少額投資として注目が集まっている商品は、以下の5つです。
おすすめ少額投資
- ミニ株(単元未満株)
- 投資信託の積立投資(つみたてNISA)
- 株価が安い銘柄
- ポイント投資
- ロボアドバイザー
上記のなかでも、単元未満株・投資信託は最低100円から始められます。ポイント投資なら、現金を使わない投資も可能です。
このページでは、上記の少額から始められる商品について解説。そのうえで、少額投資におすすめのネット証券会社を紹介します。
気軽に投資を始められる方法が知りたい方や、少ない資金でコツコツ資産を作りたい方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
最後まで読めばご自身に適した少額投資が分かり、投資家への第一歩が踏み出せるでしょう。
少額投資おすすめのネット証券はこちら
初心者おすすめの少額投資は5つ!

現在、少額投資を始められるおすすめ商品は、以下の5つが挙げられます。
おすすめ少額投資
- ミニ株(単元未満株)
- 投資信託の積立投資(つみたてNISA)
- 株価が安い銘柄
- ポイント投資
- ロボアドバイザー
各商品の特徴を下記にまとめてみました。
※名前をタップすると該当箇所へ移動できます
- ミニ株(単元未満株) 国内株式が1株単位で購入できるおすすめ少額投資。配当金を受け取ることが可能で、一部のネット証券では積立投資にも対応している。
- 投資信託の積立投資(つみたてNISA) 長期資産運用におすすめといわれる少額投資。ネット証券によっては100円から購入でき、クレジットカード決済にも対応している。
- 株価が安い銘柄 1株の株価が安い銘柄を探す方法。例えば、1株500円の銘柄なら5万円で取引でき、比較的少ない金額で株主優待を受け取れる。
- ポイント投資 お買い物で貯まったポイントで、株式や投資信託などが購入できる投資手法。ネット証券によっては全額ポイント購入に対応しており、元手ゼロで投資を始めることも可能。
- ロボアドバイザー 銘柄選定・積立注文・保有資産の調整をお任せできる資産運用サービス。各社独自の機能を提供しており、100円から始められるサービスもある。
各商品を特徴を把握すれば、自分はどの商品で少額投資を始めるべきか判断しやすくなります。では、各おすすめ少額投資の詳細を1つずつ見ていきましょう。
ミニ株(単元未満株)
おすすめ少額投資1つ目は、ミニ株(単元未満株)に投資することです。単元未満株とは、1株単位で取引できる国内株式のこと。本来、国内株式は100株(単元株)単位で取引されており、ある程度まとまった資金が必要です。

例えば、1株1万円の株を取引したい場合、最低でも100万円用意する必要があります。
しかし、単元未満株なら1株単位で株式の取引が可能。人気で株価が高騰している銘柄も、単元未満株なら手が出しやすくなります。
単元未満株の魅力は少額で株式を保有できるだけでなく、配当金も受け取れること。配当金は1株単位で分配されるため、たった1株保有しているだけでも配当金はしっかり得られます。
株を持ってみたいけど最初から大金を使うのは抵抗がある方は、単元未満株から挑戦してみてましょう。
米国株なら1株単位で取引ができる
単元未満株だけでなく、米国株も少額で株式投資を始めたい方におすすめです。米国株は元から1株単位で取引でき、Appleやコカ・コーラ、マクドナルドなど、世界中で事業を展開している企業に投資できます。
米国株の魅力は1年に配当金がもらえる回数が国内株式より多いこと。国内株式は多くても年2回の配当ですが、米国株のほとんどが年に4回配当金を出しています。
配当回数だけでなく、配当金を毎年増配している銘柄が多いのも魅力です。なかには、半世紀以上増配し続けている銘柄もあります。
コラム|米国株は値上がりしやすい?!
米国株に限らず、株式には価格変動リスクがあり、株価が下落して損失が出る可能性があります。
「米国株は値上がりしやすい」という口コミ・評判が見受けられますが、米国株に限らずどの金融商品も絶対値上がりする保障はありません。
また、米国株は海外株式に該当するので、為替変動リスクも考慮しましょう。
為替変動リスクとは、為替相場の変動によって外貨で投資した資産の円評価額が変わること。投資した時点より円高の状態で売却すると、その分為替差損が発生します。
実際に米国株に投資する際は、上記のリスクがあることを把握しておきましょう。
「米国株は値上がりしやすい」という口コミ・評判が見受けられますが、米国株に限らずどの金融商品も絶対値上がりする保障はありません。
また、米国株は海外株式に該当するので、為替変動リスクも考慮しましょう。
為替変動リスクとは、為替相場の変動によって外貨で投資した資産の円評価額が変わること。投資した時点より円高の状態で売却すると、その分為替差損が発生します。
実際に米国株に投資する際は、上記のリスクがあることを把握しておきましょう。
投資信託の積立投資(つみたてNISA)
おすすめの少額投資2つ目は、投資信託の積立投資です。投資信託は、投資家から集めた資金を運用責任者(ファンドマネージャー)が代わりに運用してくれる金融商品。銘柄の選定や資産配分の調整をお任せできるのが特徴です。

投資信託の積立投資は、積立する日時・頻度を事前に決めておきます。そのため、市場の動きを見て投資するタイミングを考える必要がなく、淡々と資産形成を続けられるのがメリットです。
ネット証券会社なら最低100円から投資信託の積立投資が始められます。資金が少なくても、将来の資産をコツコツ作っていきたい方におすすめです。
以下の記事で、投資信託の積立投資を詳しく解説しています。投資信託でコツコツ資産を作っていきたい方は、併せてご覧ください。
投資信託おすすめ銘柄・
ネット証券の解説はこちら
つみたてNISAを利用すれば、利益が非課税になる
投資信託で積立投資を始めるなら、つみたてNISA(ニーサ)を活用するのもおすすめ。つみたてNISAとは、投資信託で得た利益にかかる税金が控除される国の非課税制度。本来税金として徴収されるお金も投資信託の再投資に回せるので、資金の有効活用ができます。

つみたてNISAで運用できる投資信託は金融庁が指定しており、長期積立投資に向いていると判断された銘柄が選ばれています。
つみたてNISAの詳細は以下の記事で解説しています。つみたてNISAで資産運用を始めたい方は、併せてご覧ください。
つみたてNISAおすすめ銘柄・
口座紹介はこちら
株価が低い株式に投資(割安銘柄)
おすすめの少額投資3つ目は、株価の低い株式に投資することです。先ほど解説したように、国内株式は単元株での取引が基本です。1株数万円の銘柄だと数百万円の資金が必要なため、これから株式投資を始めたい方によってはハードルが高く感じるでしょう。
しかし、株価の低い株式なら最低でも数万円での取引が可能です。例えば、1株500円の銘柄なら、単元株としての取引額は5万円となります。
株価が低い銘柄に投資すれば、比較的少ない資金で株主優待を受け取れます。株主優待は単元株以上の保有で受け取れる日本株式独自の制度。主に、投資した企業の商品やサービスに関する優待がついています。
一部のネット証券では、条件に当てはまる銘柄を検索できるスクリーニング機能を用意しています。株価で検索することも可能なので、株価が安い銘柄を探す際に役立ちます。
少ない資金で株式優待が受け取ってみたい方は、株価が安い銘柄を探して投資してみましょう。
ポイント投資
おすすめの少額投資3つ目は、ネット証券のポイント投資を利用することです。ポイント投資とは、お買い物で貯まるポイントで金融商品が購入できる少額投資サービスです。基本的に1ポイント1円で利用でき、全額ポイント購入が可能なネット証券もあります。
現在、ポイント投資が可能なポイントサービスは以下のとおりです。
楽天ポイント | 楽天証券 |
---|---|
dポイント |
SMBC日興証券 CONNECT |
Pontaポイント |
auカブコム証券 CONNECT SBI証券 |
Tポイント |
SBI証券 SBIネオモバイル証券※ |
Vポイント | SBI証券 |
LINEポイント | LINE証券 |
永久不滅ポイント | tsumiki証券 |
マネックスポイント | マネックス証券 |
松井証券ポイント | 松井証券 |
例えば楽天証券の場合、楽天ポイントで投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプションが購入できます。
お買い物で得たポイントを使うので、現金よりも気軽に投資ができると口コミで評判です。
そのため、投資を始めたいけど、どうしても現金を使うのが怖い方におすすめの少額投資です。
以下の記事では、ポイント投資できるネット証券について詳細に解説しています。今お持ちのポイントで投資を始めてみたい方は、併せてご参照ください。
ポイント投資ができる
おすすめネット証券はこちら
ポイント運用タイプもある
ポイント投資のなかには、ポイント自体で運用するポイント運用サービスもあります。ポイント運用は、対象の金融商品の値動きに合わせてポイントが増減する、投資の擬似体験ができるサービス。実際に金融商品を購入せず、引き出しも現金ではなくポイントなのが特徴です。
ポイント運用サービスが使えるポイントは、以下のとおりです。
- 楽天ポイント
- dポイント
- Pontaポイント
- PayPayポイント
- 永久不滅ポイント
本物の金融商品を買う前に投資の感覚を体験したい方やポイントの使い道がない方は、ポイント運用を活用するのもおすすめです。
ロボアドバイザー
おすすめの少額投資5つ目は、ロボアドバイザーを利用することです。ロボアドバイザーとは、銘柄選定・積立投資・資産配分の調整(リバランス)など、資産運用に必要な作業を自動でおこなってくれるサービスです。
ほとんどのロボアドバイザーはあらかじめ運用コースを用意しており、投資目的や投資経験年数など簡単な質問に答えるだけで、最もおすすめのコースを提案してくれます。
例えば、THEO+docomoでは231通りの運用コースが用意されており、最低1万円から投資可能。積立投資も毎月1万円から設定でき、税負担軽減機能やAI予測機能が搭載されています。
「長期的な資産運用を始めたいけど、銘柄選定やリバランスは難しそう」と思っている方は、ロボアドバイザーを利用するのがおすすめです。
以下の記事では、主要ロボアドバイザーを徹底比較し、目的別でおすすめサービスを紹介しています。ロボアドバイザーについて気になっている方は、併せてご覧ください。
ロボアドバイザーの比較・
おすすめ紹介はこちら
以上、少額投資におすすめの金融商品を紹介しました。各商品にはそれぞれ特徴があり、投資を始める目的に応じておすすめが変わります。
次章では、少額投資ができるネット証券を比較し、目的に合わせたおすすめネット証券を解説します。「少額投資を始めたいけど、どのネット証券口座を開設するか迷う」という方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
少額投資におすすめのネット証券会社を目的別で紹介

少額投資に対応したネット証券は数多くありますが、そのなかでも特におすすめなのが以下の6社です。
少額投資におすすめネット証券
- SBI証券
- 楽天証券
- LINE証券
- THEO+docomo
- PayPay証券
- SMBC日興証券
おすすめできる理由を簡単にまとめますと、下記の通りとなります。
- SBI証券 すべてのおすすめ少額投資に対応したネット証券。複数の商品で少額投資を始めたい方におすすめ。
- 楽天証券 単元未満を除いたおすすめ少額投資に対応したネット証券。ポイント投資に強く、株式(国内 / 米国)・積立投資・バイナリーオプションの4商品で利用できる。
- LINE証券 LINEアプリで単元未満株・投資信託が取引できる。LINEポイントを証券口座へチャージでき、株式 ・投資信託でポイント投資が可能。
- THEO+docomo 1万円から始められるロボアドバイザー。231通りの運用コースが用意されており、税負担軽減機能・AI予測機能など高機能なサービスを搭載している。
- PayPay証券 国内株式・米国株式を最低1,000円から好きな金額で取引できるスマホ証券。米国株は積立投資にも対応。
- SMBC日興証券 記事で投資の知識を学びなら株が買える「日興フロッギー」なら、国内株式を最低100円から購入できる。dポイント投資にも対応しており、1ポイント1円から利用可能。
これから少額投資を始める方は、上記のネット証券から選ぶのがおすすめ。では、各社の特徴を詳しく解説していきます。
SBI証券|取扱商品が豊富

単元未満株 | ◯ |
---|---|
投資信託 | ◯ |
株価が安い銘柄 | ◯ |
ポイント投資 | ◯ |
ロボアドバイザー | ◯ |
少額投資におすすめのネット証券会社1社目は、SBI証券です。すべての少額投資に対応したネット証券会社となります。
SBI証券の単元未満株「S株」は買付手数料が無料で、24時間いつでも注文可能。コツコツ買い増して、単元株を目指するのにおすすめです。
現物株では1日100万円まで取引手数料が無料になるアクティブプランが用意されており、銘柄によっては手数料をかけずに取引できます。
投資信託は最低100円から購入でき、Tポイント・Pontaポイント・Vポイントも利用可能。クレジットカードの積立投資にも対応しており、積立金額に応じたポイントも受け取れます。
「SBIラップ」というロボアドバイザーは、最低1万円から積立投資が始められます。AIが搭載されており、市場の動きを予測しつつ資産配分を柔軟に変えてくれるのが特徴。銘柄選定が難しいと感じる方に、おすすめの少額投資サービスです。
「少額投資を始めたいけど、どのネット証券がいいか迷った方」は、取扱商品が豊富なSBI証券の口座を開設がおすすめです。
\おすすめ少額投資をすべてカバー!/
SBI証券の詳細はこちら楽天証券|楽天ポイントの積立投資がおすすめ

楽天証券の少額投資サービス対応表 | |
---|---|
単元未満株 | × |
投資信託 | ◯ |
株価が安い銘柄 | ◯ |
ポイント投資 | ◯ |
ロボアドバイザー | ◯ |
少額投資におすすめのネット証券会社2社目は、楽天証券です。おすすめ少額投資のなかでは、単元未満株を除いた4商品が取引可能です。
楽天証券の少額投資の魅力は、ポイント投資サービスが充実していること。現物株式・米国株式・投資信託・バイナリーオプションで楽天ポイントが使えます。1ポイント1円で利用でき、全額ポイント購入も可能です。
とくに投資信託は最低100円から購入でき、楽天ポイントでの積立投資も可能。毎月楽天サービスで貯まった楽天ポイントを自動的に消費できるので、楽天ポイントの使い道としておすすめです。
楽ラップというロボアドバイザーは、5つの運用コースが用意されており、最低1万円から始められます。ご自身が取れるリスクの大きさに合わせて、積立投資したい方におすすめです。
楽天ポイントの使い道に困っている方や、ポイントで投資信託の積立投資がしたい方は、楽天証券口座を開設がおすすめです。
\楽天ポイント投資と積立投資がおすすめ!/
楽天証券の詳細はこちらLINE証券|LINEアプリで少額投資が可能

単元未満株 | ◯ |
---|---|
投資信託 | ◯ |
株価が安い銘柄 | ◯ |
ポイント投資 | ◯ |
ロボアドバイザー | × |
少額投資におすすめのネット証券会社3社目は、LINE証券です。LINEアプリから取引でき、シンプルな取引画面で初めて投資をする方でも直感的に操作できると評判です。
LINE証券では、単元未満株・投資信託・株価が安い銘柄・ポイント投資の4商品を取り扱っています。LINEポイントをLINE証券口座に直接チャージできるため、LINE証券口座で取引できる株式・投資信託・IPO(新規公開株)でポイント投資が可能です。
特に単元未満株は、平日は21時まで取引可能。日中の取引が難しい方でも、単元未満株で少額投資が始められます。
さらに、LINE証券では手数料無料で株式が取引できるセールも開催。気になる銘柄をピックアップして、セール日にたくさん取引して費用を抑えることも可能です。
スマホでも気軽に投資を始めたい方や難しい操作が少ないネット証券を使いたい方は、LINE証券口座を開設するのがおすすめです。
\LINEアプリで少額投資できる!/
LINE証券の詳細はこちらTHEO+docomo|高機能と評判のロボアドバイザー

単元未満株 | × |
---|---|
投資信託 | × |
株価が安い銘柄 | × |
ポイント投資 | × |
ロボアドバイザー | ◯ |
少額投資におすすめのネット証券会社4社目は、THEO+docomoです。最低1万円から始められるロボアドバイザーサービスで、簡単な質問に答えるだけで231通りのなかから最もおすすめな運用コースを提案してくれます。
投資先の選定・毎月の積立投資・資産配分の調整をお任せできるのはもちろん、税金負担軽減機能やAI予測機能など独自の機能を搭載しているのが特徴です。
さらに、運用理論開発の監修者として、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)経営委員や東京大学の経済研究者が在籍しています。
そのためTHEO+docomoは、高機能なロボアドバイザーとして評判です。また、dポイント還元やdカード積立などの各種docomoサービスも利用できます。
少ない資金でお任せ資産運用を始めたい方は、THEO+docomoを使ってみてはいかがでしょうか?
\231通りからおすすめ運用コースを提案!/
THEO+docomoの詳細はこちらPayPay証券|最低1,000円から日本・米国株が取引できる

単元未満株 | ◯ |
---|---|
投資信託 | ◯ |
株価が安い銘柄 | ◯ |
ポイント投資 | × |
ロボアドバイザー | × |
少額投資におすすめのネット証券会社5社目は、PayPay証券です。最低1,000円から好きな金額で取引できるスマホ証券で、株価が高騰している人気の銘柄でも1,000円から取引できます。
株式は日本株と米国株を取り扱っており、特に米国株式は積立投資にも対応。毎月指定した日に自動で購入してくれるため、少額からコツコツ米国株の保有額を増やせます。
株価を気にせず好きな金額で少額投資を始めたい方は、PayPay証券口座を持っておくのがおすすめです。
\最低1,000円から好きな金額で投資!/
PayPay証券の詳細はこちらSMBC日興証券|投資の勉強をしながらミニ株に投資できる

単元未満株 | ◯ |
---|---|
投資信託 | ◯ |
株価が安い銘柄 | ◯ |
ポイント投資 | ◯ |
ロボアドバイザー | ◯ |
少額投資におすすめのネット証券会社5社目は、SMBC日興証券です。全国に支店を構えている総合証券会社で、おすすめ少額投資として紹介した全商品を取り扱っています。
SMBC日興証券が運営する投資情報メディア「日興フロッギー」では、日本株が最低100円から好きな金額で購入が可能。dポイント投資にも対応しており、1ポイント1円から利用できます。
日興フロッギーの記事には、投資の基本知識や投資家の投資術、上場企業社長のインタビューなどを掲載。記事で紹介された銘柄は、そのまま注文手続きができます。
学びながら少額で投資を実践できるため、知識ゼロでいきなり投資を始めるのは抵抗がある方は、SMBC日興証券の日興フロッギーをぜひ活用してみてください。
\投資しながら勉強できる!/
日興フロッギーの公式サイトはこちら以上、少額投資におすすめのネット証券を6社紹介しました。各社少額投資に対して独自のサービスを提供しているので、挑戦したい少額投資に合わせて口座開設するネット証券を選ぶといいでしょう。
次章では、少額投資を始めるメリット・デメリットを解説します。少額投資について、より詳細な情報が知りたい方は併せてご参考ください。
少額投資のメリット・デメリット

この章では、少額投資をおすすめするメリット・デメリットを解説します。そもそも自分は少額投資を始めた方がいいか分からない方は、ぜひチェックしてみてください。
少額投資をおすすめするメリット
少額投資をおすすめするメリットは、以下の3つ挙げられます。少額投資をおすすめするメリット
- 少ない金額でも投資が始められる
- 分散投資がしやすい
- 投資が続けやすい
上記のメリットを把握しておけば、自分は少額投資を始めるべきか判断する参考になるでしょう。
少ない金額でも投資が始められる
少額投資をおすすめするメリット1つ目は、少ない金額で気軽に投資が始められることです。従来の国内株式の場合、100株単位で取引する必要があります。株価が高騰している銘柄に投資するなら、最低でも数百万円用意しないといけません。
しかし一部のネット証券では、国内株式が1株単位や金額単位で取引が可能です。株式投資がしたくても、いきなり大金を用意する必要がありません。
また投資信託なら、最低100円から購入できます。毎回の購入金額が少なくてもコツコツ積立投資すれば、将来まとまった資産を築くことも可能です。
分散投資がしやすい
少額投資をおすすめするメリット2つ目は、分散投資がしやすいことです。投資で重要なのは、損失を抑えることです。1つの金融商品に全額投資した場合、価格変動リスクが大きくなり、価格が下落すると大きな損失が出る可能性があります。
<画像> 参照:「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」
しかし、複数の金融商品に投資する分散投資であれば、一部の商品で損失が出ても他の商品で出した利益で損失を補える可能性があります。
その際、少額投資できる金融商品であれば、少ない資金で分散投資が実現できます。
投資が続けやすい
少額投資をおすすめするメリット3つ目は、投資を続けるハードルが比較的低いことです。生活の支障の少ない範囲で投資ができるため、仮に価格が下落して損失が発生しても、損失額自体は従来の投資と比較して少なくなります。例えば、ある株式の株価が10%下落したとすると、100万円投資した場合は10万円の損失ですが、1万円なら1,000円の損失です。
投資を続ければ、投資や経済に関する経験・知識が得られます。経験・知識が積まれると、新しい商品やリスクを取った投資手法にチャレンジするハードルも下げられるでしょう。
少額投資のデメリット
少額投資を始める際に注意したいデメリットは、以下の3つ挙げられます。少額投資のデメリット
- 狙えるリターンの金額が少ない
- 単元未満株は手数料が割高
- 購入できる商品が少ない
事前に理解しておけば、「少額投資は始めても意味がなかった」と後悔することはないでしょう。では、各デメリットを1つずつ解説していきます。
狙えるリターンの金額が少ない
少額投資のデメリット1つ目は、狙えるリターンの金額が少ないことです。少額投資は投資する金額が少ないため、損失額を抑えられることがメリットですが、逆に言えば狙える利益の金額も少なくなります。得られた利益が少ないと、「少額投資は意味がない」と感じるかもしれません。
そのため、少額投資はリターン目当てではなく、投資に慣れることを目的として始めるのがおすすめです。
ただ、少額の積立投資なら時間をかけてコツコツ続けることで、将来の資産が作れる可能性があります。
例えばつみたてNISAは、少額の積立投資で資産形成を目指すために金融庁が推進している制度なので、将来の資産を作りたい方はつみたてNISAを積極的に活用するのがおすすめです。
つみたてNISAの詳細は以下の記事にまとめているので、気になる方は併せてご参照ください。
つみたてNISAの詳細解説はこちら
単元未満株は手数料が割高
少額投資のデメリット2つ目は、取引手数料が割高であることです。例えば、LINE証券で日本株を10万円分購入する場合、現物株の取引なら手数料は99円ですが、単元未満株の取引なら350円もかかります。
つまり、単元未満株は取引額に対して、手数料の割合が高いということ。単元未満株で頻繁に取引をおこなうと、現物株の取引よりも手数料がかかる場合があります。
しかし、SBI証券やSMBC日興証券など一部の証券会社は、単元未満株の買付手数料が無料となっています。長期保有目的や保有株数をコツコツ増やしたい方は、買付手数料が無料の証券会社を選ぶといいでしょう。
少額投資できる商品が証券会社によって異なる
少額投資のデメリット3つ目は、証券会社によっては少額投資に対応した商品が少ないことです。例えば、DMM株は単元未満株や投資信託を取り扱っていません。少額投資を始める際は、各証券会社の取扱商品を確認しておくのがおすすめです。
以上、少額投資のメリット・デメリットを解説しました。メリット・デメリットを踏まえて、少額投資に挑戦したい方は、ぜひ少額投資におすすめのネット証券を口座開設しましょう。
少額投資おすすめネット証券へ戻る
まとめとよくある質問

少額投資には、以下5つの商品がおすすめです。
- 単元未満株(ミニ株)
- 投資信託(つみたてNISA)
- 株価が安い銘柄
- ポイント投資
- ロボアドバイザー
それぞれ特徴が異なるので、ご自身が気になる少額投資から始めるといいでしょう。
その際、以下のネット証券会社で少額投資を始めるのがおすすめです。
少額投資おすすめネット証券会社
- SBI証券 おすすめ少額投資全商品に対応したネット証券。複数の商品で少額投資を始めたい方におすすめ。
- 楽天証券 投資信託・株価が安い銘柄・ポイント投資・ロボアドバイザーの4商品に対応。とくにポイント投資は、株式(国内 / 米国)・積立投資・バイナリーオプションの4商品で利用できる。
- LINE証券 LINEアプリで単元未満株・投資信託で少額投資ができる。LINEポイントを証券口座へチャージでき、株式・投資信託・IPO(新規公開株)でポイント投資が可能。
- THEO+docomo 1万円から始められるロボアドバイザー。231通りの運用コースが用意されており、税負担軽減機能・AI予測機能など高機能なサービスを搭載。
- PayPay証券 国内株式・米国株式を最低1,000円から好きな金額で取引できるスマホ証券。米国株は積立投資にも対応している。
- SMBC日興証券 記事で投資の知識を学びなら株が買える「日興フロッギー」なら、国内株式を最低100円から購入できる。dポイント投資にも対応しており、1ポイント1円から利用可能。
少額投資は、これから投資の経験を積みたい方や時間をかけて資産を作っていきたい方におすすめの投資手法です。
少額投資なら、まとまった資金が用意できなくても投資が始められます。コツコツ積立投資を続ければ、将来の資産形成を目指すことも可能です。
そのため、投資を始めたいけどいきなり大金を使うのは抵抗がある方は、少額投資から始めるのがおすすめです。少額投資で投資家への第一歩を踏み出しましょう。
少額投資おすすめネット証券へ戻る
以降は、少額投資に関してよくある質問を掲載しています。少額投資についてより細かい情報が知りたい方は、併せてご覧ください。
少額投資はいくらから始めるのがおすすめ?
少額投資は、商品によって始める金額が異なります。各商品の投資金額は、以下の金額が目安といわれています。- 投資信託:100円〜
- 単元未満株:500円〜
- 米国株・ロボアドバイザー:10,000円〜
- 株価が安い銘柄:50,000円〜
上記の金額を参考に、どの商品で少額投資を始めるかご検討ください。
少額投資は利益が出ないから意味ない?
少額投資は、投資を始めるきっかけとしておすすめです。たしかに、少額投資は投資する額が少ない分、期待できるリターンの金額も少なくなります。
しかし、金額が違えども投資していることに変わりはありません。実際に投資すれば、投資に関する知識や経験が得られます。知識・経験を増やせば、ご自身の投資スタイルを確立させることも可能です。
もし少額投資でまとまった資産を作りたい方は、積立投資を始めるのがおすすめです。まとまったお金の投資が難しくても、時間をかけてコツコツ積立すれば、将来の資産を作れる可能性があります。
アプリで少額投資はできる?
少額投資は、スマホアプリでも始められます。以下の3社は、スマートフォンでの少額投資に力を入れているおすすめネット証券です。- LINE証券
- PayPay証券
- 日興フロッギー(SMBC日興証券)
いずれも専用アプリが用意されており、少額投資が可能な商品を用意しています。スマートフォンで少額投資を始めたい方は、上記のネット証券を利用してみてください。
FX・仮想通貨・不動産の少額投資は可能?
FX・仮想通貨・不動産でも少額から始められるサービスはあります。FXと仮想通貨は、取引所によっては最低100円から投資できます。不動産では、不動投資信託(REIT)や不動産投資型クラウドファンディングを利用すると、少額で不動産投資が始められます。