Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判は?実績や口コミから検証

ウェルスウィングのメリットとデメリットについて実績や評判から解説します

データの参照元・実績の計算方法について

当記事では以下の各サービスの公式データをもとに実績を比較・紹介しています。

サービス参照元


※毎日の運用実績を公開しているサービスは、該当月の最終日の実績を参考にしています。
※Wealth Wingはコース平均と当月の好実績のコースしか実績を公表していないため、コース平均のみを紹介しています。
※THEO+ docomoは231通りのコースがあるため、コースの平均のみを紹介しています。
※実績は、全て手数料を差し引いたものです。楽ラップは手数料プランが複数あるため、0.715%で計算しています。

実績の計算方法

{(該当月の実績)/(基準日の実績)}ー1

※実績を一覧で公表していないサービスは、以下で計算しています。
  • ROBOPRO(ロボプロ)
  • 設定来を100とし、設定来の騰落率から該当月の実績を算出しています。

  • SBIラップ
  • 実績を公開した2022年4月の前月(2022年3月)を100とし、前月比の実績から該当月の実績を算出しています。

各公式サイトので公表データをもとに実績を集計するため、当記事は翌月の中旬に更新しています。

※最新の実績は、以下のボタンから別ページへお進みください。

ロボアドバイザーの
運用実績情報はこちら
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、投資一任型ロボアドバイザーで唯一、日本株のみに投資します。投資先が他の投資一任型ロボアドバイザーと異なるため、運用手法も特徴的です。

当記事では、Wealth Wingの最新実績評判からわかったWealth Wingのメリット・デメリットを紹介。Wealth Wingのおすすめの利用方法について詳しく解説していきます。

Wealth Wingのメリット

  • 日本株(国内現物株式)のみでお任せ運用し、攻めの投資ができる
  • 条件を満たせば配当金や株主優待がもらえる
  • 有料のスマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減を目指せる
  • ESG投資で社会や環境に良い企業に投資できる
  • 投資しながらANAマイルが貯まる

Wealth Wingのデメリット

  • 日本株特化型のため分散投資によるリスクヘッジができない
  • 最低投資金額が15万円と比較的高め
  • 運用額が低いほど手数料が割高

\リリース後は他社よりも好実績/

Wealth Wingの最新実績はこちら
Wealth Wingのおすすめの利用方法
  • ご自身で日本株投資をしながら、Wealth Wingの戦略を参考にする
  • 日本株でおまかせ投資をする
  • ポートフォリオの一部として利用する
  • 他のロボアドバイザーで海外投資を、Wealth Wingで国内投資というように分散投資する

Wealth Wingの評判・口コミはこちら
著者
小関 拓弥

小関 拓弥
株式会社EXIDEA
Webメディア事業部 WEBディレクター

【経歴】
2016年3月 早稲田大学商学部卒業。2016年4月 SMBC日興証券へ入社。主に個人向けの営業を行う。2018年10月にEXIDEAへ入社。現在は、前職での金融知識を活かし、マネップのネット証券・ロボアドバイザージャンルを担当。

【保有資格】
日本証券業協会 一種外務員

目次

Wealth Wing(ウェルスウイング)の実績は?運用手法から解説

運用コースや実績を解説

Wealth Wing(ウェルスウイング)は、投資一任型ロボアドバイザーの中で唯一、日本株に特化した投資をします。そのため、運用手法も他のロボアドバイザー異なり特徴的です。今回はWealth Wingの運用手法から解説し、他の投資一任型ロボアドバイザーとの実績を比較します。

アクティブ投資で攻め続ける運用手法

Wealth Wingは独自の戦略に基づいて金融商品の中でも値動きがあるといわれている株式(日本株)に投資するため、ロボアドバイザーのなかでもアクティブファンドに近い運用手法です。公式サイトでは運用手法を「攻め続ける資産運用」と言っています。(※)

一方で、当サイトで調べた他の投資一任型ロボアドバイザーは、投資対象が投資信託やETF(上場投資信託)です。そのため、分散投資で損失リスクを抑えながら利益を狙っています。Wealth Wingと比較するとインデックスファンドに近いと評判です。

引用:Wealth Wing公式サイト「戦略詳細」2023年11月確認(https://wealth-wing.com/strategy/detail/)


攻める資産運用のWealth Wingですが、最新実績は良いのでしょうか。次で他の投資一任型ロボアドバイザーと比較しながら最新実績を紹介します。

2023年の最新実績(運用成績)は他のロボアドバイザーよりも好調

Wealth Wingは、利用者のリスクへの考え方に応じて8つのコースを選べます。公式による毎月の実績報告では、月間実績が良かったコースTOP3と、全コース平均のみが紹介されるため、今回は各ロボアドバイザーの全コース平均で実績を比較します。

以下が、Wealth Wingがサービスをリリースした2020年11月末を基準とした、投資一任型ロボアドバイザーの実績推移のグラフです。

2020年11月末を基準とした投資一任型ロボアドバイザーの実績推移表

グラフの紫の線がWealth Wingです。実績推移のグラフから、Wealth Wingのリリース後の実績は他社よりも良いことが分かります。また、Wealth Wingは他の投資一任型ロボアドバイザーと運用手法が異なるため、グラフの動きも異なります。グラフの動きが異なることについて、2つのケースを紹介します。

まずは、他の投資一任型ロボアドバイザーの実績が下がる中で、Wealth Wingの実績だけが伸びているケースです。2021年9月の実績を紹介します。当時のWealth Wingの実績報告は以下です。

Case1


日本市場はワクチン接種率の増加に伴い8月後半から上昇し始め、9月3日には突然の菅首相総裁選不出馬表明をきっかけに大幅上昇から始まりました。一方、米国はテーパリングの開始時期の思惑やデルタ株の感染再拡大により不安定な動きからのスタートとなりました。

その後の週半ばまでは、日本株は新総裁への期待と思惑で再び日経平均は3万円台を回復し、TOPIXは年初来高値となり約31年ぶりの高値水準となりました。米国に関しては年内のテーパリング開始が確実視されはじめ、徐々にそれを織り込む形で下落し、日米の株式市場の動きがこれまでとは逆転する展開となりました。

引用:Wealth Wing公式サイト「2021年9月の運用実績をご報告!」(https://wealth-wing.com/columns/20211005/)


次にWealth Wingの実績とFOLIO ROBO PROの実績が入れ替わっている2022年4月のケースを紹介します。こちらも当時のWealth Wingの実績報告を引用します。

Case2


円安が急速に進行し20年ぶりに1ドル=131円台を付けました。

(中略)昨年11月中旬から始まったグロース劣後・バリュー優位の二極化相場は、3月に大きく修正されましたが、4月には再び二極分化が加速し第2幕へ入ったことが見て取れます。米国株でも同じ傾向が続いており、NASDAQを中心に再び下落トレンドの最安値を更新しています。

引用:Wealth Wing公式サイト「2022年4月の運用実績をご報告!」(https://wealth-wing.com/columns/20220503/)


2つのケースからWealth Wingは、株式市場や日本の経済動向に影響を受けやすいことが分かります。他の投資一任型ロボアドバイザーと運用手法が異なるため、Wealth Wingとロボアドバイザーを併用して分散投資する投資家もいらっしゃいます。

ちなみに、Wealth Wingは条件を満たせば配当金が貰えるため、上記のグラフは配当金を含んだ実績です。運用益以外にも利益が得られるのがWealth Wingの魅力の1つです。

以上が、Wealth Wingの運用手法と実績の紹介でした。実績の良いWealth Wingですが、利用者の口コミを調査すると注意点があるようです。次章では、利用者の口コミをもとに、Wealth Wingの評判を解説します。

\攻め続ける資産運用で利益を狙う/

Wealth Wingの口座開設手順へ移動する

利用者の評判を口コミから調査

評判・口コミの調査結果を解説
Wealth Wingの評判について、実際の利用者の口コミを集めました。良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介しています。中にはWealth Wingと他の投資一任型ロボアドバイザーと併用しながら実績を比較している口コミもありました。

良い評判は実績や投資戦略への評価のみ

早速、Wealth Wingの良い評判から紹介します。Wealth Wingの良い評判は実績や投資戦略に関するものばかりでした。

戦略診断がユニーク

戦略診断がユニークで面白いなと思いました。出てきたポートフォリオも割と納得感あり。パフォーマンスが楽しみです。
引用:AppStore

良い評判・口コミには、日本株のみに投資できる運用戦略のユニークさと、戦略に伴った運用実績に評判が集まっています。他の投資一任型ロボアドバイザーは分散投資を主軸としているので、日本株のみでお任せ投資をしたい方の口コミでは評価が高いといえます。

しかし、掲載した口コミの投稿は今後のリターンを保証するものではありません。相場によっては損失が出る可能性もあることにご注意ください。

他のロボアドバイザーと戦略が違うからこそ、複数のロボアドバイザーと併用して、損失へのリスク対策をするのもおすすめです。

悪い評判には投資戦略以外にも手数料が高いことや入金・出金システムへの口コミがある

悪い評判・口コミには、実績や投資戦略への評価以外にも、手数料の高さや入金・出金に関するものもありました。それぞれ紹介します。

実績や投資戦略の評判・口コミ



国際分散投資ができないのが残念

日本国内にしか投資できないためカントリーリスクが高い。
引用:AppStore

日本株にしか投資しないため、金融商品の分散投資ができない点や、一国の経済状況に影響を受けるカントリーリスクを指摘する口コミもありました。損失リスクを抑えるなら、Wealth Wingだけではなく、他の金融商品と合わせて利用するといいかもしれません。

手数料が高いという評判・口コミ




手数料が高いという評判・口コミです。Wealth Wingの利用中は、運用手数料で運用額の0.99%(年率)と情報利用料330円(税込み)を毎月支払う必要があります。

他の一任型ロボアドバイザーの手数料は運用額の1.1%のものが多いので、Wealth Wingが特別高いわけではありません。日本株に特化した投資信託の手数料は、0.693%~1.045%と幅があります。(※)

しかし、仮に30万円を投資した場合の手数料を差し引いた最終利益のシミュレーションでは、Wealth Wingが利益額が高い結果に。シミュレーションの詳細はこちらで紹介しています。

※参考:ZAi ONLINE「日本株型アクティブファンドの中で、直近1年の上昇率が高い3本を紹介! 」2023年1月31日更新

入金・出金に関する評判・口コミ



15万円で戦略を買うを押したあと30万入金したら、15万円分ではなく、30万円分運用され、入金数日後の運用開始日のうちに大暴落。これは酷い。残り15万は暴落後に戦略を買い増しするつもりだったのに…。
Wealth Wingからの回答(一部抜粋)

Wealth Wingでは、ご入金いただいた資金が最低投資金額である15万円以上の場合、お客さまの投資戦略に基づき、運用を開始させていただいております。
恐れ入りますが、ご入金いただいた資金に関して、運用金額を指定いただくことはできません。
頂いたご意見は、関係各部署に伝達し、より良いサービスの提供に努めてまいりますので、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
引用:AppStore

入金・出金についての評判・口コミでは、出金の反映が遅いという投稿や、入金後の運用金額を指定できないという口コミがありました。

Wealth Wingでは、出金は出金指示依頼日から5営業日後です。大手ロボアドバイザーのウェルスナビの出金のタイミングは原則3営業日後なので、ウェルスナビに比べると出金に時間が掛かります。

また、入金後の運用金額を指定できません。ただ、Wealth Wingでは提携銀行でのオンライン即時入金に対応しています。タイミングを逃さずに入金したい方はオンライン即時入金をしましょう。

以上がWealth Wingの評判・口コミです。実績の評判には、良い口コミと悪い口コミの両方ありました。その他の評判には、手数料を懸念する口コミも。

次章ではWealth Wingの手数料について、他の投資一任型ロボアドバイザーや投資信託と比較します。また、手数料以外のWealth Wingの特徴についても解説します。

ウェルスナビ(WealthNavi)と何が違う?他社や投資信託と比較した特徴を解説

ここでは、Wealth Wingと他の投資一任型ロボアドバイザーとをサービス内容から比較します。サービス内容の比較表は以下のとおりです。

他の投資一任型ロボアドバイザーとサービス内容を比較

ロボアドバイザーのサービス比較表

Wealth
Wing
ウェルスナビ FOLIO
ROBO PRO
THEO+
docomo
SUSTEN 楽ラップ SBIラップ ON
COMPASS
画像 Wealth Wing WealthNavi(ウェルスナビ) FOLIO ROBO PRO THEOテオ+docomo サステン(SUSTEN) 楽ラップ SBIラップ ON COMPASS
手数料 年率0.99%
情報利用料
330円/月
年率1.1% 年率1.1% 年率1.1% 成果報酬額 選択型※3 年率0.952%
(平均)
年率1.0075%程度
最低投資金額 15万円 1万円 10万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1,000円
税金の最適化効果 × × × × ×
NISA対応 × 一般NISA※1 × × × × × ×
AIによる
相場の将来予測
× × × × ×
投資対象 日本株 ETF 米国ETF ETF 自社の
投資信託
国内の
投資信託
米国ETF ETF
ポイント ANAマイル × × dポイント × × Tポイント ×
クレカ積立 × ×※2 × dカード
dカードGOLD
× × × ×
※ 手数料は全て税込みです。 ※1 2024年からは新NISAに対応予定です。
※2 提携サービスWealthNavi for AEON CARDでは、イオンカードのクレカ積立に対応しています。
※3 ①固定0.715% と ②固定0.605%+成果報酬5.5%のいずれかを選択
※SUSTENは2023年11月時点のサービス内容です。2024年からサービスの内容が大きく変更されます。


まず注目したいのが手数料です。Wealth Wingの手数料体系は情報利用料330円+運用手数料0.99%に対して、他の投資一任型ロボアドバイザーの多くは一律1.1%。運用額が30万円を超えると、他社よりもWealth Wingのほうが手数料が安くなります。(※)
※計算式:30万円×(1.1%-0.99%)=330円

その他のWealth Wingのメリットには、ANAマイルが貯まることも挙げられます。ANAマイルは運用開始後6ヵ月間に運用額の1.0%、7ヵ月目以降は0.1%が貯まります。ANAマイルを貯めるなら、運用開始直後からAMC(ANAマイレージクラブ)に連携することをおすすめします。

一方で、Wealth Wingのデメリットは、税金の最適化効果がないことやNISAに非対応、クレカ積立に対応していないなど、付随サービスが十分でないことです。付随サービスを求める方は以下のロボアドバイザーの比較詳細記事をご覧ください。

ロボアドバイザーの比較記事はこちら

投資信託と仕組みや手数料を比較

投資一任型ロボアドバイザーと比較した場合、Wealth Wingの手数料はそこまで高くないことが分かりました。しかし、口コミの中には「投資信託や株式投資と比べたら高い」という評判もあります。

ここでは、投資一任型ロボアドバイザーと投資信託の違いを解説した後に、Wealth Wingと日本株に特化した投資信託と手数料を比較します。日本株に特化した投資信託は、過去1年の上昇率が高い「日本株」型 投資信託・ベスト3(※)と比較します。

投資一任型ロボアドバイザーと
投資信託の違い

投資一任型
ロボアドバイザー
投資信託
基本情報 銘柄の選定からリバランスまで全てお任せでできるサービス 運用の専門家が株式や債券、金・不動産などに投資・運用する商品
運用方針 利用者が自身のリスク許容度に基づいて決定する 運用会社が決定する
メリット 投資方針だけ決めれば全てお任せで投資ができる 自分で銘柄を決めることができる
デメリット 銘柄を決めることができない 銘柄の売買を自分でしないといけない

表のように、投資信託は金融商品の一部であり、投資一任型ロボアドバイザーは金融商品を組み合わせて資産運用するサービスです。投資信託も株式や債券・金・不動産などを組み合わせて運用する金融商品ですが、運用方針は運用会社が決定します。一方で、投資一任型ロボアドバイザーは運用方針をサービス利用者が決定することができます。

続いては手数料の違いを紹介します。以下の表をご覧ください。

投資一任型ロボアドバイザーと
投資信託の手数料の違い

運用手数料 その他費用
日経平均高配当利回り株ファンド 0.693% 購入時手数料:購入価額の上限2.20%
ダイヤセレクト 日本株オープン 1.045% 購入時手数料:発行価格の3.3%
日本好配当リバランスオープン 0.913% 購入時手数料:購入価額の上限に3.3%
Wealth Wing 0.990% 情報利用料:330円(月額)、売却手数料1.0%

投資信託と比べた場合、Wealth Wingの運用手数料は投資信託とあまり変わらないことが分かります。しかし、Wealth Wingは毎月330円(税込)の情報利用料がかかるので、実績も踏まえてシミュレーションをしました。

手数料のシミュレーション

年間実績 運用手数料 30万円投資し1年間運用した場合
運用益 手数料 最終利益
日経平均高配当利回り株ファンド 22.30% 0.693% ¥66,900 ¥2,508 ¥64,392
ダイヤセレクト 日本株オープン 19.20% 1.045% ¥57,600 ¥3,686 ¥53,914
日本好配当リバランスオープン 17.20% 0.913% ¥51,600 ¥3,166 ¥48,434
Wealth Wing 24.34% 0.99%+330円(月額) ¥73,020 ¥7,602 ¥65,418

表の30万円を投資したシミュレーションでは、最終利益はWealth Wingが最も高いことが分かりました。Wealth Wingは年間実績が他の投資信託よりも高いので、投資金額が大きいほど最終利益が高い試算になります。

また、Wealth Wingは投資信託とは異なり、リスクに対する考えに応じてコースが変更できる柔軟性があります。相場に応じて投資方針を変更できる点でもWealth Wingはおすすめです。


以上がWealth Wingと他の投資一任型ロボアドバイザーとのサービスの比較と、投資信託と株式投資との手数料の比較でした。次章では、評判や口コミ、他社との比較から分かった、Wealth Wingのメリット・デメリットを解説します。

評判や他社との比較から分かったWealth Wingのメリット

Wealth Wingのメリットを解説
ここは、評判・口コミを踏まえたWealth Wingを利用するメリットをご紹介します。以下がWealth Wingのメリットです。

Wealth Wingのメリット

  • 日本株(国内現物株式)のみでお任せ運用し、攻めの投資ができる
  • 条件を満たせば配当金や株主優待がもらえる
  • 有料のスマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減を目指せる
  • ESG投資で社会や環境に良い企業に投資できる
  • 投資しながらANAマイルが貯まる

他のロボアドバイザーとの違いが理解できるので、一つずつ見ていきましょう。

日本株(国内現物株式)のみでお任せ運用し攻めの投資ができる

Wealth Wingのメリット1つ目は、日本株のみでお任せ運用できることです。

当サイトで調べた他の投資一任型ロボアドバイザーは、投資信託やETFを活用した地域の分散投資や債券や株といった金融商品に分散投資するインデックス投資が主流です。分散投資をするので、リスクを抑えながら利益を狙っています。

Wealth Wingは、日本株の個別株を投資対象としたアクティブ投資を採用。アクティブ投資とは、ファンドマネージャーが市場を分析してTOPIXなどの経済指標の以上の指標を目指すものです。

投資先の銘柄は、Wealth Wingが独自の戦略で東証プライム市場から18銘柄を選定しています。市場に合わせて18銘柄を売買し、分散投資をする仕組みです。利用者は銘柄を選ぶことはできませんが、どの銘柄に投資しているのかはスマホアプリから確認ができます。

ポートフォリオは柔軟に変更可能

Wealth Wingは8つポートフォリオから選んで運用できますが、いつでも変更ができます。ほったらかしでも基本的に問題はありませんが、相場の動きを読みながら運用することも可能です。

例えば、下落相場と判断したら手堅い運用ができる「低リスク高企業価値ポートフォリオ」に変更したり、相場の動きが読めなかったら「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」を選択するなど、ご自身の景況感に合わせて運用戦略を調整できます。

利用者の8割は投資経験者

Wealth Wingの利用者
引用:Wealth Wing公式サイト「投資経験者の方を中心に幅広く利用されています」2023年3月(https://wealth-wing.com/)

投資一任型ロボアドバイザーは、投資の経験や知識がなくても資産運用ができるので、投資初心者におすすめのサービスといわれています。しかし、Wealth Wingの利用者のうち、8割が投資経験がある方です。Wealth Wingの投資を参考に、自分でも株式投資をするという方もいらっしゃいます。

条件を満たせば配当金や株主優待がもらえる

Wealth Wingのメリットの2つ目は、条件を満たせば配当金や株主優待がもらえることです。日本株に特化しているからこそのメリット。条件は以下のとおりです。

配当金や株主優待がもらえる条件

  • 配当金:権利確定日において、1株以上保有していること
  • 株主優待:権利確定日において、各銘柄の優待条件を満たしていること
  • 株主総会:権利確定日において、1単元以上の株式を保有していること

Wealth Wingでは、利用者が銘柄を選ぶことはできないので、運用額に応じて条件が適用されることになります。実際の口コミでも、配当金をもらった方がいらっしゃるようです。

運用中の銘柄の配当金・優待の状況は、スマホアプリでいつも確認できます。

有料のスマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減を目指せる

Wealth Wingのメリット3つ目は、スマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減できる可能性があることです。

スマートヘッジ機能は、運用資産を担保に信用取引を利用し、下落相場における損失を軽減を狙ったWealth Wingのサービス。運用資産50万以上の方が対象で、手数料(信用金利)は2.2%です。大・中・小の3コースから選択でき、相場の下落度合いに合わせて使い分けられます。

スマートヘッジの概要図
引用:Wealth Wing公式サイト「Wealth Wingのスマートヘッジ」2023年11月確認(https://wealth-wing.com/smart-hedge/)

例えば、運用額50万円でヘッジ小(運用額の約30%)を1ヶ月間設定した場合、市場平均が1ヶ月で5%下落したとすると、+7,500円のヘッジ効果が得られます。スマートヘッジ機能なしの場合、-25,000円の損失となります。

ESG投資で社会や環境に良い企業に投資できる

ESG投資の説明


引用:Wealth Wing公式サイト「おまかせ投資をしながら社会貢献にも寄与」2023年11月確認(https://wealth-wing.com/)

Wealth Wingのメリット4つ目は、ESG投資ができることです。

ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の3つの観点を表した概念です。

持続可能な経済成長をするために、近年世界中で重要視されており、多くの企業がESGを重視した経営を目指しています。

投資においてもESGを考慮した投資が注目されており、ここ数年でESGに特化した投資手法や金融商品が急激に増えています。Wealth Wingなら、世界中で注目を集めているESG投資ができます。

銘柄選定はESG投資で主流の「ネガティヴスクリーニング」を採用。ネガティヴスクリーニングとは、非倫理的と定義される特定業種に属する企業を運用対象から除外する投資手法です。

ただ利益を追求するだけでなく持続可能な社会に貢献したい方は、ぜひ活用をおすすめしたいサービスです。

投資しながらANAマイルが貯まる

Wealth Wingのメリット5つ目は、運用するだけでANAマイルが貯まることです。

Wealth Wingは航空会社ANAと業務提携して運用されているロボアドバイザーです。Wealth Wingで運用を始めると、最初の6ヶ月間は年率1%のANAマイルが付与されます。

例えば100万円で運用スタートした場合、6ヶ月後には合計5,000マイルも貯められます。貯まったANAマイルは、特別航空券や座席クラスのアップグレードに利用可能です。7ヶ月以降は年率0.1%のANAマイルが毎月付与されます。

ウェルスナビとANAの提携サービス「WealthNavi for ANA」でもANAマイルが貯めれますが、受取条件が「四半期ごとの期中の平均資産評価額が100万円以上の方」と限られています。条件なくANAマイルを受け取れるのはWealth Wingのみ。投資をしながらANAマイルを貯めたい方におすすめのロボアドバイザーです。

以上がWealth Wingのメリットです。日本株の投資を楽しみたい方は、Wealth Wingがおすすめです。

齋藤祐輝

プロダクト
マネージャー
齋藤祐輝

ウェルスウイングは日本株式をアクティブ運用するため、市場平均を上回るのが存在価値だと考えております。現状、自信を持って投資家さまに提供できていると思っています。

Wealth Wingのキャンペーン情報へ進む

投資前に確認すべきWealth Wingの3つのデメリット


手数料や金利コストのデメリットを解説
Wealth Wingには魅力的なメリットがある一方、いくつかデメリットもあることが評判・口コミでわかりました。口座開設前に知っておきたいWealth Wingのデメリットは、以下の3つです。

Wealth Wingのデメリット

  • 日本株特化型のため分散投資によるリスクヘッジができない
  • 最低投資金額が15万円と比較的高め
  • 運用額が低いほど手数料が割高

では、一つずつ解説していきます。

日本株特化型のため分散投資によるリスクヘッジができない

Wealth Wingの1つ目のデメリットは、分散投資によるリスクヘッジができないことです。 Wealth Wingは他の投資一任型ロボアドバイザーと異なり、日本株に特化しています。そのため、投資信託で行われるような株式・債券・金・不動産のような金融商品の分散投資や、世界中に投資するような地域の分散投資ができません。

分散投資は資産の損失リスクを減らすことができると言われています。Wealth Wingに興味があるものの損失リスクが気になる方は、他のロボアドバイザーにも投資したり、スマートヘッジ機能を使ったりすることをおすすめします。

最低投資金額が15万円と比較的高め

Wealth Wingのデメリット2つ目は、最低投資金額が15万円であることです。

当サイトで調べた他の投資一任型ロボアドバイザーは最低1万円から始められ、高くても10万円からスタートできます。Wealth Wingの最低投資金額は15万円と、他のロボアドバイザーと比較して高い設定です。少ない資金から始めたい方にとっては、少々気になるかもしれません。

ただ、従来の日本株式投資を始めるなら、1単元(100株)の購入が必要なため、銘柄によっては数十万円の資金が必要です。Wealth Wingは18銘柄を分散しています。18銘柄を個人で購入し分散投資する場合は、数百万円ないと十分なポートフォリオは組めないでしょう。

運用額が低いほど手数料が割高

Wealth Wingのデメリット3つ目は、運用額が低いほど手数料が割高になることです。

Wealth Wingの運用手数料は、情報利用料330円+運用手数料0.99%となっています。運用額に関わらず、必ず330円の固定費が発生するのが特徴です。

運用額15万円で始める場合、かかる費用は1,815円。実質的な運用コストは1.21%となり、手数料1.1%のロボアドバイザーと比較すると割高になってしまいます。

しかし、運用額が30万円を超えると、Wealth Wingのほうが安くなります。(※)30万円以上で始めたい方やコツコツ積立投資して運用額を上げる方は、Wealth Wingならコストが抑えられます。

※計算式:30万円×(1.1%-0.99%)=330円

まとめ|Wealth Wingは日本株の投資を楽しみたい方や他のロボアドバイザーと併用したい方におすすめ

Wealth Wingの実績や評判・口コミについて紹介しました。改めてWealth Wingのメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。

Wealth Wingのメリット

  • 日本株(国内現物株式)のみでお任せ運用し、攻めの投資ができる
  • 条件を満たせば配当金や株主優待がもらえる
  • 有料のスマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減を目指せる
  • ESG投資で社会や環境に良い企業に投資できる
  • 投資しながらANAマイルが貯まる

Wealth Wingのデメリット

  • 日本株特化型のため分散投資によるリスクヘッジができない
  • 最低投資金額が15万円と比較的高め
  • 運用額が低いほど手数料が割高

Wealth Wingのおすすめの利用方法
  • ご自身で日本株投資をしながら、Wealth Wingの戦略を参考にする
  • 日本株でおまかせ投資をする
  • ポートフォリオの一部として利用する
  • 他のロボアドバイザーで海外投資を、Wealth Wingで国内投資というように分散投資する

Wealth Wingは投資経験者に選ばれているロボアドバイザー。公式の情報によると利用者の8割は投資経験者です。具体的な投資先もスマホアプリから確認できるので、ご自身の日本株投資に役立てることができます。

また、株式投資は、銘柄選定・売買タイミング・リバランスの判断をすべて自分でおこないます。人によっては難易度が高いと感じるかもしれません。Wealth Wingなら、株式投資に必要な作業はすべてお任せできます。知識・経験が少ない初心者はもちろん、株式投資の時間が取れない方でも株式投資がおこなえるのが魅力です。

ただ、Wealth Wingは分散投資をせずに、投資対象は株式だけの戦略のため、値動きの振れ幅があるのも理解しましょう。損失リスクが気になる方は、他のロボアドバイザーで海外投資を、Wealth Wingで国内投資というように分散投資することがおすすめです。

続いては、Wealth Wingのキャンペーン情報を紹介します。

キャンペーン情報!運用開始でANAマイルプレゼントか現金キャッシュバックがが選べる

Wealth Wingのキャンペーン情報を紹介
引用:Wealth Wing公式サイト「運用スタートプログラム」2023年11月確認(https://wealth-wing.com/campaign/)

Wealth Wingでは、運用スタートプログラムを実施中です。運用資産額に応じて、ANAマイルプレゼントか現金キャッシュバックを選べます。

Wealth Wingで投資をしたい方は、この機会に投資をはじめましょう!

\日本株で攻めの投資を狙う/

Wealth Wingの口座開設はこちら

Wealth Wingの口座開設方法・入金方法を解説

最後に、Wealth Wingの口座開設方法や入金方法を解説します。

口座開設はスマホで完結

Wealth Wing口座開設方法


引用:Wealth Wing公式サイト「お申し込みはすべてネットで完結!」2023年11月確認(https://baas-auth-front.smartplus-sec.com/wealth-wing/)

口座開設はスマホで完結し最短3分でできます。手順は以下の4つです。

  1. メールアドレスの登録
  2. 口座開設ページへ移動して、登録したいメールアドレスを入力する

  3. パスワードと認証コードの登録
  4. 申し込みURLが添付されたメールが届きます。そのままアクセスすると、ログインパスワード・取引に必要な認証コードの登録手続きに移動するので、パスワードと認証コードを決定し登録する

  5. 必要事項の記入
  6. マイレージクラブの登録確認をし、氏名・住所等の基本事項、投資経験有無を記入する

  7. 本人確認書類の提出
  8. 運転免許証やマイナンバーカードを用意し、スマートフォンで撮影してアップロードする

無事に通過したらログイン情報が記載されたハガキが簡易書留で郵送されます。

ハガキを受け取ったらWealth Wingのアプリをダウンロードし、入金して取引を始めましょう!

入金方法はオンライン即時入金や定期自動入金サービスが可能

入金方法は、「オンライン即時入金」と「振込入金(通常入金)」が選べます。オンライン即時入金の場合は、リアルタイムに現在の資金へ反映できるだけではなく、振込手数料が無料というメリットがあります。以下の提携銀行を利用している方は、オンライン即時入金がおすすめです。

リアルタイム入金対応銀行

また、積立投資をしたい方は、定期自動入金サービスもおすすめです。引落口座を指定すれば、1万円以上を毎月積立投資ができます。

\Wealth Wingで口座開設/

Wealth Wingのキャンペーンを情報へ戻る

よくある質問

Wealth Wingのメリットとデメリットは?

Wealth Wingのメリットとデメリットは以下のとおりです。

Wealth Wingのメリット

  • 日本株(国内現物株式)のみでお任せ運用し、攻めの投資ができる
  • 条件を満たせば配当金や株主優待がもらえる
  • 有料のスマートヘッジ機能で下落相場の損失を軽減を目指せる
  • ESG投資で社会や環境に良い企業に投資できる
  • 投資しながらANAマイルが貯まる

Wealth Wingのデメリット

  • 日本株特化型のため分散投資によるリスクヘッジができない
  • 最低投資金額が15万円と比較的高め
  • 運用額が低いほど手数料が割高

詳細は、こちらをご覧ください。

キャンペーン・クーポンは利用できる?

Wealth Wingでは、運用開始6ヵ月間は年率1%のANAマイルが貯まるキャンペーンを開催中です。

口座開設後、AMC会員と連携すればキャンペーンは適用されます。ANAマイルを貯めていない方は、年率0.9%の現金がキャッシュバックされます。

また、7ヵ月以降も年率0.1%のANAマイルが貯められます。

解約方法は?

Wealth Wingの解約は、スマホアプリでいつでも解約手続きが可能です。マイページから出金の手続きをする際に、「全額出金」を選択すれば運用をやめることができます。

出金手続きには5営業日ほどかかります。ただし、出金のタイミングによっては、市場環境の変化の都合で、5営業日より時間がかかる可能性があるので、ご注意ください。