10期連続増収、4期連続増益、3期連続増配を達成
投資家のニーズ起点の事業モデルと
アセットタイプ・収益モデル拡大で高い成長率を維持

当社グループは、「投資により未来価値を創出する」をミッションに、不動産事業とDX事業を行っています。
不動産事業は、機関投資家を中心とした販売先の投資ニーズに応えるアセットを供給する事業モデルが特徴です。供給するアセットは、投資用コンパクトマンションを中心として、土地、商業ビル、ホテルなど多岐にわたります。
DX事業は、子会社のAtPeak社が開発したAIプラットフォーム「AP-AI」の提供、AI技術を活用したコンサルティングサービスのほか、システム・ソフトウェアの受託開発・保守を行っています。
不動産事業では、投資家の強い投資意欲を背景に東京圏の不動産市場において投資家のニーズ起点の不動産ソリューションを提供したことにより、2024年12月期において、売上高は過去最高の644.8億円(対前年比56.3%増)、経常利益は51.3億円(対前年比20.6%増)といずれも過去最高実績を更新し、ROEは全市場平均・不動産業平均を大きく上回る33.3%、PBRは1倍を超え2.11倍を達成しています。また、高い成長性と収益性から株主還元にも注力しており、配当性向を30.5%とし、期末配当は3期連続増配しています。
2025年12月期の通期予想は、売上高720億円、経常利益60億円と過去最高を更新し、2022年12月期から2025年12月期での平均成長率は売上高が26.4%、経常利益が38.1%と引き続き高い成長性と収益性の実現を目指しております。また、今期から累進配当とする方針の配当金は1株あたり77.5円と4期連続での増配見通しです。
当社グループでは、2040年に経常利益1,000億円以上を目指す「GLM1000」を掲げ、GLMは2027年12月期に売上高1,000億円・経常利益100億円を目指す2025年中期経営計画「GLM100」を掲げています。
不動産事業では、不動産開発事業で従来のESG物件・オフバランス開発・バルク販売を継続しながら投資家のニーズに応えるアセットタイプを拡充させ、土地仕入事業と再生事業を成長ドライバーとして事業を拡大してまいります。
DX事業は、その他事業の業務効率向上に寄与するとともに、受注拡大に取り組み、売上利益の拡大を目指します。
GLMでは中期経営計画「GLM100」の達成に向け、当社は業界No.1の平均給与を目標とする人材戦略を策定しています。そのために、必要なスキルの可視化、スキルを拡充/研鑽する機会の提供、専門人材の育成・登用、従業員エンゲージメントの向上に向けた各種施策に取り組みます。
グループミッションに基づき、人と事業に積極的に投資し続ける当社グループに今後とも格別のご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 金 大仲