2022年6月時点での口座開設数は、850万口座を突破。国内株式の個人取引シェアも1位を誇り、日本を代表するネット証券といえます。(※1)
当記事では、そんなSBI証券が気になっている方に、口座開設方法を詳しく解説。後半では、SBI証券のおすすめポイントも紹介します。
SBI証券の口座開設を検討中の方はもちろん、これから投資を初めてみたい方もぜひご一読ください。
口座開設の手順はこちら
※1出典
SBI証券「2022年3月第一四半期決算説明資料」2023年4月確認
SBI証券「公式サイト」2023年4月確認
目次
SBI証券の口座開設の流れ・日数・必要書類を解説

SBI証券の口座開設では、オンラインと郵送の2種類から選択可能。基本的な手続きはどちらも公式サイト上でおこないますが、本人確認手続きの仕方に違いがあります。
オンライン申し込みは、本人確認書類を撮影もしくは画像データのアップロードで提出します。本人確認書類をその日のうちに提出できるので、最短翌営業日から取引が可能です。
一方、郵送での申し込みは、専用の提出書類を受け取り、申込書と本人確認書類のコピーを同封して返送します。書類の往復が発生するので、口座開設にかかる日数は約10日ほどです。
本人確認書類はマイナンバーカード1つでOK!
スマートフォンで申し込む場合の必要な本人確認書類は、マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードとその他本人確認書類1点です。マイナンバーカードをお持ちであれば、他の本人確認書類は必要ありません。オンラインと郵送、それぞれの必要書類の組み合わせは以下のとおりです。
スマートフォンで申し込み(いずれか用意)
- マイナンバーカード
- 通知カード+運転免許証 ※運転免許証がない場合は、本人確認書類を2点用意
スマートフォン以外で申し込み(いずれか用意)
- マイナンバーカード+本人確認書類1点
- 通知カード+本人確認書類2種類
いずれか用意
- マイナンバーカード+本人確認書類1点
- 通知カード+本人確認書類2点
スマートフォンで申し込む場合、最短翌営業日に口座開設が完了。そのため、スマートフォンでのオンライン申し込みがおすすめです。
以上、SBI証券の口座開設について、手続き方法の種類と必要な本人確認書類を紹介しました。次章から、実際の申し込み手順を解説していきます。
NISAも同時申し込み可能!オンラインでの口座開設のやり方を図解

それでは、SBI証券の口座開設方法について、図解を交えながら解説していきます。
前章でも解説したように、SBI証券の口座開設はスマートフォンでのオンライン申し込みがおすすめ。具体的な手順は、以下のとおりです。
スマートフォンでの申し込み手順
- メールアドレス登録
- 必要事項の記入
- 本人確認手続き
- 審査・口座開設完了の通知
- 初期設定
各手順を順番に見ていきましょう。
ステップ①メールアドレス登録
最初に、メールアドレスの登録をおこないます。公式サイトの「口座開設にすすむ」をタップし、メールアドレスを入力してください。登録後、認証コードが記載されたメールが届きます。

画面に認証コードを入力し、申込画面へ進みましょう。
ステップ②必要事項の記入
次に、氏名や勤務先等の必要事項を記入します。この時点でNISA口座の同時申し込みも可能です。
記入後、規約の確認・同意にチェックを入れ、口座開設方法の選択で「ネットで口座開設」を選んでください。

もし郵送で手続きを進めたい場合は、「郵送で口座開設」を選びましょう。申し込み完了後、専用の提出書類が送付されます。
ステップ③本人確認手続き
必要事項の記入後、SBI証券からログイン情報が記載されたメールが届きます。そのまま会員ページへログインして、本人確認手続きへ進んでください。
マイナンバーカードもしくは通知カードと運転免許証を用意し、上図のようにスマートフォンで撮影・アップロードすれば完了です。
ちなみに、NEOBANK口座もしくは三菱UFJ銀行口座をお持ちの方は、代わりに銀行照会をおこなうと顔写真撮影は不要です。
ステップ④審査・口座開設完了通知の受け取り
本人確認が完了したら、SBI証券側で審査がおこなわれます。無事に審査を通過すれば、口座開設完了通知を受け取ります。口座開設完了通知は、メールもしくは郵送の2種類から選択可能。メールでの受け取りを選択すれば、審査完了後すぐにメールが届き、郵送よりも手続きが進められておすすめです。
通知にはログイン情報が記載されています。ログイン情報を利用して、SBI証券会員ページにアクセスしてください。
ステップ⑤初期設定
SBI証券の会員ページへログインしたら、最後に初期設定をおこないます。画面に従って、以下の項目を記入してください。
- 本人情報
- インサイダー登録(上場企業勤務の方のみ)
- 振込先金融機関登録
- 国内株式の手数料プランの選択
- 投資経験に関する質問回答
- 取引暗証番号の設定
以上で、SBI証券の口座開設手続きは完了です。証券口座にお金を入金したら、いつでも取引が始められます。
以上、SBI証券の口座開設の具体的な流れを解説しました。手続きが順調に進められたら最短5分で申し込みが完了し、早ければ翌営業日から取引を始められます。
\最短翌営業日から取引開始!/
SBI証券の口座開設はこちら次章では、SBI証券を口座開設するメリットを解説します。そもそもSBI証券の強みや他のネット証券との違いを知りたい方は、併せてご参照ください。
SBI証券で口座開設する魅力とは?5つのメリットを解説

この章では、SBI証券で投資を始めるメリットを解説していきます。 具体的なメリットは、以下のとおり。
SBI証券を利用するメリット
- 豊富な取扱商品!海外株も幅広く投資できる
- 投資信託のクレカ積立でポイント還元
- IPO取扱実績が豊富!当選確率が上がるサービスも
- PTS取引で夜間も投資できる
各メリットの詳細を1つずつ見ていきましょう。
豊富な取扱商品!海外株も幅広く投資できる
SBI証券で口座開設するメリット1つ目は、幅広い商品に投資できることです。SBI証券を口座開設すれば、国内株式・投資信託はもちろん、外国株・FX・CFDも取引できます。特に、投資信託と外国株の取り扱いが豊富です。主要ネット証券の投資信託と外国株の取扱数を比較すると、いずれもSBI証券が最も多く取り扱っています。
社名 | 投資信託 | 外国株 |
---|---|---|
SBI証券 | 2,652 | 9ヵ国 |
楽天証券 | 2,625 | 6ヵ国 |
SMBC日興証券 | 1,161 | 4ヵ国 |
マネックス証券 | 1,299 | 2ヵ国 |
松井証券 | 1,664 | 0ヵ国 |
auカブコム証券 | 1,628 | 0ヵ国 |
また、SBI証券ではS株という単元未満株も取り扱っています。通常、国内株式は単元株(100株)以上で取引しますが、SBI証券のS株であれば1株単位で取引可能です。
豊富な商品を取り扱っているため、初めて投資に挑戦する初心者から上級者まで、あらゆる投資家がSBI証券で取引しています。
投資信託のクレカ積立でポイント還元
SBI証券で口座開設するメリット2つ目は、投資信託のクレカ積立でポイントが貯められることです。SBI証券では、投資信託の積立投資で以下のクレジットカードが利用できます。SBI証券のクレカ積立対象のカード
- 三井住友カード
- 東急カード
- タカシマヤカード
- アプラスカード
- USCカード
SBI証券のクレカ積立は、最低100円から始めることが可能。さらに、つみたてNISA銘柄にも対応しています。
ポイント還元率は、三井住友カードの種類によって変動。主要な三井住友カードとクレカ積立におけるポイント還元率は、以下のとおりです。
- 三井住友カード(NL):0.5%
- 三井住友カード ゴールド(NL):1.0%
- 三井住友カード プラチナ:2.0%
- 三井住友カード プラチナプリファード:5.0%
SBI証券では、現金で投資信託を積み立ててもポイントはもらえません。そのため、投資信託の積立投資を始めるなら、クレカ積立を利用した方が断然お得です。
SBI証券のクレカ積立の詳細は、以下の記事にまとめています。クレジットカードで積立投資しつつ、お得にポイントを貯めたい方は、併せてご参照ください。
SBI証券クレカ積立の詳細はこちら
IPO取扱実績は豊富!当選確率が上がるサービスも
SBI証券で口座開設するメリット3つ目は、IPO(新規公開株)の取扱実績が豊富であることです。2022年の取扱実績は、全95社中89社と、9割以上のIPOを取り扱いました。
SBI証券と主要ネット証券会社のIPO取扱実績を比較すると、取扱数はSBI証券が最も多いことがわかります。
社名 | 取扱社数 | 主幹事 |
---|---|---|
SBI証券 | 89 | 11 |
楽天証券 | 65 | 0 |
SMBC日興証券 | 47 | 26 |
マネックス証券 | 61 | 0 |
松井証券 | 54 | 0 |
auカブコム証券 | 23 | 0 |
野村證券 | 40 | 10 |
大和証券 | 43 | 17 |
みずほ証券 | 47 | 20 |
SBI証券のIPOでは、「IPOチャレンジポイント」という独自の抽選方法を採用。IPOの抽選にはずれる度に専用ポイントが付与され、ポイントを使用すれば当選確率を上げられる仕組みです。
取扱実績が豊富で当選確率を上げられるサービスがあることから、多くの投資家が「IPOに挑戦するならSBI証券」と口コミで評判です。
PTS取引で夜間も投資できる
SBI証券で口座開設するメリット4つ目は、PTS取引で国内株式が夜間まで取引できることです。通常、国内株式の取引は、証券市場が開いている時間帯でしかおこなえません。しかし、SBI証券のPTS取引なら8:20~23:59(16:00〜16:30除く)まで取引が可能です。

日中の取引が難しい方でも、PTS取引を利用すればリアルタイムで取引できます。
さらに、SBI証券のPTS取引は夜間取引なら取引手数料も無料。日中の取引でも通常の取引手数料より5%割引されます。
以上、SBI証券の利用するメリットを解説しました。
SBI証券の強みは、取扱商品数が豊富で少額投資サービスも充実していること。投資初心者から上級者までさまざまな投資家が利用しているので、初めてのネット証券選びはSBI証券がおすすめです。
\総合力の高さが強み!/
SBI証券の口座開設はこちらNEOBANK(住信SBIネット銀行)とSBI証券を連携すれば入金手続きが不要!

SBI証券口座とNEOBANK(住信SBIネット銀行)口座を連携すれば、自動入出金サービス「ハイブリッド預金」が利用できます。
ハイブリッド預金では、金融商品の取引時に証券口座と銀行口座で資金を自動で入出金してくれます。SBI証券口座の残高が足りなくても、NEOBANKから自動で振り込まれるので便利です。

また、売却時に得た資金もNEOBANK口座へ自動出金されます。そのため、余力資金に対しても普通預金金利が付くのでお得です。
これからSBI証券を利用したい方は、NEOBANK口座も一緒に持っておくと入出金の手間がなくなり、資金管理の負担を減らせるでしょう。
ハイブリッド預金利用でATM手数料の無料回数アップ
ハイブリッド預金は資金の自動入出金ができるだけでなく、「スマートプログラム」というサービスも提供しています。スマートプログラムとは、SBI証券とNEOBANKの利用状況に応じて、手数料無料やポイント付与の特典がもらえるサービス。特典内容はランクによって決まり、最上位のランク4まで上がれば、振込手数料・ATM手数料がそれぞれ月20回まで無料になります。
また、対象商品の取引やサービスを利用する度に、NEOBANKの独自ポイント「スマプロポイント」も付与。貯まったポイントは、JALマイルや現金と交換できます。
NEOBANK口座は、SBI証券口座と同時に申し込み可能です。SBI証券で投資を始める際は、NEOBANK口座も合わせて口座開設しておくのがおすすめです。
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まとめ

当記事では、SBI証券の口座開設手順について解説しました。
SBI証券の口座開設では、オンラインと郵送の2種類が用意されてます。スマートフォンを使ったオンライン申し込みなら、最短翌営業日から取引を始められます。
最後に、スマートフォンでの申し込みの流れをまとめておきます。
スマートフォンでの申し込みの流れ
- メールアドレス登録
- 必要事項の記入
- 本人確認手続き
- 審査・口座開設完了の通知
- 初期設定
SBI証券では多種多様な商品を取り扱っており、始めて投資に挑戦する初心者から上級者まで、多くの投資家が利用しているネット証券です。
ぜひこの機会にSBI証券口座を開設して、投資家デビューを果たしましょう!
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SBI証券では、毎月さまざまなキャンペーンを開催しています。キャンペーンの詳細情報が知りたい方は、こちらの記事にまとめていますので、併せてご参照ください。
よくある質問
電話で口座開設はできる?
SBI証券では、電話を使った口座開設に対応していません。オンラインもしくは郵送の2種類から選んで申し込んでください。口座開設までの日数は?
オンライン申し込みであれば最短翌営業日、郵送での申し込みなら10日程度で口座開設が完了します。複数の口座開設はできる?
口座開設は1人1口座までです。複数の口座を持ちたい方は、他のネット証券口座も開設しましょう。下記の記事では、主要ネット証券会社を一斉比較しつつ、おすすめのネット証券会社をランキング形式で紹介しています。SBI証券と併用するネット証券を探している方は、併せてご参照ください。
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