そんなSMBCロボアドバイザーは、大手金融機関のロボアドバイザーを利用したい人やNISA口座でロボアドバイザーを利用したい人におすすめできます。
SMBCロボアドバイザーは、国内大手の三井住友銀行が運営。また、最低投資金額1万円から運用できるので、少額から投資を始められます。
このページでは、SMBCロボアドバイザーの運用戦略を徹底調査したうえで、当サービスのメリット・デメリットをご紹介。後半では口座開設する方法を解説していきます。
SMBCロボアドバイザーの評判が気になっている方はもちろん、他ロボアドサービスと比較検討したい方も必見です。
目次
SMBCロボアドバイザーは三井住友銀行の助言型ロボアド

SMBCロボアドバイザーは、メガバンクである三井住友銀行が提供しています。あなたに合った運用プランを提案してくれる、助言型ロボアドバイザーです。
数多く提供されているロボアドサービスですが、SMBCロボアドバイザーの特徴は以下5つがあげられます。
SMBCロボアドバイザーの特徴
- 最適なプランを提案してくれる
- 少額から始められる
- 定期的にリバランスしてくれる
- NISA口座に対応している
- 三井住友銀行という安心感がある
最大の魅力は、 最低投資金額1万円から運用を始められる点。積立投資も毎月1,000円から可能なので、負担を抑えつつ運用が可能です。
また、12の質問に答えるだけであなたにおすすめの投資プランを提案。どの商品に投資をすればわからない方も、気軽にチャレンジしやすいでしょう。
運用コースは5つから選ぶ
SMBCロボアドバイザーでは、5つの運用コース(三井住友・資産最適化ファンド)があります。無料診断によるリスク感覚に応じ、あなたにあった運用コースが提案されます。
積極的な運用を目指せる「成長重視型」から、リスク配慮しながら成長を目指す「安定重視型」までラインナップ。また、国内・米国株式や国内・新興国債券など、幅広い投資対象で分散投資するのも特徴です。
運用実績を調査
SMBCロボアドバイザーで提案される5つの投資信託の運用実績が気になる方もいらっしゃるでしょう。2023年6月時点での、各ファンドの運用実績は下記のとおりです。
やや成長型・成長重視型は、ある程度基準価額が上がっています。株式の比率が過半数を占めるので、株式市場が好調だと運用実績も好調になる傾向があります。
続いて、SMBCロボアドバイザーの具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。
SMBCロボアドバイザーで資産運用するメリット

SMBCロボアドバイザーのサービス内容を調査した結果、以下5つのメリットがあることがわかりました。
SMBCロボアドバイザーを利用するメリット
- 最適なプランを提案してくれる
- 少額から始められる
- 定期的にリバランスしてくれる
- NISA口座に対応している
- 三井住友銀行という安心感がある
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①最適なプランを提案してくれる
SMBCロボアドバイザーのメリット1つ目は、ユーザーに最適な投資プランを提案してくれる点。無料診断の12の質問に答えると、あなたにおすすめの運用スタイル・投資信託がわかります。また、投資金額や積立投資月額を設定することで、ゴール達成率も確認可能。グラフが多く用いられており、視覚的に把握しやすいのも評価ポイントです。
②少額から始められる
SMBCロボアドバイザーのメリット2つ目は、少額から投資を開始できる点。SMBCロボアドバイザーでは、 最低投資金額1万円から運用できます。一般的なロボアドの最低金額は10万円〜なので、初期費用を抑えて投資にチャレンジできるのが魅力。さらに、最低積立投資金額も毎月1,000円からと良心的です。
初めてのロボアド利用を検討している方は、必見のサービスといえるでしょう。
③定期的にリバランスしてくれる
SMBCロボアドバイザーのメリット3つ目は、自動リバランス機能がついている点。相場価格にあわせて、 1年に1度ポートフォリオの見直しをしてくれます。助言型で自動リバランス機能を搭載しているサービスは珍しいため、運用メンテナンスの手間を減らしたい方にはぴったりです。
④NISA口座に対応している
SMBCロボアドバイザーのメリット4つ目は、NISA口座に対応している点です。NISAとは、運用で得た利益にかかる税金が非課税になる制度。通常、利益には20.315%の税金が発生しますが、NISA口座だと税金がかからず運用可能です。
ほとんどのロボアドはNISA口座に対応していないため、SMBCロボアドバイザーならではのメリットといえます。税制面を考慮したい方は、ぜひ注目してみましょう。
⑤三井住友銀行という安心感がある
SMBCロボアドバイザーのメリット5つ目は、運営元が国内大手の三井住友銀行である点です。三井住友銀行はメガバンクなので、初心者でも利用しやすい安心感があります。さらに、 SMBCロボアドバイザーは店舗での相談も可能。疑問点を対面で質問できるのもうれしいポイントです。
SMBCロボアドバイザーの
利用手順へ移動する
知っておきたいデメリットを紹介

SMBCロボアドバイザーはメリットが多くある一方、以下のようなデメリットもあります。
SMBCロボアドバイザーのデメリット
- 実際の運用は自分でおこなう
- 手数料が比較的割高
- ロボアドバイザーならではの機能がない
サービスを利用し始めてから後悔がないように、一つずつ確認していきましょう。
①投資信託の運用は自分でおこなう
SMBCロボアドバイザーは助言型のため、運用すべてをお任せできるわけではありません。提案された運用プランをもとに、 ご自身で注文・売買をおこなう必要があります。ご自身で投資信託を運用する場合と比べ、実質大きく変わらない点に注意しましょう。
②手数料が比較的割高
SMBCロボアドバイザーの手数料は、 助言型のなかでもコストがかかります。購入手数料やスイッチングコストは無料ですが、信託報酬は年率1.007%(税込)です。投資一任型のロボアドバイザーとほぼ同等で、投資信託よりも割高となっています。例えば、投資一任型のロボアドバイザーの「ウェルスナビ」は、税込で1.1%。投資信託で人気のeMAXIS Slim 全世界株式は約0.1144%です。
SMBCロボアドバイザーは、定期的なリバランスはおこなってくれるものの投資信託として運用するので、信託報酬が比較的割高です。
③ロボアドバイザーならではの機能がない
SMBCロボアドバイザーは、機能面の少なさもデメリットとしてあげられます。ロボアドバイザーとして持つ主な機能は、運用プランの提案と自動積立・リバランスです。しかし、投資一任型のロボアドバイザーは、節税機能・ヘッジ機能・AIによる相場分析・銘柄の自動組み替えなど、独自の機能を搭載し利用者の資産運用をサポートしてくれます。
SMBCロボアドバイザーの機能は、自動積立とリバランスのみ。手数料の価格も鑑みると、少し物足りないと感じるかもしれません。
下記の記事では、主要ロボアドバイザーを一斉比較し、おすすめサービスをランキング形式で解説しています。自分に適したロボアドバイザーを探したい方は、ぜひご参考ください。
ロボアドバイザー一斉比較はこちら
SMBCロボアドバイザーをおすすめできる人

ここまで、サービスの基本概要やメリット・デメリットについて紹介しました。これまでの内容を踏まえると、SMBCロボアドバイザーは大手金融機関のロボアドバイザーを利用したい人におすすめできます。
近年ロボアドバイザーに人気が集まっていますが、種類が多くてどれを選んでよいか迷ってしまうもの。SMBCロボアドバイザーの運営もとは、みずほ・三菱UFJと並ぶ国内大手の三井住友銀行です。信頼のおける企業で選びたい方には、うってつけといえるでしょう。
また、NISA口座でロボアドバイザーを利用したい人にもおすすめです。SMBCロボアドバイザーは、NISAに対応している点が大きな魅力です。ロボアドのなかでもNISA口座を利用できるサービスは少ないため、NISA口座での運用を重視したい方は、SMBCロボアドバイザーをご検討ください。
SMBCロボアドバイザーの
公式サイトはこちら
お任せ投資したい人はおすすめできない
一方、運用すべてをお任せしたい方には不向きといえます。先にお伝えしたとおり、SMBCロボアドバイザーはポートフォリオの提案はおこなってくれますが、積立設定はご自身で設定する必要があり、リバランスは年に1回しか実施しません。商品の選定から売買まで、運用すべてをお任せしたい方は投資一任型のロボアドがおすすめ。SMBCロボアドバイザーと同水準のコストで、ほったらかし運用が可能です。
以下の記事で主要ロボアドバイザーを一斉比較し、おすすめサービスをまとめています。機能性が高く人気のロボアドバイザーが知りたい方は、合わせてご参考ください。
ロボアドバイザー一斉比較はこちら
人気ロボアド「ウェルスナビ」との違いを比較

魅力的な要素が多いSMBCロボアドバイザーですが、読者のなかにはWealthNavi(ウェルスナビ)が気になっている方もいらっしゃるでしょう。よりご自身にあったサービスを選べるよう、ここでは両者の違いを解説します。
WealthNaviは、2020年に上場したロボアドバイザー。業界最大手で高い人気を博しています。
2サービスの大きな違いは、運用方法や手数料・機能面など。以下の表に違いをまとめてみましたので、ぜひご参考ください。
ウェルスナビ | SMBCロボアドバイザー | |
---|---|---|
投資タイプ | 一任型 | 助言型 |
最低投資金額 | 1万円 | 1万円 |
投資対象 | 海外ETF | 投資信託 |
手数料(税込) | 1.1% | 1.007% |
積立金額 | 1万円〜 | 1,000円〜 |
NISA口座 | 一般 | 一般・つみたて |
節税機能 | ◯ | × |
リバランス | 6ヵ月 | 12ヵ月 |
上記の表を踏まえると、ウェルスナビはリバランスを半年に一回実施し、節税機能が付いていることが特徴です。一方、SMBCロボアドバイザーは最低投資金額が1万円と少額から始められ、積立金額も月1,000円から設定できます。
ウェルスナビの特徴や運用実績については、以下の記事でまとめています。ウェルスナビが気になり出した方は、合わせてご参考ください。
ウェルスナビの詳細情報はこちら
SMBCロボアドバイザーの始め方

最後に、SMBCロボアドバイザーを申し込む方法を解説します。具体的な流れは以下の3STEP。オンラインで簡単に口座を開設できるので、順番に見ていきましょう。
SMBCロボアドバイザーの始め方
- 運用コース診断を受ける
- 三井住友銀行の口座開設
- 積立投資の設定
①運用コース診断を受ける
まずは公式サイトへアクセスし、12の質問に回答します。質問内容はいずれも簡単なので、時間は数分とかかりません。具体的な質問内容は、年齢や職業・投資方針について一通り回答すると、最適な運用プラン・ポートフォリオが提案されます。提案内容に納得できたら、三井住友銀行の口座開設へ進みましょう。
②三井住友銀行の口座開設
SMBCロボアドバイザーを利用するためには、三井住友銀行の普通預金口座・投資信託口座の開設が必要となります。公式サイトの口座開設ボタンをクリックし、それぞれ以下の手順で手続きしましょう。
具体的な口座開設の流れは以下のとおりです。
- 本人確認書類をアップロード
- 名前・住所などの基本情報を登録
- キャッシュカードを受け取る
無事に口座開設が完了したら、投資信託の口座を開設します。以下の流れで手続きを進めましょう。
- SMBCダイレクトにログイン
- 総合取引内容を確認
- 本人確認書類をアップロード
- 口座開設完了の通知を受け取る
口座開設は、パソコンやスマホアプリからも手続き可能です。投資信託の口座ではNISAの申し込みもできるので、あわせてチェックしてみてください。
③積立投資の設定
口座開設が完了すると、必要な資金を入金していよいよ運用開始です。最低1万円から投資を始められるうえ、毎月の積立も1,000円から設定できます。ご自分のペースにあわせて、ぜひSMBCロボアドバイザーで資産運用を始めてみましょう。
SMBCロボアドバイザーの
公式サイトはこちら
まとめ

当記事ではSMBCロボアドバイザーの基本情報を踏まえて、利用するメリット・デメリットを紹介しました。
最後に、SMBCロボアドバイザーの特徴を簡単にまとめます。
SMBCロボアドバイザーの特徴
- 最適なプランを提案してくれる
- 少額から始められる
- 定期的にリバランスしてくれる
- NISA口座に対応している
- 三井住友銀行という安心感がある
SMBCロボアドバイザーは、簡単な質問に回答するだけで5つの運用コースから最も適したファンドを提案してくれます。あとは三井住友銀行の投資信託口座を開設し、積立設定をするだけで始められます。
以上の特徴を踏まえると、SMBCロボアドバイザーをおすすめできる人は以下のとおりです。
まとめ・コラム
- 大手金融機関のロボアドバイザーを利用したい人
- NISA口座でロボアドバイザーを利用したい人
数あるロボアドサービスのなかでも、SMBCロボアドバイザーは国内最大手の三井住友銀行が運営。あなたにおすすめの運用プランを提供してくれるうえ、NISA口座も利用できます。
SMBCロボアドバイザーで、将来のための資産を作っていきましょう。
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SMBCロボアドバイザーは、投資家の資産運用を手助けしてくれるロボアドバイザー。NISA口座が利用できるうえ、運用プランの提案もわかりやすいと口コミでも評判です。
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SMBCロボアドバイザーは、国内大手の三井住友銀行が運営。また、最低投資金額1万円から運用できるので、少額から投資を始められます。
このページでは、SMBCロボアドバイザーの運用戦略を徹底調査したうえで、当サービスのメリット・デメリットをご紹介。後半では口座開設する方法を解説していきます。
SMBCロボアドバイザーの評判が気になっている方はもちろん、他ロボアドサービスと比較検討したい方も必見です。