楽天証券の口コミ・評判は?つみたてNISA・ポイント投資・手数料から人気の理由を解説

楽天証券は、インターネット事業を中心に展開している楽天グループのネット証券会社です。

証券総合口座数が800万口座(※1)、投資信託の毎月積立金額1,000億円(※2)を突破し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで利用者が増加しています。特につみたてNISAの口座数シェアは、全証券会社の59.1%(※3)を占めています。

このページでは、そんな楽天証券のサービス内容やおすすめポイント、利用者の口コミ・評判を踏まえ、どのような方におすすめなのか解説していきます。

後半では、最新キャンペーン情報や口座開設の方法も紹介します。

これからネット証券で投資を始めたい方は、ぜひ当記事をご一読ください。楽天証券の口座を開くべきか、明確に判断できるでしょう。

楽天証券の口コミ・評判はこちら
楽天証券のつみたてNISAについての解説は、「楽天証券のつみたてNISAを解説」をご覧ください。

News:楽天証券、国内株の取引手数料を無料化!

楽天証券は2023/10/1(日)から、国内株式(現物・信用・単元未満)の取引手数料を無料化します。
※手数料コースを「ゼロコース」に設定した場合のみ

楽天証券が設定した利用規約に同意した方を対象に、順次取引手数料が無料化されます。

※1出典:楽天証券ニュースリリース2023年9月確認
※2出典:PR TIMEs2023年9月確認
※3出典:楽天証券公式サイト2023年9月確認


著者
小関 拓弥

小関 拓弥
株式会社EXIDEA
Webメディア事業部 WEBディレクター

【経歴】
2016年3月 早稲田大学商学部卒業。2016年4月 SMBC日興証券へ入社。主に個人向けの営業を行う。2018年10月にEXIDEAへ入社。現在は、前職での金融知識を活かし、マネップのネット証券・ロボアドバイザージャンルを担当。

【保有資格】
日本証券業協会 一種外務員

目次

楽天証券のサービス・企業概要や取扱商品を紹介

楽天証券のサービス概要を解説
まずは楽天証券の会社概要・サービス基本情報から確認します。

会社概要を紹介

近年人気を集めていると評判の楽天証券ですが、どのような証券会社なのでしょうか?まずは会社概要を見ていきましょう。

楽天証券の会社概要表

会社名 楽天証券株式会社
代表者 代表取締役社長 楠 雄治
本店所在地 東京都港区南青山2-6-21
資本金 19,495百万円
会社設立 1999年(平成11年)3月24日
従業員数 598名
口座開設数 800万口座
2022年IPO取扱数 65社
公式ホームページ https://www.rakuten-sec.co.jp/
※楽天証券公式サイトを参考に2023年9月作成


楽天証券は、楽天市場や楽天モバイルなどを手掛ける楽天グループの子会社です。楽天ポイントをベースとした独自のサービスを提供しており、ポイントが貯めやすいと口コミで評判を集めています。

サービス概要や取扱商品を紹介

つづいて、楽天証券が提供しているサービスや取扱商品を紹介します。

  • 各種取引ツール(マーケットスピード2、iSPEED for iPhone/Android/iPad)
  • 楽天ポイント、楽天キャッシュ投資
  • 各種投資情報(投資情報サイト「トウシル」、四季報、日経テレコン)
  • 私設市場取引(PTS)
  • 銀行提携「マネーブリッジ」
  • 各種セミナー
  • 楽天証券IFA(資産運用相談)
  • 国内株式(現物・単元未満・信用・IPO)
  • 外国株式(米国・中国など6カ国)
  • 投資信託
  • 債券
  • FX
  • CFD
  • 先物・オプション
  • 一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA
  • iDeCo
  • ロボアドバイザー
  • クラウドファンディング

楽天証券では、株式や投資信託はもちろん、FXやCFDなど幅広い商品を取り扱っています。他にも、ロボアドバイザーやクラウドファンディングといった商品も利用可能です。

商品だけでなく、取引ツールや楽天ポイント投資といったサービスも便利と口コミで評判を集めています。

また、投資のお役立ち情報がまとまったWebサイト「トウシル」や日経新聞が読める「日経テレコン」といった投資情報サービスが無料で閲覧可能です。

楽天銀行や楽天カードと連携!各楽天サービスとの連携について

楽天証券は楽天グループの一員なので、以下のように各楽天サービスと連携した機能を提供しています。

各楽天サービスとの連携

  • 楽天ポイント:ポイント投資、ポイント還元
  • 楽天カード:投資信託の自動積立
  • 楽天銀行:マネーブリッジ
  • 楽天キャッシュ:投資信託の購入
  • 楽天市場:SPU(Super Point Up)

一番注目したいのが、楽天ポイントを使ったポイント投資サービス。楽天ポイントを使って、国内株式・米国株式・投資信託・バイナリーオプションが購入できます。

さらに、楽天カードを持っていれば、投資信託の積立投資でクレジットカード決済が可能。積立金額に応じて、楽天ポイントも付与されます

他にも、楽天キャッシュを使った投資信託の積立や楽天市場のポイント還元率が上がるSPUなど、数多くの楽天サービスと連携できます。

普段から楽天サービスを利用している方の口コミでは、「楽天ポイントが貯まりやすくなった」「楽天サービスがより便利に使えた」という評価が見受けられました。

そのため、楽天証券を利用する際は、他の楽天サービスとの併用がおすすめです。

以上、楽天証券の取扱商品とサービス内容を解説しました。次章では、主要ネット証券他社と比較したうえで、楽天証券のおすすめポイントを解説していきます。

他社と比較した楽天証券のおすすめポイントは?

おすすめポイントを解説
他の主要ネット証券会社と比較した結果、楽天証券のおすすめポイントは以下のとおりです。

楽天証券おすすめポイント

  • 楽天ポイントで投資できる
  • お任せ投資サービスが利用できる
  • 高機能と評判の取引ツールが使える
  • サポートサービスが充実している

各おすすめポイントを1つずつ見ていきましょう。

楽天ポイントで投資できる

楽天証券のおすすめポイント1つ目は、楽天ポイントを使った投資ができることです。

主要ネット証券会社もポイント投資に対応していますが、対象商品の幅広さは楽天証券が群を抜いています。

主要ネット証券のポイント投資サービス一覧

ポイント制度 対象商品
楽天証券楽天証券 楽天ポイント
国内株式
米国株
投資信託
バイナリー
オプション
SBI証券SBI証券 Tポイント
Pontaポイント
投資信託
(スポット)
日興フロッギー日興フロッギー dポイント 国内株式
(金額指定)
マネックス証券マネックス証券 マネックス
ポイント
投資信託
(スポット)
松井証券松井証券 松井証券
ポイント
投資信託
(積立)
auカブコム証券auカブコム証券 Pontaポイント 単元未満株
投資信託
(スポット)
大和コネクト証券大和コネクト証券 dポイント
Pontaポイント
単元未満株
米国株
投資信託
(積立)

楽天証券では、国内株式・投資信託・米国株式・バイナリーオプションの4商品で楽天ポイントが利用できます。

特に投資信託では、毎月の積立投資で利用可能。一度設定すれば、毎月貯まった楽天ポイントが自動的に消費されるため、楽天ポイントの使い道として人気を集めています。

対象商品の取引で貯めることも可能

楽天証券では、以下の対象商品を取引すると楽天ポイントも貯められます

楽天証券の楽天ポイントサービス

対象用品 付与条件
投資信託 楽天カード決済で
買付金額の0.5〜1.0%
国内株式
(現物・信用)
取引手数料の1.0〜3.0%
外国株式
先物・オプション
海外先物
金・プラチナ

特に知っておきたいのが、楽天カードを使ったクレカ積立。投資信託の積立を楽天カードで決済すれば、0.5〜1.0%の楽天ポイントが付与されます

ポイント付与率は銘柄によって変わり、ファンドの代行手数料が年率0.4%以上であれば1.0%に上がります。

他の対象商品のポイント還元率は、取引手数料の1.0%です。取引実績や家族プログラムの登録といった条件を達成すると、付与率は最大3.0%まで上がります。

高機能と評判の取引ツールが使える

楽天証券のおすすめポイント2つ目は、高性能と評判の取引ツールが無料で使えることです。

パソコン用取引ツール「マーケットスピードⅡ」は、国内株式(現物・信用)・米国株式・日経225先物・FXの取引に対応。各商品のテクニカルチャート画面はカスタマイズができ、ご自身の取引スタイルに合わせてチャート画面を調整できます

楽天証券口座を開設していれば、フル板機能も無料で利用可能。ドラッグアンドドロップで即発注にも対応しており、買方・売方の気配を見ながらリアルタイムで取引できます。

スマートフォン・iPad用の取引アプリ「楽天証券 iSPEED」は、株価・ニュース速報などお好みの投資情報をカスタマイズして表示させられます。注文画面はシングル注文とプロ注文の2種類が用意されており、投資に慣れていない方でも注文がしやすいと口コミで評判です。

相場を見ながら、さまざまな注文方法を駆使して取引したい方は、楽天証券の取引ツール・アプリをダウンロードするのがおすすめです。

IFAサービス(資産運用相談)やセミナーなどのサポートサービスも充実

楽天証券はネット証券会社でありながら、IFAサービスも提供しています。IFAサービスとは、独立系のフィナンシャル・アドバイザーが資産運用に関する相談に乗ってくれるサービスです

口コミ・評判によると、投資初心者でもIFAサービスを利用している様子です。セミナーも定期的に開催しているので、投資の勉強のために参加してみるのもおすすめです。

他にも、楽天証券では投資情報サイト「トウシル」や日経新聞が無料で読める「日経テレコン」といった、無料で閲覧できる情報サービスも提供しています。楽天証券で投資を始める際は、各サポートサービスも併せて活用してみてもいいでしょう。

楽天証券のおすすめポイントの解説は以上となります。

続いては、楽天証券の最新キャンペーンを紹介します。通常よりお得に口座開設するためにも、ぜひ確認してみてください。

最新情報!お得なキャンペーンを実施中

最新キャンペーン情報を紹介
楽天証券では、以下のようにさまざまなキャンペーンを実施しています。

2023年9月最新!
楽天証券キャンペーン
  • 【国内株|〜9/29】<要エントリー>おいしいグルメが当たる!おトクがいっぱい株主優待 つなぎ売り応援キャンペーン
  • 【国内株|〜9/29】<エントリー要>かぶミニも対象!国内株式を他社から入庫で100名様に2,000ポイントプレゼント♪
  • 【NISA|〜10/31】<要エントリー>NISAデビュー応援キャンペーン
  • 【投信|〜10/31】はずれなし!投信積立で最大10万円プレゼントキャンペーン
  • 【ロボアド|〜10/31】ロボアドでおまかせ資産形成!現金プレゼントキャンペーン
  • 【iDeCo|〜10/31】総勢1,000名様に現金総額100万円が当たる!iDeCo(イデコ)で積んデコキャンペーン!
  • 【米国株|〜10/31】米国株式の移管(入庫)でもれなく200ポイントプレゼント!米株取引手数料80%キャッシュバック!
  • 【その他|〜10/31】Rakuten Fashion×楽天証券 投資マラソン
  • 【米国積立|〜11/30】<要エントリー>米株積立デビュー+翌月の約定で100万ポイント山分けキャンペーン!
  • 【単元未満株|〜12/27】1株から購入可能♪かぶミニ×NISA 2023年はずーっと売却手数料無料!キャンペーン
  • 【米国株|常時】米国株式取引手数料無料プログラムスタート!
  • 【信用取引|常時】信用取引口座の開設でもれなく200ポイントプレゼント!信用取引デビュー応援プログラム

上記は、新規口座開設時に利用できるキャンペーンとなります。

気になるキャンペーンが見つかったら、ぜひこの機会に楽天証券を口座開設しましょう!

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楽天証券の口座開設は公式サイトへ
キャンペーンの詳細情報は、以下の記事で解説しています。各キャンペーンの詳しい内容を確認したい方は、併せてご確認ください。

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キャンペーン詳細情報はこちら

楽天証券のつみたてNISAは全証券会社のシェア59.1%!

楽天証券のつみたてNISAの特徴を解説
この章では、楽天証券のつみたてNISAを解説します。楽天証券ならではの特徴や知っておきたい注意点、おすすめ銘柄を順に解説していきます。

特徴は5つ!楽天ならではのおすすめポイントも

楽天証券のつみたてNISAが人気の理由
引用:楽天証券公式サイト「NISAを始めるなら楽天証券」2023年9月確認(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/lp/tsumitatenisa_portal/)

つみたてNISAは各証券会社で取り扱っていますが、楽天証券のつみたてNISA口座数シェアは、59.1%も占めています(2022年3月末時点)。楽天証券のつみたてNISAには以下の特徴があります。

楽天証券のつみたてNISAの特徴

  • 楽天カード決済に対応している
  • 最低100円から積立投資が始められる
  • つみたてNISA銘柄のほとんどを取り扱っている
  • 楽天銀行口座との連携で優遇サービスが受けられる
  • 楽天ポイントで投資できる

それぞれ詳しく解説していきます。

楽天カード決済に対応している

楽天証券で取り扱っている投資信託は、楽天カード決済に対応しています。毎月100円から50,000円まで購入でき、つみたてNISA銘柄も対象です。

楽天カードで投資信託を購入すると、購入金額の0.5〜1.0%の楽天ポイントが還元されます。

また楽天証券の投資信託は、楽天ペイの電子マネー楽天キャッシュでも購入可能。楽天キャッシュは楽天カードからチャージでき、チャージ額0.5%の楽天ポイントが付与されます。

楽天カードと楽天キャッシュ決済は、どちらも積立投資に対応。一度設定すれば毎月自動で発注されるので、証券口座の残高を気にする必要がありません。

最低100円から積立投資が始められる

楽天証券のつみたてNISAは、最低100円から積立投資が始められます。少額から始められるため、資金に余裕がない方でも始めやすいと口コミで評判です。

積立金額は1円単位で設定ができ、注文頻度は毎月・毎日から選択可能。毎月注文なら注文日も指定できますが、楽天カード決済の場合は毎月1日に固定されます。

つみたてNISA銘柄のほとんどを取り扱っている

現在、金融庁が指定したつみたてNISA対象銘柄は227本。(※1)楽天証券での取り扱いは、そのうち190本とほとんどの銘柄を取り扱っています。(※2)

以下では、つみたてNISAの取扱銘柄数上位5社をまとめています。

主要ネット証券のつみたてNISA取扱銘柄数

社名 取扱銘柄数
楽天証券 190
SBI証券 188
auカブコム証券 185
松井証券 183
マネックス証券 163
各証券会社公式サイトをもとに2023年9月作成

楽天証券のつみたてNISA取扱銘柄数は、SBI証券とほぼ同じ水準。豊富な選択肢から、お好きな銘柄を選ぶことが可能です。

楽天証券の公式サイトでは、投資信託の銘柄情報を詳細に検索できる投信スーパーリサーチが用意されています。楽天カード決済のポイント還元率や投資対象地域といった細かい条件で調べられるので、ご自身で銘柄を選びたい方は、ぜひご活用ください。

※1出典:金融庁「つみたてNISA対象商品」2023年9月確認
※2出典:楽天証券「つみたてNISA」2023年9月確認


楽天銀行口座との連携で優遇サービスが受けられる

楽天証券では、楽天銀行口座との連携サービス「マネーブリッジ」が利用可能。連携すると口座間の入出金が自動化され、証券口座の残高が足りなくても楽天口座から自動で引き落としてくれます。

さらに、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%まで引き上げられます。金融商品を売却すると、自動的に楽天銀行口座へ出金されるので、未使用の資金に対しても優遇金利が付けられるのでお得です。

入出金手続きが面倒だと感じる方は、ぜひマネーブリッジを利用してみてください。

楽天ポイントで投資できる

楽天証券では、つみたてNISA銘柄を楽天ポイントで購入できます。1ポイント=1円から利用でき、全額楽天ポイントで購入も可能です。

他のネット証券会社もつみたてNISAのポイント投資に対応していますが、ほとんどが単発での買付(スポット買付)しか対応していません。楽天証券では、なんと積立投資でも楽天ポイントが利用できます

一度設定すれば、普段のお買い物で貯めた楽天ポイントを自動的に消費できます。毎回の利用手続きが不要になるので、楽天ポイントの使い道としておすすめです。

以上、楽天証券のつみたてNISAを利用するメリットを解説しました。つづいては、楽天証券のつみたてNISAで知っておきたいデメリットを解説します。

デメリットはETFを取り扱っていないこと

楽天証券のつみたてNISAのデメリットは、 上場投資信託(ETF)が取扱対象外であることです。

ETFとは証券取引所に上場した投資信託で、株式と同じように取引ができるのが特徴。そのため、株式と同じ売買手数料が発生します

ETFの魅力は、同じ株価指数との連動を目指す投資信託と比較した場合、信託報酬が割安なこと。一方、株式と同じように売買できるため、価格が投資信託よりも変動しやすくなっています

「つみたてNISAを利用したいけど、日々の値動きに一喜一憂したくない」という方は、ETFよりも投資信託を運用するのがおすすめです。

注目したい取扱銘柄を解説

楽天証券のつみたてNISAでは180本以上の銘柄を取り扱っていますが、これからつみたてNISAを始める初心者は、以下の銘柄に注目してみてください。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • らくらく投資

各銘柄の詳細を1つずつ解説していきます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

1つ目に紹介する銘柄は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

米国株の主要経済指数といわれている、S&P500との連動を目標としています。米国で大型株といわれている銘柄に分散投資ができ、楽天証券の投資信託買付ランキングで常に上位にランクインしている投資信託です。

ファンド概要表

買付手数料 無料
管理費用 0.0968%
純資産 18,916.10億円
ランキング 総合:1位
参照:楽天証券「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」2023年4月5日確認
ランキングは月間の買付金額ランキングを掲載


楽天・全米株式インデックス・ファンド

2つ目に紹介するのは、楽天・全米株式インデックス・ファンドです。

当ファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスとの連動を目標としている、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資します。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と違って、米国の中小型株も含まれているのが特徴です。

ファンド概要表

買付手数料 無料
管理費用 0.162%
純資産額 8323.71億円
ランキング 総合:2位
参照:楽天証券「楽天・全米株式インデックス・ファンド」2023年4月5日
ランキングは月間の買付金額ランキングを掲載


eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

3つ目に紹介するのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

日本を含む先進国および新興国の株式に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスとの連動を目標としています。文字通り、世界中の株式に分散投資が可能で、楽天証券の投資信託買付ランキングで常に上位にランクインしている銘柄です。

ファンド概要表

買付手数料 無料
管理費用 0.1144%
純資産額 9,712.15億円
ランキング 総合:3位
参照:楽天証券「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2024年4月5日
ランキングは月間の買付金額ランキングを掲載


らくらく投資

4つ目に紹介する銘柄は、楽天証券だけで取り扱っているらくらく投資です。

らくらく投資は複数の資産に投資するバランスファンドの一種ですが、目標利回りや許容できるリスクの大きさに合わせて、以下の5つの運用コースが用意されています。

らくらく投資各コースの資産配分

日本株 米国株 欧州株 新興国株 日本REIT 米国REIT 世界債券
のんびり 1.5% 20.5% 2.5% 2.5% 1.0% 2.0% 70%
じっくり 2.0% 31.0% 3.5% 3.5% 1.5% 3.0% 55.5%
なかなか 3.0% 39.5% 4.5% 4.5% 2.0% 5.0% 30.0%
しっかり 3.5% 49.0% 5.5% 5.0% 2.0% 5.0% 30.%
がっちり 4.5% 57.5% 6.5% 6.0% 2.5% 6.0% 17.0%
参照:楽天証券「楽天・資産づくりファンド目論見書」2023年4月5日確認

各コースでは、月1回のリバランスと年1回のポートフォリオの見直しをおこなってくれるのが特徴。そのため、らくらく投資を運用すれば、資産運用に必要な作業をお任せすることが可能です。

ファンド概要表(しっかりコース)

買付手数料 無料
管理費用 0.4915%
純資産額 113.60億円
ランキング 総合:57位
参照:楽天証券「楽天・資産づくりファンド(しっかりコース)」2023年4月5日確認
ランキングは月間の買付金額ランキングを掲載



以上、楽天証券のつみたてNISAの特徴や注目銘柄を解説しました。あらためて、楽天証券のつみたてNISAの特徴をまとめておきます。

楽天証券つみたてNISAまとめ
  • 楽天カード決済に対応している
  • 最低100円から積立投資が始められる
  • つみたてNISA銘柄のほとんどを取り扱っている
  • 楽天銀行口座との連携で優遇サービスが受けられる
  • 楽天ポイントで投資できる
  • ETFの取り扱いがない

次章では、楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」を解説していきます。つみたてNISAの銘柄選びやリバランスが難しいと感じる方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

ロボアドバイザー楽ラップを紹介

ロボアドバイザー楽ラップを解説
この章では、楽天証券の投資一任型ロボアドバイザー「楽ラップ」を紹介します。

楽ラップでは簡単な質問に答えるだけで、おすすめの運用コースを提案してくれるのが特徴。運用コースを選択して入金すれば、投資先の選定・毎月の積立投資・資産配分の調整といった、資産運用で必要な作業を自動でおこなってくれます

そのため、楽ラップならお任せ運用が始められると口コミで評判です

さらに、値動きの幅を軽減する下落ショック軽減機能(DRC)も利用可能。相場の動きに合わせて利用すれば、下落幅を緩和して損失を抑えられる場合があります。

下落ショック軽減機能の概要画像 ※1引用:楽ラップ「下落ショック軽減機能」

手数料は、固定報酬型と成果報酬型の2種類を用意しています。固定報酬型は運用額の年率0.715%で、成果報酬型は運用額の年率0.605%+運用益の5.5%です。くわえて、最大で年率0.2702%のファンド費用が発生します。

以上、楽ラップのサービス概要を解説しました。より詳細な情報は以下の記事にまとめましたので、楽ラップをもっと詳しく知りたい方は併せてご参照ください。

楽ラップの詳細はこちら

利用者の評判・口コミを紹介

楽天証券の口コミ・評判を調査
ここまで、楽天証券のサービス内容やおすすめポイントを解説してきましたが、利用者のリアルな評価も気になるところ。さっそく、実際に楽天証券を使っている方の口コミ・評判を見ていきましょう。

取引画面が見やすくて使いやすい







普段から楽天証券で取引している人の多くは、「取引画面が見やすい」という意見を投稿していました。取引画面が見やすいと、投資のモチベーションに繋がるという口コミ・評判もあります。

楽天証券のポイントサービスは賛否両論









ポイントサービスの口コミ・評判に関しては、賛否両論となっています

楽天ポイント投資は、国内株式・米国株式・投資信託・バイナリーオプションの4商品が対象となっており、多くの人が「複数の商品から選べるから便利」という評価を出しています。

一方、楽天カードのクレカ積立については、ポイント還元率の低さから他のネット証券へ乗り換えを検討している口コミ・評判もあれば、使いやすいから使い続けているという口コミ・評判もありました。

楽ラップ・らくらく投資の口コミ・評判









楽ラップとらくらく投資の口コミ・評判については、始めてみた人が一定数いらっしゃるものの「運用実績が気になる」という投稿が多く見受けられました。

楽ラップとらくらく投資の運用実績は、市場の状況や始めるタイミングによって変動します。時期によって利回りがプラスになる時もあれば、マイナスになる時もあります。

楽ラップやらくらく投資を利用する場合は、始めるタイミングで運用実績が他の人と変わることを理解しておきましょう。

以上、楽天証券の口コミ・評判を紹介しました。

口コミ・評判をまとめると、「サイトが見やすくて取引しやすい」「楽天ポイント投資が便利」という評価がある一方、「クレカ積立のポイント還元率や楽ラップ・らくらく投資の運用実績が気になる」という意見も見受けられました。

口コミ・評判の内容を踏まえて、楽天証券で投資を始めたいと思った方は、口座開設の方法もチェックしておきましょう。

楽天証券の申し込み方法はこちら

まとめ

まとめ
本ページでは、楽天証券のサービス内容や利用者の口コミ・評判を解説しました。あらためて、楽天証券の特徴を以下にまとめておきます。

楽天証券まとめ
  • サイトやツールが見やすいと評判
  • 楽天ポイントを貯まって投資にも使える
  • サポートサービスが充実している
  • キャンペーンが毎月開催されている

使いやすさやポイント投資に定評があるネット証券を使いたい方は、楽天証券の口座開設がおすすめです。

楽天証券の良い口コミ・評判として、「楽天証券のサイト・取引ツールが見やすくて使いやすい」という意見が多数見受けられます。

また、各楽天サービスで貯めた楽天ポイントは、4種類の商品の買付で利用可能。特に、投資信託の積立投資なら毎月自動で消費されるため、楽天ポイントの使い道として人気を集めています。

見やすい取引画面で取引したい方やポイント投資を始めたい方は、ぜひ楽天証券の口座開設をご検討ください。

最後に、楽天証券の口座開設方法を紹介していきます。

口座開設は最短5分!簡単5ステップで解説

口座開設の手順を解説
楽天証券の口座開設の申し込みは、以下の5ステップでおこないます。

楽天証券の口座開設手順

  1. 楽天会員でログイン(新規会員登録)
  2. 本人確認手続き
  3. 必要事項の記入・取引パスワードの設定
  4. ログインIDの受け取り
  5. 初期設定

順調に手続きを進められると、最短5分で申し込みが完了し、早ければ翌営業日から取引が始められます。

では、各手順を順番に見ていきましょう。

楽天会員でログイン(新規会員登録)

まずはじめに、楽天会員でログインします。楽天会員を持っていない方は、新規会員登録と同時に口座開設ができるのでご安心ください。

楽天会員もしくは新規会員登録の図解画像 引用:楽天証券公式サイト

ログイン(新規会員登録)後、登録しているメールアドレス宛に、口座開設用のURLが記載されたメールが送られます。そのままアクセスして、次に進みましょう。

本人確認手続き

次に本人確認手続きをおこないます。楽天証券では、2種類の方法が用意されています。

  • スマートフォンで撮影:最短翌営業日で取引開始
  • 画像のアップロード:最短5営業日で取引開始

運転免許証もしくはマイナンバーカードで手続きすれば、最短翌営業日から取引を始められるのでおすすめです。では、それぞれの手続き方法を確認していきましょう。

必要な書類(いずれか用意)

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証

手続き方法


画面の指示に従って本人確認書類を3方向撮影後、ご自身の顔写真を撮影する。

スマートフォンでの本人確認手続きの図解 引用:楽天証券公式サイト

必要な書類(いずれか用意)

  • 各種健康保険証
  • 住民票の写し・印鑑登録証明書
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード・特別永住者証明書

手続き方法


上記の本人確認書類の画像データを用意、もしくは撮影してアップロードする。


必要事項の記入・取引パスワードの設定

本人確認手続きが完了したら、必要事項を記入していきます。まず、氏名・住所といった基本的な情報を記入してください。

必要事項の記入が済んだら、証券口座の種類を選択します。初めて証券口座を開設する方は、確定申告を楽天証券が代わりにおこなってくれる特定口座(源泉徴収あり)がおすすめです。

口座選択の図解画像 引用:楽天証券公式サイト

併せて、以下のサービスを申し込むか選択してください。

  • NISA口座
  • iDeCo
  • FX・信用取引口座
  • 楽天銀行口座

スマートフォンで本人確認手続きをした場合は、追加でログインパスワードの設定をおこないます。取引するための重要な情報なので、設定後は忘れないように覚えておきましょう。

記入が完了したら、申し込み内容に間違いがないか確認し、問題がなければ手続きは完了です。

ログインIDの受け取り

申し込み後、審査に通過できたら口座開設完了通知が送られます。

受け取り方法は、スマートフォンで本人確認手続きした場合はメール、画像アップロードで手続きした場合はハガキとなります。

ログイン情報が記載されているので、無くさないように大切に保管してください。

初期設定

最後に、取引前の初期設定をおこないます。口座開設完了通知に記載されているログイン情報で楽天証券の会員ページにログインし、下記の情報を設定してください。

  • ログインパスワードの変更(ハガキの方のみ)
  • 取引暗証番号の登録
  • 投資に関する質問解答
  • 勤務先・国籍登録
  • マイナンバー提出

以上で口座開設の手続きは完了です。さっそく楽天証券口座に資金を入金して、取引を始めてみましょう!

\最短5分で申込完了!/

楽天証券の口座開設は公式サイトへ

よくある質問

つみたてNISAの積み立て額はいくらからですか?

楽天証券のつみたてNISAは、100円から積み立てが可能です。積み立ての頻度は毎月と毎日から選択でき、年間で最大40万円まで積み立てられます。

楽天証券では株式と投資信託どちらがおすすめ?

投資する目的や投資経験によって、おすすめできる商品は異なります。ちなみに、投資信託なら楽天ポイントを使った積立投資が可能です。

IPO(新規公開株)の取り扱いはありますか?

楽天証券はIPO(新規公開株)も取り扱っています。2022年の取扱実績は、65社となっています。(※1)

※1出典:楽天証券「新規公開株式(IPO)過去の取引実績」2023年9月確認

楽天証券でiDeCoは利用できる?

楽天証券ではiDeCo(個人型確定拠出年金)も利用できます。

iDeCoを利用すれば、運用益が非課税になるだけでなく、掛け金の全額が控除対象となります。楽天証券では32本の投資信託を取り扱っており、購入手数料はすべて無料です。(※1)

※1出典:楽天証券「確定拠出年金(iDeCo)」2023年9月確認

コールセンターで問い合わせできる?

楽天証券では、コールセンターでの問い合わせに対応しています。

操作方法や取引ルールの確認、代行注文・NISA・iDeCoに関する相談も可能です。内容によって電話番号は異なるので、実際にコールセンターを利用する際は、事前に公式サイトで番号を確認しておきましょう。