ただ、自分も始めたいけど銘柄や証券会社の選び方がわからないと、悩んでいませんか?
そんなあなたに、当記事ではおすすめの銘柄や証券会社を紹介し、つみたてNISAでスムーズに投資を始めるためのサポートをします。また自分で選びたい方向けに、銘柄や証券会社の比較ポイントも紹介します。
投資初心者でつみたてNISAを始めたい方には必見の内容なので、ぜひご一読ください。
「自分で選ぶのは面倒!全てお任せしたい」という方は、次のボタンよりおすすめ銘柄をご確認ください。ただし、 投資はあくまで自己責任です。最終的な判断は自分ですることを前提としてつみたてNISAを始めましょう。
おすすめの銘柄を知りたい方は
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目次
結論!初心者が銘柄を選ぶ際に比較したいポイントは6つ

早速、つみたてNISAの銘柄選びの比較ポイントを紹介します。結論、投資初心者は次のポイントをおさえることが重要です。
- 「株式100%」「複合資産型」どちらか選ぶ
- アクティブファンドとインデックスファンドの違いを知り自分に最適な方を選ぶ
- 信託報酬が低い銘柄を選ぶ
- 純資産総額が大きい銘柄を選ぶ
- 全世界に分散投資する銘柄を選ぶ
- 値動きが過度に気になる場合はバランスファンドを選ぶ
上記がつみたてNISAの銘柄を選ぶ際に重要な比較ポイントです。
つみたてNISAでの投資は20年間続けることが前提です。そのため、無理なく続けられるよう銘柄を選ぶ必要があります。そして、実際にどの銘柄を選ぶかは人によって異なります。
先程紹介した比較ポイントを参考に、自分にとって無理なく続けられそうな条件を考えて、銘柄を選択しましょう。次は、つみたてNISAでおすすめの主な取扱銘柄を紹介します。
つみたてNISAでおすすめの主な取扱銘柄を5つ紹介

つみたてNISAおすすめの主な取扱銘柄を5つ紹介するので、確認しましょう。
※5つの銘柄はSBI証券と楽天証券の人気ランキングを参考に選出 (https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/find/ranking/ranking.html) (https://go.sbisec.co.jp/prd/common/newyear_forecast2022_ranking2021.html)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
1つ目の銘柄は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、銘柄名のとおり全世界の株式に国際分散投資できるファンドとなります。この銘柄1つ買えば、全世界に分散して投資ができるため安心感は強いです。
また、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動するインデックスファンドです。日本を含む先進国及び新興国の株式市場の値動きに連動し、投資成果を目指すファンドとなっています。
SBI証券のランキングでは2位、楽天証券では1位と投資家に大人気の銘柄です。
- 純資産:4,215.23億円
- 信託報酬:0.1144%
eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)は、米国約500社に1本で分散投資できるファンドです。投資する約500社は米国の代表的な企業となっています。S&P500というのは、米国大型株の動向を示す株価指数のことです。S&P500対象の約500社が米国株式市場の時価総額約80%をカバーしているため、米国市場全体の動きを反映した指数といえます。
また、米国市場は過去30年の実績を見ると、右肩上がりに成長しています。もちろん、今後も確実に成長を続けていくかどうかはわかりませんが、過去のデータを参考に米国株を選択したい方にはおすすめです。
- 純資産:9,720.50億円
- 信託報酬:0.0968%
楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、一般的に楽天VTIと呼ばれるファンドです。VTIとは、世界最大級の資産運用会社であるバンガード社が提供するETF(上場投資信託)に投資するファンドを指します。楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国企業約3800社の銘柄に分散させて投資ができ、バランスの良さがメリットの1つです。米国経済は右肩上がりに成長している中、今大きく成長している企業だけでなく、今後の成長が見込まれる企業にも投資できるのはメリットといえます。
米国株のみ購入したい投資初心者におすすめの銘柄です。
- 純資産:4876.21億円
- 信託報酬:0.162%
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは、米国の代表的な株価指数であるS&Pに連動するインデックスファンドです。投資先は主にETF(上場投資信託)となります。この銘柄も右肩上がりに成長を続ける米国株を分散して購入できるファンドで人気があります。- 純資産:4,808.87億円
- 信託報酬:0.0938%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、株式だけでなく債券や不動産など、8つの資産に均等投資できるファンドです。また、株式も日本国内から世界の先進国まで幅広く投資できます。分散投資ができるため、手間がかからないうえ、値動きが気になりにくいメリットがあります。株式100%だと値動きが気になりそうな方におすすめのバランスファンドです。
- 純資産:1,321.39億円
- 信託報酬:0.154%
以上、つみたてNISAでおすすめの銘柄5つの紹介でした。次は投資に手間をかけたくない人、銘柄を自分で選ぶのが面倒な人に向けておすすめ商品を紹介します。
あてはまる人は必ず確認しましょう。
投資に手間をかけたくない人には債券や不動産も含むバランス型ファンドがおすすめ
ここでは投資に手間をかけたくない人向けに、株式だけなく債券や不動産も含めて投資できるバランス型ファンドについて紹介します。バランス型ファンドとは、日本の株や外国の株、債券、不動産を組み合わせて持てるファンドで、組み合わせによって次のように分類されます。- 4資産:日本・先進国の株式・債券
- 6資産:日本・先進国・新興国の株式・債券
- 8資産:日本・先進国の株式・債券・不動産+新興国の株式・債券 等
先程紹介した「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は銘柄名のとおり、8資産に分類されるファンドです。バランス型ファンドは、株式100%と比較して値動きが気にならず、投資先が分散しているため管理の手間もかかりません。
株式100%で長期的に運用するのが面倒な方にはバランスファンドがおすすめです。
つみたてNISAは始めたいけど銘柄を自分で選ぶのが面倒な方におすすめを紹介
最後に、次のような方に向けておすすめ銘柄を2本紹介します。- つみたてNISAを始めたいけど銘柄を選ぶのが面倒
- 最初なので何でもいいからおすすめの銘柄を教えてほしい
- まずはこれ買っておけば問題ない、という銘柄を知りたい
結論、最初の銘柄選びには次の銘柄がおすすめです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
上記2つの銘柄がなぜ初心者におすすめなのか解説します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この銘柄は、全世界の株を分散して購入できるファンドです。全世界と米国株はよく比較されますが、投資家によってどちらを推すかは異なります。そして、明確にどちらが良いといったことはありません。ただし、全世界と米国株で迷っている場合、全世界株式をおすすめします。理由は次のとおりです。
- 現在の成長率は米国株が高いが、歴史的にみるとどこかの国が一強で居続けることはない
- 過去にも米国が低迷していた時代がある
上記も考慮して、米国株のみで投資することをリスクに感じる場合はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をおすすめします。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を
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楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、右肩上がりに成長している米国市場で、GAFAを含むアメリカの企業に幅広く投資できる銘柄です。米国株のみへの投資ですが、約3800社へ広く分散させて投資できるファンドとなっています。中長期的にみて成長を続けているため、実績から判断すると安心のファンドです。米国株のみで購入したいと考えている方におすすめの銘柄です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドを
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ここまでつみたてNISAで購入できるおすすめ銘柄を紹介しましたが、そもそもどのように選べばよいのか知りたい方もいるかと思います。そこで次では失敗しない銘柄の選び方を紹介します。
自分で銘柄を選んでいきたい方は一緒に確認しましょう。
失敗しない銘柄(ファンド)の選び方

ここでは銘柄の選び方を紹介します。
ただ、大前提として投資は自己責任でおこなうものだと知っておきましょう。この選び方をすれば絶対に利益が出る!といった方法は存在しません。
長期的に堅実な投資を進めるために、自分にあった選び方をみつけましょう。以下の比較ポイントをそれぞれ解説します。
Point
- 「株式100%型」「複合資産型」のどちらか選ぶ
- アクティブファンドとインデックスファンドの違いとは?どちらが自分に最適か選ぶ
- 信託報酬が低い銘柄を選ぶ
- 純資産総額が大きい銘柄を選ぶ
- 全世界に分散投資する銘柄を選ぶ
- 値動きが過度に気になる場合はバランスファンドを選ぶ
「株式100%型」「複合資産型」のどちらか選ぶ
1つ目の比較ポイントは、「株式100%」「複合資産型」どちらを選ぶかという点です。複合資産型というのは、前章で紹介したバランス型ファンドと同義です。それぞれのメリットやデメリット、注意点をみていきましょう。株式100%型
合理性を追求する場合は株式100%型で、信託報酬※(毎月かかる手数料)が低い株式に投資する投資信託を選ぶのがおすすめです。ただし、バランスファンドと比較して値動きは大きくなります。値動きが気になり、日常生活や本職に支障が出てしまう場合はバランスファンドにしましょう。
複合資産型(バランスファンド)
バランスファンドは、株式だけでなく債券や不動産も含まれるファンドです。日本国内だけでなく海外の株や債券も含め、幅広く分散投資できます。ただし、さまざまな資産がパッケージされていて、動きの理解が難しいデメリットもあります。自分で値動きを把握し、リターンの高い投資をしたい方は株式100%がおすすめです。
アクティブファンドとインデックスファンドの違いとは?どちらが自分に最適か選ぶ
続いては、アクティブファンドとインデックスファンドの違いを解説します。下表をご覧ください。アクティブファンド | インデックスファンド | |
---|---|---|
基本情報 | 良いパフォーマンスを出すために運用会社が調査 ・分析をしながら運用する投資信託 | 株式や債券などの指数に連動して 同じ値動きを目指す投資信託 |
メリット | 運用力によってはインデックスファンドよりも 高い収益を得られる | 指数を元に動かすので運用コスト(信託報酬)が安い アクティブファンドよりも勝率が高い(※) |
デメリット | 信託報酬が高く勝率が低い | 短期間で大きなリターンは期待できない |
(※)引用:モーニングスター「”先進国株式はわずか10%”、過去20年間における株式型アクティブファンドの対パッシブでの勝率」
(https://www.morningstar.co.jp/market/2021/1102/fund_01474.html) 上記の情報から、堅実に長期的な投資をしたい方にはインデックスファンドがおすすめです。
信託報酬が低い銘柄を選ぶ
信託報酬とは、商品を保有する期間に発生する手数料のことです。銘柄によって信託報酬の年率は異なりますが、おおよそ0.1〜0.2%です。0.1%と聞くと、あまり気にする必要はなさそうに感じますが、何年も投資を続けた場合大きな額になります。仮に100万円を投資している場合、月に0.1%だと信託報酬が1,000円かかります。これをつみたてNISA適用期間である20年続けた場合、 24万円となります。
このように信託報酬は商品を保有している期間はずっとかかるコストなので、ファンドを選ぶ際には信託報酬は低い方がおすすめです。また、信託報酬はインデックスファンドが安くなっています。
純資産総額が大きい銘柄を選ぶ
純資産総額とは、簡単にいうとそのファンドの人気や大きさを意味します。どれだけ投資がされているかを総額で表した数字になります。純資産総額が小さすぎると、ファンド運用が中断されてしまう可能性もあるため、銘柄を選ぶ際には純資産総額を確認しましょう。全世界に分散投資する銘柄を選ぶ
こちらは全ての人には当てはまりませんが、米国株や日本株だけの投資では不安に感じる方にはおすすめの選び方です。全世界に分散している銘柄を選ぶことで、仮に米国株や日本株が暴落してしまった際もリスク管理ができるメリットがあります。どちらを選ぶかは人それぞれの考え方に依存します。また繰り返しになりますが、投資は自己責任なので続けるのに無理のない範囲で銘柄を選びましょう。
値動きが過度に気になる場合はバランスファンドを選ぶ
前提として、堅実な投資は長期的に続けることが求められます。つみたてNISAは対象期間である20年間続ける前提で動く必要があるでしょう。もし、株式100%だと値動きが気になる場合は、バランスファンドを選択しリスクを軽減しましょう。以上、銘柄の選び方でした。これらを考慮して、再度おすすめ銘柄を確認したい方は以下より該当箇所をご覧いただけます。
つみたてNISAおすすめ主な取扱銘柄
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次章ではつみたてNISAのリスクや注意点についての情報を紹介します。
リスクがある投資ではない?つみたてNISA銘柄選びや運用上の注意点

結論、つみたてNISAは大きなリスクがある投資ではありません。ただし、運用する上で注意したい点はあるので、次で確認しましょう。
つみたてNISAではスイッチング(投資信託の入れ替え)ができない
スイッチングとは、これまでに積み立てた銘柄を変更することをいいます。つみたてNISAでは、このスイッチングが自由にできないため注意が必要です。つみたてNISAでスイッチングをするには、積み立てた銘柄を売却し、その資金で別銘柄を購入することになります。それにより、次のようなデメリットがあるので注意しましょう。
- 今までの積立分の非課税期間が売却とともに失われる
- 積立上限額の年40万円枠に収まらない可能性がある
- 年40万円の積立枠を消費するため新たに積立ができない可能性がある
- 新たに銘柄購入した分、非課税枠が消費される
- 一括投資ができないため再投資に時間がかかる
前提知識
つみたてNISAの非課税上限額は年間40万円まで 毎月一定額を積み立てる場合:40万円÷12ヶ月 = 3万3,333円が上限積立額つみたてNISAは20年続ける前提!リスク許容度を考慮して続けられる範囲で投資する
つみたてNISAは長期間続けることを前提としてあります。非課税対象期間である20年間続ける方が大多数です。そのため、自分が無理なく続けられる条件で投資をしていきましょう。最初は何もわからない状態からスタートするので、リスクは小さめにして自身のリスク許容度を徐々に広げていくのがおすすめです。以上、つみたてNISAの注意点でした。
おすすめ銘柄も購入可能!口座開設で人気の証券会社を紹介

結論、つみたてNISAは大きなリスクがある投資ではありません。ただし ここではおすすめ銘柄として紹介した商品も購入できる人気の証券会社を紹介します。ここで紹介する証券会社は次の6社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 松井証券
- auカブコム証券
- LINE証券
まずは各社の基本情報を一括比較した下表をご覧ください。
ネット証券 | 取り扱い商品数 | つみたて頻度 | 口座開設数 | 最低積立金額 | ポイントサービス |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 177本 | 毎月、毎週、毎日 | 720万突破 | 100円~ | 月間保有残高に応じて0.02~0.25%のポイントが貯まる |
楽天証券 | 179本 | 毎月、毎日 | 700万突破 | 100円~ | 月間保有残高に応じて20~800ポイントが貯まる |
マネックス証券 | 152本 | 毎月、毎日 | 約210万 | 100円~ | 月間保有残高に応じて最大0.08%のポイントが貯まる |
松井証券 | 172本 | 毎月 | 約130万 | 100円~ | 信託報酬の一部(最大0.85%)をキャッシュバック |
auカブコム証券 | 163本 | 毎月 | 約137万 | 100円~ | 月間保有残高に応じてポイントが貯まる |
LINE証券 | 32本 | 毎月 | 100万突破(ネット証券で最短突破) | 1,000円~ | 貯めたLINEポイントを1ポイント=1円として利用可能 |
上記も参考に、各証券会社の詳細をみていきましょう。
SBI証券:ネット証券最大手の人気企業
SBI証券は開設口座数が ネット証券でNo.1を誇っている人気の証券会社です。商品本数や最低積立金額、積立頻度も他社と比較して優れた内容となっています。SBI証券はクレカ積立にも対応しているため、三井住友カードの作成と利用で次のメリットがあります。
- 投信積立の引き落としをクレジットカードで決済が可能
- 毎月の積立金額は100円から設定可能
- 積立金額に応じて最大2.0%のVポイントが付与される
SBI証券では、投信積立サービスやVポイントなどが注目されていて、今後さらに開設口座数が増えていくと予想できます。
「どの証券会社がいいのかよくわからないので最も人気があるところがいい!」という方は、SBI証券を選べば間違いありません。
当サイトでは、SBI証券について詳細に解説しているページもあります。SBI証券のメリットや口座開設方法の詳細を以下から確認しましょう。
SBI証券を検討中の方は詳細ページへ
楽天証券:つみたてNISA口座開設数2年連続No.1
楽天証券もSBI証券と同等レベルで人気の高い証券会社です。つみたてNISAの口座開設数は 2年連続でNo.1となっています。取扱商品数は最多の179本で、最低積立金額も100円と優れたサービス内容です。また、つみたてNISAを楽天証券で始めると、楽天ポイントを貯める&使うことが可能です。具体的には次のようにポイントを貯められます。
- 投資信託で積立の引き落としに楽天カードを設定すると100円につき1ポイントが貯まる (毎月5万円まで設定可能)
楽天ポイントをよく活用する楽天ユーザーにはおすすめです。ただし、ポイント還元率が改悪される等の最新情報もあるので、口座開設を検討されている方は、一度次の詳細ページを確認しましょう。
楽天証券を検討中の方は詳細ページへ
マネックス証券:ポイント還元率1.1%でカード投信積立サービス開始
マネックス証券は、2022年2月25日よりポイント還元率最大1.1%で、カード投信積立サービスの開始を発表しました。 ポイント還元率1.1%はネット証券の中で最大値となっています。ただし、対象カードはマネックスカードのみなので注意しましょう。楽天証券ではポイント還元率の改悪が発表されています。これまでの1%から0.2%に変更されると発表されていることもあり、マネックス証券の人気が上がっていく可能性が高いです。
クレジットカード投信積立で、ポイント還元率を重視する方は今話題のマネックス証券をチェックしましょう。
マネックス証券の詳細はこちら
松井証券:ロボアドバイザー投信工房の利用で初心者が始めやすいネット証券
松井証券では、信託報酬の一部をポイントまたは現金で還元するサービスを実施しています。ただし、信託報酬を松井証券ポイントまたは現金で受け取るには次の条件があるため注意しましょう。(松井証券ポイントはAmazonギフト券や3,000種類以上の商品との交換が可能)- 対象銘柄:同社が受け取る信託報酬が、0.3%(税抜)を超える信託報酬
- 還元率:ポイント還元時0.85% 現金還元時0.78%
上記の他にも、投信工房という100円から利用できるアドバイス型のロボアドバイザーもあり、初心者からすると始めやすいネット証券といえます。信託報酬の還元やロボアドバイザーの利用に興味がある方は以下の詳細ページを確認しましょう。
松井証券を検討中の方は詳細ページへ
auカブコム証券:FUND DRESSの利用で楽しく投資できる
auカブコム証券では、FUND DRESSというサービスを提供しています。FUND DRESSのコンセプトは「投資の入り口を、もっとやさしく。」というもので、次の内容になっています。- FUND DRESS:服を選ぶだけで色彩心理に基づきおすすめの投資信託を紹介するサービス
30着の中から直感でドレスを選ぶだけで、色彩心理に基づき価値観の考察とおすすめの投資信託を紹介してくれます。初心者には投資信託を調べるきっかけにもなり、非常に面白いサービスです。
なにから始めればいいかわからない方は、auカブコム証券が提供するFUND DRESSを入り口にするのもおすすめです。
FUND DRESSの公式サイトはこちら
LINE証券:2022年2月9日からつみたてNISAの提供開始
LINE証券はこれまでつみたてNISAを提供していませんでしたが、 2022年2月9日より提供開始しました。LINE証券はスマホに特化してサービス展開しているため、手軽に始めやすい特徴があります。ただし、取扱商品数は32本と他社と比較して少なくなっています。購入したい銘柄が用意されていない可能性もあるため、銘柄の内容は事前に確認しましょう。また、最低積立金額は1,000円〜と、こちらも他社と比較して高い金額となっています。
上記のような注意点もあるため、口座開設時には以下の詳細ページを確認しましょう。
LINE証券を検討中の方は詳細ページへ
以上、人気のおすすめネット証券6選でした。
コラム:証券会社の対面取引や銀行での口座開設はおすすめしない?
結論、証券口座の開設はネット証券がおすすめです。理由は取扱商品数や最低積立金額の違いにあります。ネット証券、大手総合証券会社、大手銀行でそれぞれ違いをみていきましょう。下表をご覧ください。
分類 | 会社 | 取扱 商品数 |
最低積立金額 |
---|---|---|---|
ネット証券 | SBI証券 | 177本 | 100円~ |
楽天証券 | 179本 | 100円~ | |
大手銀行 | 三菱UFJ銀行 | 12本 | 1,000円~ |
みずほ 銀行 |
6本 | 1,000円~ | |
大手証券会社(対面) | 野村證券 | 7本 | 1,000円~ |
大和証券 | 22本 | 100円~ |
上記のとおり、銘柄数や最低積立額ではネット証券が優れています。また、ネット証券は対面で対応する人員が不要なため、諸々手数料を低くできるメリットがあります。
以上の理由から、つみたてNISAを始めるにはネット証券がおすすめです。
なぜSBIや楽天がおすすめ?証券口座の選定基準・選び方の比較ポイントを解説

ここではネット証券の選び方を解説します。なぜSBI証券や楽天証券がおすすめなのかわかるので、確認しましょう。
取扱商品の種類・本数が豊富かどうか
1点目は取扱商品の種類、本数が豊富かどうかです。取扱商品の種類、数が多いとそれだけ選択肢を増やせます。ただし、最初から自分が購入したいと考えている銘柄が決まっている場合、そのネット証券で買えるか確認すれば問題ないでしょう。銘柄数が豊富だからといって必ず購入したい銘柄があるわけではないので、事前に確認するのがおすすめです。
毎月だけでなく毎週、毎日まである金融機関も!積立頻度のパターンで選ぶ
続いて、積立頻度についてです。積立頻度はネット証券によって異なり、月に1回のみ〜毎日対応している会社もあります。現状では、積立頻度が高いネット証券が人気です。ただし、長期的に投資するつみたてNISAにおいて、積立頻度でリターンが大きくなるといったメリットはあまり見られません。あくまで、日々積立できることで値動きに対して、大きく反応することがなくなるメリットがある程度です。
毎日積立できる安心感がほしい方は積立頻度を確認して口座開設しましょう。
口座開設数が多く信頼性の高い金融機関から選ぶ
3つ目のポイントは、口座開設数です。口座開設数が多いということは、それだけ人気がある証券会社だといえます。現時点で口座開設数でTOP3のネット証券は次のとおりです。- SBI証券:720万口座突破
- 楽天証券:700万口座突破
- マネックス証券:210万口座突破
口座開設数では、SBI証券と楽天証券が群を抜いています。多くの人が使っているネット証券を利用したい方は、SBI証券や楽天証券を選択するのがおすすめです。
最低積立金額が低い金融機関を選ぶ
4つ目のポイントは、最低積立金額が低い金融機関を選ぶという点です。最低積立金額は低いほど、手軽に投資ができます。多くのネット証券では、100円から積立が可能なので、手軽につみたてNISAをスタートしましょう。ただし、大手証券会社や大手銀行では、最低積立金額が1,000円からとなっている場合が多いので、注意が必要です。
ポイントサービスは?普段利用するサービスとの連携も考慮して選ぶ
ネット証券では、各社ポイントが貯まる&使えるといったサービスを展開しています。例えば、楽天証券だと月間保有残高によって楽天ポイントを貯めることが可能です。SBI証券では、クレカ積立の利用で最大2.0%のVポイントが付与されます。普段から楽天ポイントを貯めているなら、楽天証券での口座開設によりポイントの汎用性が高まるでしょう。その他ネット証券でもポイントサービスを展開しているので、口座開設前にどのポイントを貯められる&使えるのか確認するのがおすすめです。
以上、ネット証券の選び方でした。再度おすすめのネット証券を確認したい方は次のボタンより確認ください。
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まとめ

当記事では、つみたてNISAのスタートを検討している方におすすめの銘柄、ネット証券を紹介しました。重要な点をまとめると次のとおりです。
初心者におすすめの銘柄
- 全世界と米国で迷っているなら!eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 米国株を購入したいなら!楽天・全米株式インデックス・ファンド
おすすめのネット証券
- SBI証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が買える
- 楽天証券
楽天・全米株式インデックス・ファンドが買える
あくまで、つみたてNISAを始めるのにどの銘柄、どのネット証券を選ぶかは自分で決めるものです。ただ、自分で決められない初心者の方には、 SBI証券で口座開設をし、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入することをおすすめします。
ネット証券最大手であるSBI証券で、全世界に分散して投資ができる銘柄を買うことが、初心者にとってはリスクが少なく、堅実な投資を始める第一歩となります。
SBI証券についてより詳細に確認したい方は次のページをご覧ください。
SBI証券を検討中の方は詳細ページへ
つみたてNISAやNISAに関するよくある質問
つみたてNISAでおすすめの銘柄を教えてください
つみたてNISAで特におすすめの銘柄を2つ紹介すると、次のとおりです。- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
それぞれの違いは全世界の株を分散して買うか、米国株を分散して買うかです。米国株はここ30年で右肩上がりに成長を続けていますが、今の状態がずっと続く保証はありません。個人のリスク許容度にもよりますが、迷っている場合、全世界の株を購入するのがおすすめです。
つみたてNISAでおすすめの口座開設先を教えてください
つみたてNISAを始める際にはネット証券で口座開設が必要です。ネット証券は全てネット完結で手続きを進められ、銘柄数や最低積立金額も低くなっています。ネット証券の中でも特におすすめなのは次の3社です。- SBI証券:業界最大手で口座開設数No.1のネット証券
- 楽天証券:急成長している初心者にぴったりのネット証券
- マネックス証券:初心者向けのサービス内容で人気のネット証券
各社の詳細はこちらで解説しています。
初心者でも銘柄は組み合わせた方がいいですか?
完全に初心者で知識がない場合、まず1本からスタートするのがおすすめです。つみたてNISAで1本購入するだけでも、投資への理解は上がります。その後に銘柄を組み合わせるなど検討していくのがよいでしょう。つみたてNISAのリスクや損をする可能性があれば教えてください
つみたてNISA自体にリスクはありません。ただし、短期間で利益を取りにいくと損をする可能性もあります。つみたてNISAは非課税期間である20年間で長期的に投資していく前提で作られている制度なので、短期間での利益を求める場合は向いていません。また、つみたてNISAという制度を使って、株式などに投資をすることになるので、元本割れしてしまう可能性はゼロではありません。そのため、当記事の内容を参考に銘柄や証券会社を選び、コツコツと積立投資をしていきましょう。
つみたてNISAとNISAの違いは何ですか?
結論、一般NISAとつみたてNISAの違いは、非課税投資枠や非課税期間、対象金融商品にあります。次をご覧ください。一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
非課税投資枠 | 120万円 | 40万円 |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
対象商品 | 株式・投資信託・ETF・REIT 等 | 投資信託・ETF |
一般NISAは投資の知識や経験があり、短期間で利益を出したい人が活用する制度です。一方つみたてNISAは、投資初心者で長期間かけて利益を出したい方におすすめです。
つみたてNISAとNISAはどちらがおすすめですか?
つみたてNISAと一般NISAでおすすめな人を次にまとめています。つみたてNISAがおすすめな人
- 投資初心者で経験や知識がない人
- 長い期間投資を続けて堅実に利益を増やしたい人
- 大きなリスクを取りたくない人
一般NISAがおすすめな人
- 投資の経験や知識がある人
- リスクも承知で短期間で利益を出したい人