産があった場合、当月支払う手数料は約917円(100万円×1.10÷12ヶ月)です。

他の投資一任型ロボアドバイザーの手数料は、0.715%~1.10%でウェルスナビと同じ1.10%の手数料体系のロボアドバイザーはウェルスナビを入れて3社あります。そのため、ウェルスナビの手数料が特別高いわけではありません。しかし、投資信託と比べるとウェルスナビの手数料は高いと言えます。

手数料を差し引いた、ウェルスナビと投資信託の実績は以下です。

ウェルスナビと投資信託の比較表

ロボアドバイザー 投資信託
ウェルスナビ 資産複合型 株式100%
(インデックス
ファンド)
サービス名 全コース平均 リスク許容度5 eMAXISSlimバランス
(8資産均等型)
eMAXISSlim
全世界株式
(オール・カントリー)
1年 4.68% 5.26% 5.01% 1.60%
3年 29.37% 34.65% 43.10% 14.95%
投資対象商品 株式、債券、不動産、金 株式、債券、不動産 全世界の株式
※ウェルスナビは運用歴から約6年、eMAXISSlimシリーズは開始から5年のため、1年間と3年間で比較をしています。

表より、ウェルスナビの実績は、インデックスファンドのオールカントリーよりも良いことが分かりました。

さらに、ウェルスナビでは手数料の「長期割」も実施。ウェルスナビでの運用期間と運用金額に応じ、6ヵ月ごとに手数料の割引が拡大するプログラムで、最大0.99%(税込)まで割引されます。

元本割れのリスクもある

評判・口コミでわかったウェルスナビのデメリット3つ目は、ロボアドバイザー共通のものです。ウェルスナビに限らず、ロボアドバイザーには、元本割れする可能性があります。

大前提、ウェルスナビやロボアドバイザーは投資であるため、価格が下落して損失が出る可能性があります。場合によっては、投資した金額よりも減ってしまう元本割れも起こり得ます。 とはいえ、ウェルスナビは利用者のリスク許容度に合わせ、資産を分散させてコツコツ積立投資をするサービスです。分散投資は資産損失のリスクが低い投資と言われています。

株式やFXのように短期で利益は狙いにくい

評判・口コミでわかったウェルスナビのデメリット4つ目も、ロボアドバイザー共通のものです。ロボアドバイザーは、株式やFXのように短期的な利益は狙いにくいことです。

ウェルスナビなどのロボアドバイザーは、長期・積立・分散投資を前提としたサービスです。経済成長に合わせつつ、あらゆる国・資産に長期的に積立投資することで、リスクを抑えつつ将来の資産を築くことを目標としています。

そのため、今すぐ利益を狙うことは難しいと言われており、短期運用には向いていません。

ここまで、評判でわかったウェルスナビのメリット・デメリットを紹介しました。メリットが多いウェルスナビですが、他のロボアドバイザーと比較して優れている部分はあるのでしょうか。次章では、ウェルスナビと他の投資一任型ロボアドバイザーでサービス内容を比較します。メリット・デメリットを見てウェルスナビに申し込みたいと思った方は、以下のボタンから口座開設方法へ進めます。

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ウェルスナビは他社よりもおすすめ?サービス内容を比較

ウェルスナビ株式会社では、ロボアドバイザーの「ウェルスナビ」の他に「WealthNavi for ●●」というロボアドバイザーサービスを提供しています。

「ウェルスナビ」と「WealthNavi for ●●」のサービスは似ているため、まずはウェルスナビと他社のロボアドバイザーを比較し、その後に「ウェルスナビ」と「WealthNavi for ●●」の違いを紹介します。

早速、ウェルスナビと他社のロボアドバイザーとの比較一覧表をご覧ください。

他のロボアドバイザーとのサービス比較一覧表

ウェルスナビと他の投資一任型ロボアドバイザーをサービス内容で比較しました。

ロボアドバイザーのサービス比較表

ウェルスナビ FOLIO
ROBO PRO
THEO+
docomo
Wealth
Wing
SUSTEN 楽ラップ SBIラップ ON
COMPASS
画像 WealthNavi(ウェルスナビ) FOLIO ROBO PRO THEOテオ+docomo Wealth Wing サステン(SUSTEN) 楽ラップ SBIラップ ON COMPASS
分類 一任型 一任型 一任型 一任型 一任型 一任型 一任型 一任型
最低投資金額 1万円 10万円 1万円 15万円 10万円 1万円 1万円 1,000円
運用手数料 年率1.10% 年率1.10% 年率1.10% 年率0.99%
情報利用料
330円/月
成果報酬額 選択型※4 年率0.955%(平均) 年率1.0075%程度
節税機能 × × × × ×
NISA対応 一般NISA※3 × × × × × × ×
下落軽減機能 × × ×
AI将来予測 × × × × ×
ポイント × × dポイント ANAマイル※3 × × Tポイント ×
クレカ積立 ×※2 × dカード
dカードGOLD
× × × × ×
投資対象 ETF 米国ETF ETF 日本株 自社の
投資信託
国内の
投資信託
米国ETF ETF
サービス開始 2016年1月 2020年1月 2016年2月 2020年11月 2020年10月 2016年7月 2022年4月 2016年6月
※手数料は全て税込みです。
※1 2024年からは新NISAに対応予定です。
※2 提携サービスWealthNavi for AEON CARDでは、イオンカードのクレカ積立に対応しています。
※3 ANAマイルの付与は運用6ヵ月間のみです。
※4 ①固定0.715% ②固定0.605%+成果報酬5.5%の2つから選択できます。


他の投資一任型ロボ度バイザーと比較すると、ウェルスナビは下落軽減機能が付いていないことやポイントサービスがないことがデメリットです。

一方で、NISAに対応しているのはウェルスナビのみ。節税対策を検討している方はウェルスナビがおすすめです。

ウェルスナビ株式会社が提供するWealthNavi for ●●とは?

ウェルスナビ株式会社には、ウェルスナビの他にも「WealthNavi for ●●」という金融機関や企業との提携サービスがあります。

提携サービスのメリットは、各サービス独自の特典があることです。しかし、提携サービスでは長期割が使えないことや、一部サービスではウェルスナビのアプリが使えないなどのデメリットがあります。また、運用手数料は全て同一の1.10%です。

ウェルスナビと提携サービスでの複数口座を持つことはできません。各サービスと独自の特典については以下にまとめているので、口座開設前に確認しましょう。


以上がウェルスナビの特徴についての解説です。15社もの金融機関・企業と提携しているのは、ウェルスナビだけです。そのためウェルスナビには安心感があるという評判もあります。

そんなウェルスナビはキャンペーンを実施中!キャンペーンについては次章で解説します。ウェルスナビでの投資を検討中の方はぜひご覧ください。

2023年3月最新キャンペーン情報を解説

最新キャンペーンを解説
ウェルスナビでは、お得なキャンペーンを毎月開催しています。ウェルスナビで実施中のキャンペーンは以下のとおりです。

2023年3月最新キャンペーン情報

  1. 【常時開催】新規ご利用プログラム
  2. 【常時開催】積立開始プログラム

各キャンペーンは併用可能です!各キャンペーンの詳細情報を見ていきましょう。

新規ご利用プログラム

新規ご利用プログラム
キャンペーン概要表
特典

最大5,000円プレゼント

条件

・キャンペーンエントリーしていること
・対象期間中に50万円以上の入金すること
・対象期間中の出金依頼をしていないこと

期間

初入金日から6ヵ月目の末日まで


ウェルスナビを新規に始めた方を対象としたキャンペーンです。新規口座開設後、初めて入金した日から6ヵ月目の末日までに50万円以上入金すると。最大5,000円の現金がプレゼントされます。

キャッシュバック金額は入金額によって、下記のように変動します。

入金額 プレゼント金額
NISA口座を
開設していない
NISA口座を
開設している
50〜100万円未満 3,000円 1,500円
100〜150万円未満 2,000円 4,000円
150万円以上 2,500円 5,000円

ウェルスナビの「おまかせNISA」でNISA口座を開設すると、キャッシュバック金額が2倍。150万円以上の入金で最大5,000円がプレゼントされます。

これからウェルスナビで資産運用を始めたい方は、ぜひ当キャンペーンを活用しましょう!

ウェルスナビの口座開設方法へ進む

積立開始プログラム

積立開始プログラム
キャンペーン概要表
特典

積立金額に応じて最大15,000円プレゼント

条件

・プログラムエントリーしていること
・運用開始から3ヵ月間連続で積立ていること
・出金をしていないこと

期間

常時開催
※運用開始から3ヵ月間


ウェルスナビで積立投資を応援するプログラムです。ウェルスナビの口座を開設し、運用開示から3ヵ月間連続で積立投資すると、最大15,000円プレゼントされます。

プレゼント金額は、3カ月連続で行われた自動積立のうち、2ヵ月目・3ヵ月目のいずれか少ない方の積立額に応じて、以下の金額をプレゼントされます。

積立金額 プレゼント金額
1万円以上3万円未満 500円
3万円以上5万円未満 1,000円
5万円以上10万円未満 1,500円
10万円以上20万円未満 2,000円
20万円以上30万円未満 3,000円
30万円以上50万円未満 5,000円
50万円以上100万円未満 7,000円
100万円以上 15,000円

ウェルスナビの公式情報によると、3人に2人が自動積立を利用しています。積立投資を考えているなら、振り込みの手間がない自動積立がおすすめです。

ウェルスナビの口座開設方法へ進む

以上がウェルスナビのキャンペーン・プログラムの解説でした。ウェルスナビでの投資を検討中の方は、この機会にキャンペーンを利用しましょう!

最後に、ウェルスナビで口座開設する方法をご紹介します。

口座開設・資産運用開始までの流れ

口座開設する方法を解説
ここではウェルスナビで投資を始める方法を解説します。口座開設から資産運用開始までの流れを以下にまとめたので確認しましょう。

Webからの口座開設の流れ

  • 運用プランの診断
  • 6つの質問に回答し、ご自身のリスク許容度に最も適した運用プランを提案してもらう。診断結果の確認し、納得したら口座開設へ進む。

  • Webから口座開設の申込
  • メールアドレスの登録後、メールに添付されているURLから口座開設手続きを始める。氏名・勤務先などの基本情報の記入後、本人確認書類のアップロード・顔写真の撮影をする。

  • 審査・積立設定
  • 審査に通過後、口座開設完了の簡易書留を受け取る。簡易書留に記載のログイン情報でログインし、銀行口座を連携し入金する。
    ※リスク許容度はこのタイミングで選べます。
    ※10万円以上の入金が完了してから、資産運用が始まります。


ウェルスナビはあなたの運用方針に合わせて、完全にお任せして資産運用ができます。知識や感情に左右されずに投資ができるので、投資初心者だけではなく、投資に慣れている方にもおすすめです。

\34万人以上の方が利用中/

ウェルスナビの申し込みは公式サイトへ

まとめ | ウェルスナビは業界最大手のロボアドバイザーで手厚いサービスがある

ウェルスナビの評判・口コミまとめ
当記事ではウェルスナビの基本情報から実績や評判・口コミまで紹介しました。最後に、記事の内容をふまえてウェルスナビのメリット・デメリットをおさらいしましょう。

ウェルスナビのメリット

  • おまかせNISAやDeTAX(デタックス)で、利益に対して節税対策ができる
  • 運用方針を選べ、知識や感情に左右されることなく投資ができる
  • スマホアプリが使いやすい

ウェルスナビのデメリット

  • ウェルスナビに支払う手数料は、1.10%(税込)かかる

ウェルスナビは、業界最大手で、利用者数も34万人を突破しています。運用実績や提携会社の多さからみても、信頼性は高いため、安心して資産運用をしたいと考えている方におすすめです。

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よくある質問

ウェルスナビの実績は良いですか?

2022年12月末の最新実績では、設定来で40.32%~83.02%です。

2016年から運用開始しているサービス4社を比較すると最も良いですが、2020年から運用している7社を比較するとFOLIO ROBO PROに次ぐ実績です。

ウェルスナビの最新実績についてはこちらをご覧ください。

つみたてNISAでもウェルスナビは利用できますか?

ウェルスナビはつみたてNISAには対応していません。対応しているのは 一般NISAのみです。ジュニアNISAにも対応していないので注意しましょう。

ただ、2024年の新NISA制度に対応する予定と公表がありましたので、新NISAに対応後はつみたてNISAにも対応します。

ウェルスナビのNISAについてはこちらをご覧ください。

WealthNavi for SBI証券は終了した?

WealthNavi for SBI証券は2022年11月4日をもってサービスを終了しています。

サービス終了時点で「WealthNavi for SBI証券」を利用していた場合は、運用残高・運用方針および積立設定が引き継がれたまま、「WealthNavi」として利用できます。