当社グループは、「GLM VISION 2030」の達成を確実なものとするために、2030年を期限に、重点的に解決する課題として、9つの「マテリアリティ」を特定しました。「マテリアリティ」の評価では、ステークホルダーにとっての重大なESG課題はもちろんのこと、「GLM VISION 2030」を実現する上で必要な経営基盤の強化や、2030年、さらにその先に向けて企業価値を向上させることも考慮しています。
マテリアリティ
マテリアリティ特定の目的とプロセス
当社グループは、「GLM VISION 2030」と「マテリアリティ」を連動させ、持続的な成長と企業価値の向上を達成し、事業を通じて社会課題の解決を図っていきます。そのために、「マテリアリティ」ごとに“2030年のあるべき姿/ありたい姿”と“2030年のKGI”を設定し、担当部署がKGI達成に向けたKPIと具体的なアクションプランを策定、それらを「年度経営計画」に反映させています。
マテリアリティ特定のプロセス
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Step1 マテリアリティ候補選定
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Step2 マテリアリティ評価実施
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Step3 妥当性の検討と最終化
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Step4 マテリアリティ特定
事務局
国内外の課題を
幅広くリストアップ
不動産業に関連する
課題を抽出
自社グループの
長期構想に
整合する課題を抽出
ショートリストを
重要性の観点課から評価
各事業部門との
ディスカッション実施
各マテリアリティに関する
2030年のあるべき姿/
ありたい姿及びKGIの設定
取締役会による協議
経営会議にて協議
取締役会にて協議
取りまとめ
- マテリアリティ
- 2030年のあるべき姿
/ありたい姿 - 2030年のKGI
経営会議にて
審議・承認
取締役会にて決議
マテリアリティ特定
「年度経営計画」へ反映
マテリアリティ一覧(マテリアリティ・2030年あるべき姿・KGI)
マテリアリティ | 2030年のあるべき姿/ありたい姿 | 2030年のKGI |
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環境配慮型不動産の企画開発・運用 | 環境配慮型不動産の開発・保有率100% |
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人的資本経営の推進 | 成長意欲がある人材に選ばれる企業になり、多様性に富んだ組織である |
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安全・安心な不動産の提供 | 自然災害に強く防犯性能の高い、健康・快適な安全と安心な環境を備えた開発 物件保有率100% |
災害・防犯・健康・快適な自社開発物件の保有割合(Res Real、CASBEEウェルネスオフィスなどの認証を取得した物件) |
不動産✕DXの推進 | 不動産とテクノロジーを融合させ、社会課題を解決するサービスを生み出す | 売上貢献 |
誠実かつ透明性の高い企業行動 |
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気候変動の緩和への貢献 | 2050年のカーボン・ニュートラル社会の実現に向けて事業に伴う温室効果ガスの排出量が国際的な基準に適合している | 温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)削減率 |
収益構造の最適化 | 業容拡大によるフロー収益の増強とストック収益の比率向上により経営が安定している |
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資本効率の最適化と財務健全性の両立 | 資本効率の最適化と財務健全性の両立により企業価値が向上している |
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コーポレートガバナンスにおけるモニタリング機能の強化 | 監督と経営執行が分離され、GLM VISION 2030 実現に向けて取締役および経営執行責任者が多様性と高いスキルを充足している |
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