つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ銘柄&口座は?投資初心者向けに選び方から解説

政府の「資産所得倍増プラン」で、つみたてNISAが話題になっています。当記事では、つみたてNISAで運用する銘柄や証券会社の選び方を解説し、つみたてNISAで資産運用を始めるための情報をお届けします。投資初心者でネット証券選びだけではなく銘柄選びに迷っている方も、ぜひご一読ください。

つみたてNISAで資産運用する場合、ネット証券の口座開設後に銘柄を選ぶ必要があります。同じ銘柄を複数の証券会社が扱っているので、当記事では先に銘柄の選び方をお伝えした後に、つみたてNISAにおすすめのネット証券を紹介します。

先につみたてNISAにおすすめのネット証券会社を知りたい方は、以下をご覧ください。

つみたてNISAにおすすめのネット証券3選
  • SBI証券
  • 取扱本数はネット証券最多で、積立頻度は毎日・毎週・毎月から選択可能。豊富なポイントサービスが利用でき、クレカ積立は三井住友カード・タカシマヤクレジットカード・東急クレジットカードの3種類から利用できる。

  • 楽天証券
  • 楽天カード・楽天ポイントを使った積立投資が可能。取扱本数もSBI証券とほぼ変わらず、百円から始められる。

  • マネックス証券
  • 米国株式の取扱本数はネット証券最多。専用のマネックスカードのクレカ積立はポイント還元率が1.1%でSBI証券や楽天証券よりも高い。

    おすすめのネット証券の比較はこちらへ

当記事で紹介する銘柄は、利益が保証されておりません。当サイトは運用結果の責任を負いかねるため、実際に投資される際はお客様の判断で購入してください。
目次

つみたてNISAでおすすめの銘柄(ファンド)の選び方

まずは、つみたてNISAで運用する銘柄の選び方を解説します。 銘柄を選ぶ際のおすすめの比較ポイントはたったの3つ!各ポイントを押さえれば、自分に適したおすすめファンドを見つけられるでしょう。

つみたてNISAで運用する銘柄を比較するポイント

  • 世界に分散投資できる銘柄かどうか
  • 純資産総額が大きい銘柄かどうか
  • 信託報酬が低い銘柄かどうか

では、各ポイントを一つずつ解説していきます。

分散投資できる銘柄かどうか

分散投資について(金融庁)
参考:金融庁「投資の基本2022年11月」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html)

1つ目の比較ポイントは、運用する銘柄の投資対象です。投資先を集中させれば大きなリターンが期待できますが、その分下落した時の損失も大きくなる傾向があると言われています。

そのため、これから資産運用を始める投資初心者は、全世界に分散投資ができる銘柄を選んだほうが、特定の資産に集中投資するよりも資産下落のリスクを抑えられる可能性があります。特定の資産に集中投資したい場合は、ある程度投資に慣れた後に挑戦してみましょう。

米国株はおすすめ?

米国は、GDP(国内総生産)が世界1位で、世界を代表する経済大国です。2011年から2021年の10年間で約1.5倍のGDP成長率を遂げてきたことから、株式はもちろん投資信託やETFも人気の投資先です。つみたてNISAの銘柄の中での買付ランキングでも上位を占めています。一方で一国の経済成長に依存するため、世界に分散投資した場合と比較して値動きが大きい傾向がある投資先としても知られています。

つみたてNISAは年間40万円以内であれば、複数の銘柄を購入することができます。全世界に分散投資ができる銘柄と米国株の銘柄を組み合わせるのもひとつの手段です。組み合わせる際は、それぞれの銘柄の投資先の構成も考慮しましょう。全世界に分散投資ができる銘柄の中には、米国株が6~7割を占めているものもあります。「全世界に分散したつもりが、米国株が9割を占めていた」となると分散投資の目的と異なることになります。

株式100%と資産複合型の違いを紹介

そもそも投資信託には、投資する資産によって主に「株式100%」「債券型」「不動産型(RIET)」「資産複合型」の4種類に分けられます。その中で、つみたてNISAが投資できるのは株式100%と資産複合型の2種類です。債券型や不動産型だけに投資する銘柄は、一般NISAの対象であるものの、つみたてNISAでは対象外です。ただし、複合資産型の中に債券や不動産が含まれていますので、つみたてNISAで債券や不動産を含む銘柄を購入したい方は、資産複合型を選びましょう。

2種類の投資分類の違いを表にまとめました。

特徴 種類 主なベンチマーク
株式
100%
経済成長に合わせて株式のみを運用 国内 TOPIX
日経225
全世界 MSCI ACWI
FTSE Global All Cap
米国 S&P500
CRSP U.S. Total Market
先進国 MSCI コクサイ
新興国 MSCI Emerging Market
資産
複合型
株式・債券・不動産なども同時に運用可能 4資産
(日本・先進国の株式・債券)
6資産
(日本・先進国・途上国の株式・債券)
8資産
(日本・先進国・途上国の株式・債券・不動産)

株式100%は、文字通り株式だけで運用するファンドで、経済成長に合わせて運用できるのが特徴です。国内と海外に分かれ、海外でも全世界・米国・途上国の3つがあります。資金が減少するリスクに対しては、全世界に分散投資できる銘柄のほうが1ヵ国に投資するよりもリスクが少ないと言われています。

複合資産型は、株式だけでなく債券・不動産なども同時に運用できる投資信託で、別名「バランスファンド」といわれます。銘柄によって投資する資産の数が異なります。投資先の資産が増えるほど幅広い分散投資が可能です。

以上を踏まえると、世界経済の成長に合わせてリターンを積極的に狙いたい方は株式100%、投資先のリスクを分散して堅実に運用したい方は資産複合型を選ぶといいと言われています。

Point

ベンチマーク(Benchmark)とは、投資信託などが運用の指標としている基準のことです。
投資信託が1年で10%利益を上げたとしてもそれがよい結果だったのかはわかりません。なぜなら、その投資信託が対象とする市場の平均が1年間に15%上がっていたら、その投資信託は上手に運用できたとはいえませんよね? そこで基準となるのがベンチマークです。ベンチマークと比較して運用の成果がどのようであったかを評価します。したがって、投資信託が10%損を出していてもベンチマークが15%下がっていたら、「ベンチマークを上回った」ことになります。

引用:SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」2022年11月(https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/he/J0134.html)

アクティブファンドとインデックスファンドの違いを解説

投資信託は、投資先だけでなく運用目的からインデックスファンドとアクティブファンドの2種類に分類できます。アクティブファンドとインデックスファンドの違いは、以下のとおりです。

アクティブ
ファンド
インデックス
ファンド
基本情報 ベンチマークよりも高いパフォーマンスを出すために、運用会社が調査・分析をしながら運用する投資信託 経済指数に連動した値動きを目指す投資信託
メリット 運用力によってはインデックスファンドよりも高い収益が期待できる 指数を元に動かすので運用コスト(信託報酬)が安い
デメリット 信託報酬が高くリスクが比較的高い 経済指数に連動するため、より高いリターンは狙えない
参考:モーニングスター「”先進国株式はわずか10%”、過去20年間における株式型アクティブファンドの対パッシブでの勝率2021年11月」(https://www.morningstar.co.jp/market/2021/1102/fund_01474.html)

アクティブファンドは、運用責任者(ファンドマネージャー)が独自にポートフォリオを組み、ベンチマークよりも高いリターンを狙います。一方でインデックスファンドは経済指数に連動した値動きを目指す投資信託です。アクティブファンドの運用実績はファンドマネージャーの腕に依存するため、インデックスファンドよりも価格変動のリスクがあると言われています。

そのため、資産運用の初心者で「運用責任者の実績を見極めるのが難しい」と思う方は、インデックスファンドを選ぶのがおすすめ。当記事でご紹介するおすすめ銘柄も、全てインデックスファンドです。

投資資産が同じ場合は手数料が低い銘柄を選ぶ

2つ目の比較ポイントは、投資資産が同じ場合は、手数料が低い銘柄を選ぶことです。つみたてNISAを運用する際に発生する手数料は、購入手数料・信託報酬・信託財産留保額(解約手数料)の3つがあります。

購入手数料・解約手数料は、ほとんどの銘柄が無料なので、気にする必要はありません。比較項目に上がるのは信託報酬です。

信託報酬とは、投資信託の運用管理するための費用で、商品を保有する期間に発生する手数料です。銘柄によって信託報酬の年率は異なり、インデックスファンドの場合は0.05〜0.2%が目安と言われています。例えば、投資金額が100万円で信託報酬が0.15%の場合、年間で1,500円が信託報酬として差し引かれます。

一見、大したことがないと感じますが、つみたてNISAは最長で20年間も運用するため、長い目でみると手数料が安いに越したことはありません。信託報酬を抑えるとその分のお金を運用に回せるので、将来のリターンが大きく変わる可能性があります。

そのため、信託報酬は極力抑えられるように各銘柄を比較しましょう。

純資産総額が大きい銘柄・資金の流入度合いから選ぶ

3つ目の比較ポイントは、銘柄の純資産総額です。純資産総額とは、投資信託で運用がされている総額で表した数字です。 なぜ純資産総額が重要かというと、純資産総額が小さいと運用がストップする可能性があるからです。つみたてNISAは最長で20年間運用するため、運用が中断される銘柄はリスクとなります。そのため、同じベンチマークで運用されている中から投資信託を選ぶ際は、純資産総額の大きさで比較してみましょう

純資産総額の金額だけでなく、資金の流入度合いをチェックするのもおすすめです。純資産が順調に増加しているファンドは、それだけ多くの投資家が投資している証拠なので、運用がストップするリスクがより低いと考えられます。

純資産総額が多くても、資金の流入が停滞しているファンドは要注意です。純資産総額を確認する場合は、資金の増減もチェックしてみましょう。

Point

投資信託の資産は信託財産として、金融機関の資産とは「分別管理」されています。運用がストップしても、債権者による差し押さえの心配はありません。



以上が、つみたてNISAで運用する銘柄の比較ポイントです。次章では解説した内容を踏まえて、おすすめ銘柄をご紹介します。ご自身で銘柄を選びたい方は、つみたてNISAにおすすめのネット証券の比較へお進みください。

2022年11月最新!つみたてNISAのおすすめ銘柄

積立NISAでおすすめの銘柄5つ紹介

それでは、前章の比較ポイントを踏まえて、つみたてNISAにおすすめの銘柄をご紹介します。

今回は、当記事でおすすめするネット証券各社の買付ランキングから3社以上に共通する銘柄をピックアップし、比較表にまとめました。買付ランキングとは、ネット証券会社での販売金額を指すもので、買い付け金額が多いほど人気の銘柄と言われています。

今回調査した投資信託の買付ランキングでは、ランクインした銘柄は全て株式100%でした。複合資産型を検討中の方は、複合資産型の投資信託買付ランキングへお進みください。

つみたてNISAにおすすめの銘柄5選
投資対象地域 信託報酬 純資産総額 資金流入
(前年比)
eMAXIS Slim
全世界株式(オール・カントリー)
全世界 0.1144% 7575.23億円 +115.42%
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
先進国 0.1023% 3848.28億円 +36.28%
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
米国 0.0968% 16400.85億円 +99.18%
楽天・全米株式
インデックス・ファンド
米国 0.1620% 7491.96 億円 +73.92%
SBI・V・S&P500
インデックス・ファンド
米国 0.0938% 7292.79億円 記載なし


では、それぞれの銘柄について確認していきましょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

つみたてNISAにおすすめの銘柄1つ目は、全世界に投資できるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) です。

このファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとの連動を目標として、先進国・途上国の株式に投資します。これ1つで、世界中の株式に分散投資できるため、銘柄選びで迷ってしまう初心者におすすめです。

また、信託報酬は0.104%で、2022年11月時点の純資産総額は7,464億円を超えています。多くのネット証券のランキングで常時TOP3にランクインしている、つみたてNISAで大人気の銘柄です。

Point

eMAXIS Slim 全世界株式には、以下の2種類の銘柄があります。
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

今回はオール・カントリーを紹介しています。

eMAXIS Slim 全世界株式が買えるネット証券(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券・CONNECT
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

つみたてNISAにおすすめの銘柄2つ目は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス です。

このファンドは、MSCIコクサイ・インデックスとの連動を目標として、日本を除く先進国の株式に投資します。

信託報酬は0.1023%で、eMAXIS Slim 全世界株式の0.114%よりも低いのが特徴的です。複数国への投資に興味があるものの信託報酬を抑えたい方や、先進国だけに投資したい方におすすめの銘柄です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券・CONNECT
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国株に投資するつみたてNISAおすすめ銘柄1つ目は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。米国の主要指数であるS&P500との連動を目標としています。

純資産額は1兆6,000億円以上と、つみたてNISA銘柄でトップの金額。信託報酬は年率0.097%で、米国株に投資できるつみたてNISA銘柄で2番目に安い価格でもあります。

多くのネット証券の人気ランキングで常に上位にランクインしており、公式サイトおすすめ銘柄としても紹介されています。ほとんどのネット証券で取り扱っているのでので、ネット証券を変更する際に移管できるのも魅力です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が購入できるネット証券(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・auカブコム証券・松井証券・CONNECT・CHEER証券・GMOクリック証券
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

つみたてNISAおすすめ銘柄4つ目は、米国株に投資ができる楽天・全米株式インデックス・ファンドです。こちらのファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスとの連動を目標としています。

米国の運用会社バンガード社の『CRSP USトータル・マーケット・インデックスETF』を運用しており、米国の大型から小型株まで網羅的に投資できるのが特徴です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドが購入できるネット証券(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券・GMOクリック証券
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

つみたてNISAおすすめ銘柄5つ目は、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドです。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同様に、ベンチマークは米国の代表的な株価指数であるS&P500指数です。

2つの銘柄はファンドの仕組みが異なります。SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはマザーファンドを通じて「バンガードS&P500 ETF」を購入することにより、S&P500指数との連動を目標としています。一方でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、マザーファンドを通じて、米国株式を直接売買しています。

信託報酬はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドが0.0938%で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の0.0968%よりも安いですが、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBI証券でしか取り扱っていません。SBI証券でつみたてNISAを検討中の方は、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドがおすすめです。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが購入できるネット証券(※)

SBI証券
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

複合資産型でつみたてNISAにおすすめの銘柄2選

これまで紹介した買付ランキング上位の銘柄は株式100%が上位を占めていますが、分散投資で価格変動を抑えつつ資産運用したい方は、複合資産型の銘柄もおすすめです。

複合資産型に特化した買付ランキングを公表しているネット証券からおすすめをピックアップしました。

投資対象資産 信託報酬 純資産総額 資金流入
(1カ月)
eMAXIS Slim バランス
(8資産均等型)
株式
債券
不動産
0.154% 1702.22億円 +36.89%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ・インデックス
バランスファンド(4資産均等型)
株式
債券
0.154% 255.10億円 +50.79%


eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

複数の資産に投資できる、複合資産型でおすすめの銘柄の1つ目は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。日本・先進国・新興国の株式・債券・不動産(新興国除く)、合計8つの資産に投資できる銘柄。この銘柄1つで、世界中の株式・債券・不動産に投資できます。

投資対象資産を複数に分散できるので、株式100%よりも値動きを抑えて運用したい方におすすめの銘柄です。

信託報酬は0.154%で、2022年11月時点の純資産総額は1,700億円を超えています。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が購入できるネット証券(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券・LINE証券・CONNECT
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。

資産複合型おすすめ銘柄②|<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)

複合資産型でおすすめの銘柄の2つ目は、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)です。日本と先進国の複数資産に均等投資する銘柄。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)と違い、新興国の資産に投資しないのが特徴。堅実な成長を狙いたい方におすすめと言われています。

信託報酬は0.1749%で、2022年11月時点の純資産総額は、4資産型は240億円を超えています。

Point

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンドには、4資産型と6資産型がありますが、今回紹介したのは4資産型です。

  • 4資産型は株式と債券に投資
  • 6資産型は株式・債券・不動産に投資

ニッセイ・インデックスバランスファンドが購入できるネット証券(※)

SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券
※当サイトで紹介しているネット証券のみ記載しています。



資産複合型は各銘柄でポートフォリオが大きく異なるので、目論見書をしっかり確認することが大切です。ポートフォリオの配分を確認して、ご自身が運用してみたい銘柄を選ぶといいでしょう。

以上、つみたてNISAでおすすめの銘柄を紹介しました。

当記事で紹介する銘柄は、利益が保証されておりません。当サイトは運用結果の責任を負いかねるため、実際に投資される際はお客様の判断で購入してください。

つみたてNISA口座で比較するポイント

ここではつみたてNISAを始める際におすすめなネット証券の選び方を解説します。つみたてNISA口座は多くのネット証券で開設が可能ですが、以下の項目から比較するとご自身に適したネット証券が見つけられます。

ネット証券比較ポイント

  • 取扱商品の種類・本数
  • 積立頻度
  • 口座開設数・信頼性の高さ
  • 最低積立金額
  • ポイント投資・クレカ積立が利用できる

では、各比較ポイントを順番に解説していきます。今すぐおすすめネット証券が知りたい方は、以下のボタンから移動ができます。 おすすめネット証券はこちら

①取扱商品の種類・本数

1点目は取扱商品の種類、本数が豊富かどうかです。取扱商品の種類、数が多いとそれだけ選択肢を増やせます。ただし、最初から自分が購入したいと考えている銘柄が決まっている場合、そのネット証券で買いたい銘柄が買えるか確認しておきましょう。

各ネット証券で取り扱っている投資信託は異なります。銘柄数が豊富だからといって、購入したい銘柄があるとは限りません。

②積立頻度

続いて、積立パターンについてです。ネット証券では積立の頻度が設定でき、毎日・毎週・隔週・毎月から選ぶことが可能です。

つみたてNISAは投資限度額が年間で40万円と決まっています。マネックス証券でのシミュレーションでは、毎月・毎日でも損益率に大差がないと紹介されていました(※)。また、当記事で紹介するネット証券7社のうち、毎月に対応しているのは6社、毎日に対応しているのは4社と、毎月に対応しているネット証券のほうが多いことが分かりました。

積立頻度にこだわりがある方は、積立頻度を確認しましょう。

※マネックス証券「【毎日VS毎月】損益率は大差なし、『毎日』の方が少しだけ有利!?」2022年11月(https://info.monex.co.jp/fund/guide/everyday-vs-monthly.html#page03)

③口座開設数・信頼性の高さ

3つ目のポイントは、口座開設数です。口座開設数が多いということは、利用客が多いということなので、人気がある証券会社だといえます。現時点で口座開設数でTOP3のネット証券は次のとおりです。

1位:SBI証券(720万口座突破)
2位:楽天証券(700万口座突破)
3位:マネックス証券(210万口座突破)
※2022年11月の情報です。

口座開設数では、SBI証券と楽天証券が群を抜いています。多くの人が使っているネット証券を利用したい方は、SBI証券や楽天証券を選択するのがおすすめです。

④最低積立金額

4つ目のポイントは、最低積立金額が低い金融機関を選ぶという点です。最低積立金額は低いほど、手軽に投資ができます。多くのネット証券では、100円から積立が可能なので、手軽につみたてNISAをスタートできます。

ただし、大手証券会社や大手銀行では、最低積立金額が1,000円からとなっている場合が多いので、1,000円以下から積立投資をしたい場合はネット証券がおすすめです。

⑤ポイント投資・クレカ積立が利用できる

ネット証券では、各社ポイントが貯まる・使えるといったサービスを展開しています。例えば、楽天証券だと毎月末時点の投資信託の保有残高によって楽天ポイントを貯めることが可能です。SBI証券ではクレカ積立の利用で最大1.0%のVポイントが付与、マネックス証券ではクレカ積立で常に1.1%のマネックスポイントが付与されます。

普段から楽天ポイントを貯めているなら、楽天証券での口座開設によりポイントの汎用性が高まるでしょう。その他ネット証券でもポイントサービスを展開しているので、口座開設前にどのポイントを貯められて使えるのか確認するのがおすすめです。

以上、ネット証券の選び方でした。それでは、上記の比較ポイントを踏まえておすすめネット証券をランキングでご紹介します。

つみたてNISAのおすすめ口座ランキング!各金融機関の特徴も解説

口座開設で人気の証券会社を紹介

おすすめネット証券

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • auカブコム証券
  • LINE証券
  • CONNECT

まずは各社の基本情報を一括比較した下表をご覧ください。

ネット証券 取り扱い商品数
※2022年9月時点
つみたて頻度 口座開設数 最低積立金額 ポイント投資 クレカ積立
SBI証券 184本 毎月、毎週、毎日 800万突破
※SBIグループの口座数
100円~ Tポイント
dポイント
Vポイント
Pontaポイント
三井住友カード
東急カード
タカシマヤカード
楽天証券 182本 毎月、毎日 800万突破 100円~ 楽天ポイント 楽天カード
マネックス証券 156本 毎月、毎日 約210万 100円~ × マネックスカード
松井証券 176本 毎月 約130万 100円~ 松井証券ポイント ×
auカブコム証券 177本 毎月 約137万 100円~ Pontaポイント au PAY カード
LINE証券 9本 毎月 100万突破
※ネット証券で最短突破
1,000円~ LINEポイント ×
CONNECT 34本 毎日 非公開 100円〜 × ×


上記も参考に、各証券会社の詳細をみていきましょう。

SBI証券:ネット証券最大手

SBI証券は開設口座数がネット証券でNo.1を誇っている人気の証券会社です。商品本数や最低積立金額、積立頻度も他社と比較して優れた内容となっています。

SBI証券はクレカ積立にも対応しており、対象カードは三井住友カード・タカシマヤクレジットカード・東急クレジットカードの3種類です。その中でも三井住友カード(NL)はメリットが多く、カードの作成と利用で次のメリットがあります。

三井住友カード(NL)でクレカ積立をした場合のメリット


  • 投信積立の引き落としをクレジットカードで決済が可能
  • 毎月の積立金額は100円から設定可能
  • 積立金額に応じて最大1.0%(※)のVポイントが付与される
  • ※三井住友カード(NL)は還元率0.5%、三井住友カードゴールド(NL)は還元率1.0%


SBI証券では、投信積立サービスやVポイントなどが注目されていて、今後さらに開設口座数が増えていくと予想できます。

どの証券会社がいいのかよくわからないので最も人気があるところがいい!」という方は、SBI証券がおすすめです。

SBI証券の公式サイトはこちら

SBI証券について詳しく知りたい方は、「SBI証券の口コミ・評判について解説」をご覧ください。



楽天証券:つみたてNISA口座開設数2年連続No1

楽天証券もSBI証券と同等レベルで人気の高い証券会社です。つみたてNISAの口座開設数は3年連続でNo.1(※)となっています。取扱商品数は最多の179本で、最低積立金額も100円と優れたサービス内容です。
引用:楽天証券「みなさまに選ばれて業界No.1 2022年3月」(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/start/no1.html)

また、つみたてNISAを楽天証券で始めると、楽天カード決済による積立投資が利用できます。また、楽天カードの決済した銘柄によって、0.2%~1.0%の楽天ポイントが貯められます。

さらに、貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円で毎月の積立投資に使うことが可能。楽天ポイントが将来の資産を作ってくれるので、ポイントの使い道としておすすめです。 そのため、楽天ユーザーの方は楽天証券でつみたてNISAを始めましょう。

楽天証券の公式サイトはこちら

楽天証券について詳しく知りたい方は、「楽天証券の口コミ・評判・ポイントの使い方をまとめた記事」をご覧ください。



マネックス証券:還元率1.1%のクレカ積立と米国株式が魅力

マネックス証券は、2022年2月25日よりポイント還元率最大1.1%で、マネックスカードの投信積立サービスの開始を発表しました。 クレカ積立のポイント還元率1.1%は、当サイトで比較しているネット証券の中で最大値です。

SBI証券は三井住友カード(NL)のクレカ積立で0.5%~1.0%の還元率で、楽天証券では楽天カード決済によるポイント還元率が0.2%~1.0%に変更されました。マネックスカードの高還元率が魅力で、マネックス証券への注目が集まっています。

クレジットカード投信積立で、ポイント還元率を重視する方は今話題のマネックス証券がおすすめです。

マネックス証券の公式サイトはこちら

マネックス証券について詳しく知りたい方は、「マネックス証券の口コミ・評判をまとめた記事」をご覧ください。



松井証券:投信工房で初心者でも簡単に運用管理できる

松井証券では、信託報酬の一部をポイントまたは現金で還元するサービスを実施しています。信託報酬が0.3%(税抜)を超える投資信託を運用する場合、信託報酬の0.85%相当の松井証券ポイント、もしくは0.78%相当の現金が還元されます。

松井証券ポイントは、Amazonギフト券や3,000種類以上の商品との交換が可能です。また、クレジットカードの松井証券カードなら、普段のお買い物でも松井証券ポイントが貯められます。

他にも、投信工房という100円から利用できるアドバイス型のロボアドバイザーもあり、初心者からすると始めやすいネット証券といえます。信託報酬の還元やロボアドバイザーの利用に興味がある方は松井証券がおすすめです。

松井証券の公式サイトはこちら

松井証券について詳しく知りたい方は、「松井証券の口コミ・評判をまとめた記事」をご覧ください。



auカブコム証券:FUND DRESSの利用で楽しく投資できる

auカブコム証券では、FUND DRESSというサービスを提供しています。FUND DRESSのコンセプトは「投資の入り口を、もっとやさしく。」というもので、服を選ぶだけで色彩心理に基づきおすすめの投資信託を紹介するサービスです。

30着の中から直感でドレスを選ぶだけで、色彩心理に基づいた価値観の考察とおすすめの投資信託を紹介してくれます。他のネット証券にはない、初心者には投資信託を調べるきっかけにもなるサービスです。

なにから始めればいいかわからない方は、auカブコム証券が提供するFUND DRESSを入り口にするのもおすすめです。

FUND DRESSの公式サイトはこちら

LINE証券:スマホ特化で初心者でも始めやすい

LINE証券はこれまでつみたてNISAを提供していませんでしたが、 2022年2月9日より提供開始しました。LINE証券はスマホに特化してサービス展開しているため、手軽に始めやすい特徴があります。

ただし、取扱商品数は9本と他社と比較して少ないですが、初心者向けに厳選しているので選びやすいメリットがあります。購入したい銘柄が用意されていない可能性もあるため、銘柄の内容は事前に確認しましょう。また、最低積立金額は1,000円〜と、こちらも他社と比較して高い金額となっています。

手軽に投資を始めたい方はLINE証券に申し込みましょう!

LINE証券の公式サイトはこちら

LINE証券について詳しく知りたい方は、「LINE証券証券の口コミ・評判をまとめた記事」をご覧ください。



以上、つみたてNISAでおすすめのネット証券を解説しました。もう一度、つみたてNISA口座を開くネット証券の選び方を確認したい方は、以下のボタンから移動できます。

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おすすめ銘柄の取扱状況をチェック!

ここまで、つみたてNISAで運用する銘柄の選び方・おすすめの銘柄と、つみたてNISAを始めるネット証券の選び方とおすすめ会社を解説しました。

ただ、当記事でご紹介したおすすめ銘柄の取扱は、ネット証券によって異なります。そこで、各銘柄の取り扱い状況を以下の表にまとめました。

ファンド名/ネット証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 auカブコム証券 LINE証券 CONNECT
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つみたてNISA銘柄の取扱本数が多い、SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・松井証券は、ほとんどの銘柄で取り扱いがあります。やはり、取扱本数が豊富なネット証券口座を持っておけば、好きな銘柄を購入できるのが魅力といえます。

銘柄の詳細情報・ネット証券の解説をもう一度確認したい方は、以下のボタンから移動できます。


投資リスクがある?つみたてNISAの注意点

つみたてNISAでの投資にて銘柄選びや運用上の注意点・リスクを紹介

つみたてNISAを始める際に確認すべき点は、「投資信託で資産運用をする投資リスク」と「つみたてNISAという制度の注意点」の2つがあります。それぞれ確認しましょう。

投資信託で資産運用をする投資リスクは4つ

つみたてNISAは、20年という長期期間運用することで資産を形成する国の制度ですが、利益は保証される訳ではありません。

投資である以上、損失が発生する可能性があることも理解しておきましょう。場合によっては、積立投資した金額を下回る「元本割れ」が起こるかもしれません。

損失が発生するリスクとして言われているのが「投資リスク」です。例として4つあります。

  • 価格変動リスク
  • 市場・経済の状況や株式の価格の変動を受けて、銘柄の基準価格が下落する可能性があること
  • 為替変動リスク
  • 海外に投資する場合、為替ヘッジを行わないため、為替相場の影響を受けるため価格変動の可能性があること
  • 信用リスク
  • 対象の有価証券の発行体が財政難、経営不振などの理由により、債務不履行が起こる可能性があること
  • 流動性リスク
  • 市場の状況や取引規制等により市場実勢から期待される価格より不利な価格での取引になる可能性があること

国の制度の注意点は銘柄を買い替えたら非課税投資枠を再利用できないこと

つみたてNISAで銘柄を購入し別の銘柄に切り替えたい場合、売却しても、その分の非課税投資枠を再利用できません。購入するためには、その年の非課税投資枠を新たに利用することになります。

例えば、銘柄Aを毎月3万円を6ヵ月積み立てている途中に銘柄Bへ変更をしようとします。この場合、3万円×6ヵ月=18万円を非課税枠で利用しているので、40万円—18万円=22万円分のみを銘柄Bで積み立てができますが、非課税枠の40万円分全てを銘柄Bで購入することはできません。そのため、毎月の積立金額が銘柄Aと同様に3万円で継続するのであれば特に気にすることはありません。

また、つみたてNISAでは銘柄を売却をせずに変更することも可能です。この場合の銘柄変更の方法は、乗り換え前の銘柄の投資金額を0円にして積立投資をストップし、新しい銘柄につみたて投資することです。金融庁によると、資産や地域を分散した積立投資を長期間続けることで、結果的に元本元割れする可能性が低くなる傾向がある(※)と言われています。そのため、元本元割れが心配で銘柄変更を考えている場合は、銘柄を売却せずに変更しましょう。
※金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック2022年11月」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf)

前提知識

つみたてNISAの非課税上限額は年間40万円までです。
毎月一定額を積み立てる場合は、40万円÷12ヶ月 = 3万3,333円が上限積立額になります。


Point

つみたてNISAは長期間続けることを前提としてあります。非課税対象期間である20年間続ける方が大多数です。そのため、自分が無理なく続けられる条件で投資をしていきましょう。最初は何もわからない状態からスタートするので、リスクは小さめにして自身のリスク許容度を徐々に広げていくのがおすすめです。


以上、つみたてNISAの注意点でした。

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監修者 志村

投資で損をしてしまう人の特徴として、値動きに一喜一憂をして、評価額が下がってしまった時に怖くなってやめてしまうことが多いです。

あくまでも、教育費や老後など、どこに向けて運用していきたいのか目的が大事なポイントです。日々の値動きに一喜一憂せず、「〇年後に向けて貯めているお金だから、今は使わないお金だ」と長期で寝かせておくことが損をしにくくなるポイントです。
ブロードマインド株式会社 志村 織帆(しむら りほ)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、年間約300世帯の個別面談やマネーセミナーの講師を経験。
※当記事で紹介するサービスは監修者が保証するものではございません。


おすすめまとめ

まとめでつみたてNISAにおすすめな銘柄と証券会社を紹介

当記事では、つみたてNISAのスタートを検討している方におすすめの銘柄、ネット証券を紹介しました。重要な点をまとめると次のとおりです。

つみたてNISAで運用する銘柄を比較するポイント

  • 世界に分散投資できる銘柄かどうか
  • 純資産総額が大きい銘柄かどうか
  • 信託報酬が低い銘柄かどうか


つみたてNISAにおすすめのネット証券3選
  • SBI証券
  • 取扱本数はネット証券最多で、積立頻度は毎日・毎週・毎月から選択可能。豊富なポイントサービスが利用でき、クレカ積立は三井住友カード・タカシマヤクレジットカード・東急クレジットカードの3種類から利用できる。

  • 楽天証券
  • 楽天カード・楽天ポイントを使った積立投資が可能。取扱本数もSBI証券とほぼ変わらず、百円から始められる。

  • マネックス証券
  • 米国株式の取扱本数はネット証券最多。専用のマネックスカードのクレカ積立はポイント還元率が1.1%で、クレカ積立のなかで最も還元率が高い。

    おすすめのネット証券の比較はこちらへ

あくまで、つみたてNISAを始めるのにどの銘柄、どのネット証券を選ぶかは自分で決めるものです。ご自身が納得した銘柄を購入しましょう。

つみたてNISAやNISAに関するよくある質問

つみたてNISAのおすすめ銘柄を教えてください

つみたてNISAで特におすすめの銘柄を紹介すると、以下の全世界株式ファンドと資産複合型ファンドの7銘柄です。


それぞれの違いは、全世界の株を買うか、複数の資産へ分散して買うかです。世界経済の成長に合わせて資産を増やしたいなら全世界株式、リスクを分散させて堅実に運用したいなら資産複合型がおすすめと言われています。

つみたてNISA口座はどこで開設すべき?

つみたてNISAを始める際にはネット証券で口座開設が必要です。ネット証券は全てネット完結で手続きを進められ、銘柄数や最低積立金額も低くなっています。ネット証券の中でも特におすすめなのは次の3社です。

  • SBI証券:業界最大手で口座開設数No.1のネット証券
  • 楽天証券:口座開設数も右肩上がりに増加中のネット証券
  • マネックス証券:クレカ積立でポイント還元率が1.1%と業界で最も高いネット証券


各社の詳細はつみたてNISAにおすすめのネット証券ランキングで解説しています。

つみたてNISAのリスクは?

つみたてNISAという制度を使って、株式などに投資をすることになるので、元本割れしてしまう可能性はゼロではありません。元本割れのリスクには、「価格変動リスク」「為替変動リスク」「信用リスク」「流動性リスク」などが挙げられます。

そのため、当記事の内容を参考に銘柄や証券会社を選び、コツコツと積立投資をしていきましょう。

証券会社の対面取引や銀行での口座開設はおすすめしない?

結論、対面で相談をしたいという方以外は、証券口座の開設はネット証券がおすすめです。理由は取扱商品数や最低積立金額の違いにあります。ネット証券、大手総合証券会社、大手銀行でそれぞれ違いをみていきましょう。

下表をご覧ください。

分類 会社 取扱
商品数
最低積立金額
ネット証券 SBI証券 177本 100円~
楽天証券 179本 100円~
大手銀行 三菱UFJ銀行 12本 1,000円~
みずほ
銀行
6本 1,000円~
大手証券会社(対面) 野村證券 7本 1,000円~
大和証券 22本 100円~


上記のとおり、銘柄数や最低積立額ではネット証券が優れています。また、ネット証券は対面で対応する人員が不要なため、諸々手数料を低くできるメリットがあります。

担当者に直接相談して銘柄を選びたい方は大手証券会社や銀行がおすすめです。一方で多くの銘柄から自分で選びたい方はネット証券がおすすめです。

つみたてNISAと一般NISAの違いは?

結論、一般NISAとつみたてNISAの違いは、非課税投資枠や非課税期間、対象金融商品にあります。次をご覧ください。

一般NISA つみたてNISA
非課税投資枠 年間120万円 年間40万円
非課税期間 5年 20年
対象商品 株式・投資信託・ETF・REIT 等 投資信託・ETF(※)
※つみたてNISA枠で買い付けができるのは一部の証券会社のみです。

一般NISAはつみたてNISAと比べて年間の非課税投資枠が大きい分、非課税期間が短いという特徴があります。そのため、一般NISAは短期間で多くの金額を投資したい方におすすめです。他にも、一般NISAのほうが投資の対象商品の幅が広いので、株式やREITを投資したい方にも一般NISAがおすすめです。一方で、総額の非課税金額は一般NISAが600万円に対し、つみたてNISAは800万円とつみたてNISAのほうが大きいのが特徴です。投資信託で長期投資をしたい方は、つみたてNISAのほうが向いているでしょう。

つみたてNISAと一般NISAどっちがおすすめ?

つみたてNISAと一般NISAでおすすめな人を次にまとめています。

つみたてNISAがおすすめな人
  • 投資初心者で経験や知識に自信がない方
  • 長い期間投資を続けて堅実に利益を増やしたい方


一般NISAがおすすめな人
  • 短期間で多くの金額を投資したい方
  • 株式やREITなど幅広く投資をしたい方


新NISAとは?

新NISAとは、一般NISAが2024年にリニューアルすることをいいます。変更内容は1階部分と2階部分に分かれ、原則として、1階部分で積立投資をした方だけが、2階部分の利用ができます。

現行一般NISA 新NISA(2024~)
非課税投資枠年間120万円
非課税期間5年

【対象商品】
株式・投資信託・ETF・REIT 等
2階
非課税投資枠年間102万円
非課税期間5年

【対象商品】
株式・投資信託・ETF・REIT 等
※「一般NISA」と同様の対象商品
1階
非課税投資枠年間20万円
非課税期間5年

【投資対象商品】
投資信託・ETF
※「つみたてNISA」と同様の対象商品
現行一般NISA
非課税投資枠年間120万円
非課税期間5年

【対象商品】
株式・投資信託・ETF・REIT 等
新NISA(2024~)
2階
非課税投資枠年間102万円
非課税期間5年

【対象商品】
株式・投資信託・ETF・REIT 等
※「一般NISA」と同様の対象商品
1階
非課税投資枠年間20万円
非課税期間5年

【投資対象商品】
投資信託・ETF
※「つみたてNISA」と同様の対象商品


新NISAは、2024年~2028年に口座開設が可能で、これまで一般NISAを利用している方は、2024年新NISA開始時に自動的に新NISAが設定されます。

2019年以降に一般NISAで購入をした分は、新NISAへロールオーバー(※)する選択もできます。
※ロールオーバーとは、非課税期間を継続するために、非課税期間終了後に、翌年のNISA非課税投資枠へ移す手続きのことです。

ゆうちょ銀行でもつみたてNISAは利用できる?

ゆうちょ銀行もつみたてNISAが利用できます。現時点で12銘柄取り扱っており、対面で専任スタッフと相談しながら運用が可能です。