当社グループでは、サステナビリティに対する考え方をまとめた基本的な方針を整理しています。サステナビリティ方針をもとに、推進体制、長期ビジョン、マテリアリティを設定しています。
サステナビリティ方針
当社グループは、投資用不動産業界ではいち早く環境配慮型不動産への取組みを開始し、さらに、当社グループの長期構想である「GLM VISION
2030」において「不動産×環境×DXにより、サステナブルな不動産開発・運用No1」をゴールに置く等して、サステナビリティを経営のベースに据えてまいりました。また、2023年11月には当社グループ全体でのサステナビリティ推進を強化すべく「サステナビリティ方針」を策定しました。
当社グループの「サステナビリティ方針」は、以下のとおりです。
GLMは、企業理念の一つとして『不動産を通じて豊かな社会を実現する』を「Mission」に掲げ、
その実現に向けた大切な価値基準として「Value」を定めています。
「Value」には、「No.1」「挑戦」「共創」を掲げており、
社員、顧客、人と社会、地球環境を考慮することを3つの「Value」に込めています。
「Value」に基づき「Mission」を遂行するためには、GLMが注力すべきマテリアリティ(重要課題)を特定し、中期経営計画の中に組み込んでアクションプランを立て、事業を通じて実行していくことが重要だと考えています。
GLMは、サステナブルな社会と持続的な企業価値の向上の両方を追求することで成長を目指します。
- サステナビリティ推進のためのマネジメント体制を構築します。
- 長期ビジョンを掲げ、GLMが注力すべきマテリアリティ(重要課題)を特定します。
- マテリアリティ(重要課題)のアクションプランを立て、事業を通じて実行します。
サステナビリティに関する考え方及び取組
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において、当社グループとして判断したものです。
サステナビリティにかかるガバナンス
当社グループは、サステナビリティ方針等の各種方針、その計画及び「マテリアリティ」をはじめとするサステナビリティ経営に関連する重要事項について、経営会議(原則、毎週開催)にて協議・審議を行い、取締役会において決議する体制を整備しております。 サステナビリティに関する重要事項については、サステナビリティ推進部が各事業部門や管理部門の意見徴収をおこない、代表取締役社長、サステナビリティ推進担当執行役員及びサステナビリティ推進部が出席する定例会議(週次開催)にて協議のうえ議案を取り纏め、経営会議にて協議・審議を行っております。 また、経営会議では必要に応じてワークショップを開催し重要事項に関しての議論を深めております。

サステナビリティにかかるリスク管理
当社グループでは、中期経営計画の達成や「マテリアリティ」への対応をより確実なものとするため、戦略の遂行において克服すべきリスク領域(「戦略リスク」)や、事業の円滑な運営を阻害するリスク領域(「オペレーショナルリスク」)に、各種のリスク区分を設定し、機会への取組みやリスクへの対策を強化しております。また、ボトムアップ及びトップダウンの両面から、定期的にリスクを把握・評価し、リスクへの対策と機会への取組みを推進しております。