
近年、カーボンニュートラル等の環境意識が世界で急速に更なる高まりをみせており、2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
それを踏まえ経済産業省が中心となり策定された「グリーン成長戦略」において、「住宅・建築物」も成長が期待される重要分野の一つとして選ばれました。
当社では「2025年中期経営計画」において、開発物件の資産価値を向上させる環境配慮型建築「ZEH・ZEB等」への取組みを成長戦略の一つとして掲げています。
社会・自然と共存するサステナブルな企業活動
地球環境と共存し、より良い社会を実現するため、持続可能な開発に向けた活動を積極的に行っています。 当社は2022年2月にZEH-M(ゼッチ・マンション)普及のために経済産業省が導入している「ZEHデベロッパー」に認定されており、自社で企画・開発する物件に対する「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」や「エネルギー消費性能レベル3以上・断熱性能をレベル4以上」などの環境対応を標準仕様としています。
「環境配慮型マンション」を標準仕様化へ
当社はマテリアリティの一つとして「環境配慮型不動産の企画開発・運用」を特定し、サステナブルな社会の実現に向けてカーボンニュートラルな開発を推進しています。これは社会的ニーズの高まりに応えるものであり、今後もその重要性は増していくと考えられます。
海外では既に環境認証を取得した物件の成約価格や賃料が上昇するなど、環境性能が不動産価値に影響を与えています。当社では、日本国内においてもZEH・ZEB・BELS等の環境認証取得が資産価値の向上に寄与するとの考えのもと、開発物件の環境対応を通じて資産価値の向上に積極的に取り組んでまいります。
当社は「ZEHデベロッパー」として 2024年12月期での自社開発物件の環境対応比率100%(ZEH-M
Orientedなど)を達成し、今後も環境配慮物件の開発により企業理念(Mission)である「不動産を通じて、豊かな社会を実現する」ことを実行します。
ZEH デベロッパー登録認定
建物で消費する年間のエネルギー量を実質ゼロにする事を目指した、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を推進するため、経済産業省が設置した登録制度。

BELS
BELSは、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つ。住宅性能評価・表示協会が制度を運営している。新築と既存建物の双方を対象に、一次エネルギー性能を客観的に評価し、エネルギー消費性能と断熱性能をレベル別に表示するもの。

ZEH-M Oriented
ZEH(ゼッチ)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムを導入し、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅」のこと。集合住宅向けの『ZEH-M』には、各住戸と住棟全体それぞれに基準がある。再エネの有無、省エネ率(省エネルギー+再エネルギー)により『ZEH-M』『Nearly ZEH-M』『ZEH-M Ready』『ZEH-M Oriented』がある。

環境認証を取得し竣工した物件
2024年6月現在
※画像は一部完成と相違する場合があります
ZEHーM Oriented


BELS レベル5






新たに環境認証を取得した物件
- ZEH-Moriented
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南青山7丁目PJ2024年9月竣工予定
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湯島3丁目PJ2025年9月竣工予定
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- BELS 5
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川口幸町2丁目PJ2024年9月竣工予定
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渋谷区本町4丁目A PJ2025年2月竣工予定
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渋谷区本町4丁目B PJ2025年2月竣工予定
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石原2丁目PJ2025年2月竣工予定
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向島2丁目ⅣPJ2025年3月竣工予定
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西日暮里6丁目PJ2025年10月竣工予定
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浅草6丁目ⅡPJ2025年1月竣工予定
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浅草橋4PJ2025年3月竣工予定
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田端4丁目PJ2025年1月竣工予定
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- BELS 4
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高鼻町1丁目PJ第三四半期竣工予定
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竜泉2丁目PJ2024年7月竣工予定
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中原区丸子通1丁目PJ2024年8月竣工予定
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川口市栄町2丁目PJ2025年2月竣工予定
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千束2丁目PJ2025年5月竣工予定
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北新宿3丁目ⅡPJ2024年11月竣工予定
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※物件名については仮称表記としております