株式会社グローバル・リンク・マネジメント(以下GLM)は、
(1)東京という都市を分析しその魅力を世界に向けて発信すること、(2)不動産を核とした新しいサービスの開発、等を目的に、明治大学名誉教授
市川宏雄 氏を所長に迎え、「グローバル都市不動産研究所(以下、同研究所)」を2019年1月1日に設立しました。
同研究所では、「東京の都市開発の未来予測」、「東京の人の動き、消費性向を分析、予測」、ひいては「東京をはじめとした世界の主要都市の不動産価値の予測」等をAI(人工知能)も活用し調査・研究していきます。また、得られた知見を元に新サービスの開発を目指します。
東京の価値、そしてその認知度向上を目指し、研究成果を世界に向けて発信していくことは勿論のこと、開発した新サービスについては、GLM での新規サービス展開に活かしていくほか、不動産業界に対して提案・提言も行っていく方針です。
市川宏雄所長のご挨拶
東京圏の人口は、先進国で最大規模です。
郊外や地方部では人口減少が止まらない一方、都心部では依然として人口が増加しています。
東京では大規模な都市開発が進められていますが、世界を見渡すと、ロンドン、ニューヨークといった先進国の大都市においても、同時進行的に高水準の大規模開発が進行しています。
また、シェアリングエコノミーの普及やAI(人口知能)の活用拡大、2020年から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で、人々の活動や消費性向は今後、さらに変化を遂げていくでしょう。大都市もさらに変化していくはずです。
世界有数の都市である東京の現状を捉え、未来を予測することは、日本、ひいては世界の不動産価値を見極める好材料となるでしょう。
当研究所は、世界都市東京をあらゆる角度から研究し、これまで以上に激しい変化を迎える新たな時代に向けた指針を示していきます。
市川宏雄所長プロフィール
氏名: 市川 宏雄
生年月日: 1947年東京生まれ
略歴:
早稲田大学理工学部建築学科、同大学院修士課程、博士課程(都市計画)を経て、カナダ政府留学生として、カナダ都市計画の権威であるウォータールー大学大学院博士課程(都市地域計画)を修了(Ph.D.)。一級建築士。
世界の都市間競争の視点から大都市の将来を構想し、東京の政策には30年間にわたり関わってきた。東京研究の第一人者。
現在、明治大学名誉教授、日本危機管理防災学会・会長、日本テレワーク学会・会長、大都市政策研究機構・理事長、日本危機管理士機構・理事長、森記念財団都市戦略研究所・業務理事、町田市・未来づくり研究所長、Steering
Board Member of Future of Urban Development and Services Committee, World Economic
Forum(ダボス会議)in Switzerlandなど、要職多数。