当社グループは、2023年11月に「GLM VISION 2030」の達成を確実なものとするために、重点的に解決する課題として、9つの「マテリアリティ」を特定いたしております。
また2024年11月に、グループ方針「GLM1000」並びに2025年中期経営計画(「GLM100」を策定し、「マテリアリティ」の見直しを行っております。
今回の見直しは、イ.各マテリアリティの変更の要否、ロ.2030年のあるべき姿/ありたい姿の追加変更の要否、ハ.2030年のKGIの変更の要否の判断を行い、必要に応じて変更したものであります。
「マテリアリティ」と2030年のあるべき姿
マテリアリティ | 2030年のあるべき姿/ありたい姿 | 2030年のKGI |
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環境配慮型不動産の企画開発・運用 | 環境配慮型不動産の開発・提供 | 自社開発物件の環境認証取得比率 |
人的資本経営の推進 | Value(No.1・挑戦・共創)に共感し成長意欲がある人材に選ばれ、平均給与業界上位の多様性に富んだ組織になる |
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安全・安心な不動産の提供 | 自然災害に強く防犯性の高い、安全と安心な環境を備えた自社物件の開発・提供 |
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不動産✕DXの推進 | AIを活用したDX推進により不動産領域の事業の生産性を向上させ社会課題解決に貢献する |
生産性指標
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誠実かつ透明性の高い企業行動 |
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エンゲージメントスコア(企業理念の定着度)
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気候変動の緩和への貢献 | 2050年のカーボン・ニュートラル社会の実現に向けて事業に伴う温室効果ガスの排出量が国際的な基準に適合している | 温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)削減率 |
収益構造の最適化 | 開発事業の安定的なビジネス基盤と再生事業、土地企画事業等の成長事業のベストミックスにより、着実な成長を実現できている | 各事業の売上総利益の構成比 |
資本効率の最適化と財務健全性の両立 | 資本効率の最適化と財務健全性の両立により企業価値が向上している |
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コーポレートガバナンスにおけるモニタリング機能の強化 | 監督と経営執行が分離され、取締役会全体としての多様性と備えるべきスキルを充足しており、中長期的な企業価値を向上させるガバナンス機能を発揮している |
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自社基準は、弊社Webサイトの以下ページをご参照ください。
防犯対策
災害対策
マテリアリティ特定の目的とプロセス
マテリアリティ特定のプロセス
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Step1 マテリアリティ候補選定
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Step2 マテリアリティ評価実施
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Step3 妥当性の検討と最終化
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Step4 マテリアリティ特定
事務局
国内外の課題を
幅広くリストアップ
不動産業に関連する
課題を抽出
自社グループの
長期構想に
整合する課題を抽出
ショートリストを
重要性の観点課から評価
各事業部門との
ディスカッション実施
各マテリアリティに関する
2030年のあるべき姿/
ありたい姿及びKGIの設定
取締役会による協議
経営会議にて協議
取締役会にて協議
取りまとめ
- マテリアリティ
- 2030年のあるべき姿
/ありたい姿 - 2030年のKGI
経営会議にて審議
取締役会にて決議
マテリアリティ特定
「年度経営計画」へ反映

グローバル・リンク・マネジメントの価値創造
価値創造ストーリー
当社は、「Mission」・「Vision」・「Value」の企業理念をもとに、不動産事業を通して、環境問題や社会課題に積極的に取り組み、ステークホルダーの皆様の豊かさの実現に貢献するとともに、不動産業界のリーディングカンパニーを目指しています。
当社は、長期構想として「GLM VISION 2030」を策定し、この長期構想を達成するための重要な課題をバックキャスティングによりマテリアリティ候補として選定しました。
そして、経営会議メンバーがワークショップ形式で議論を重ね、マテリアリティ候補から9つの「マテリアリティ」を特定しました。
当社は、「GLM VISION
2030」と「マテリアリティ」を連動させ、事業を通じてこれらを実践することにより、持続的な成長と企業価値の向上を達成し、「不動産を通じて豊かな社会を実現する」という当社の企業理念の実現に努めてまいります。