2025年12月26日
#37 GPCI(世界の都市総合力ランキング)2025で東京がニューヨークを抜き第2位に ~都市政策の専門家と不動産業界の経営者が、2026年以降の東京を展望する~
2025/12/26
グローバル都市不動産研究所から第37弾のレポートを公開しました。
分析結果ダイジェスト
01 全国、三大都市圏の基準地価の動向
・全国の全用途平均は前年比1.5%プラス、バブル以降最大の上昇率に
・東京圏・大阪圏では商業地・住宅地ともに上昇幅の拡大が続く
分析結果ダイジェスト
01 東京の世界的評価
・「2025年世界都市ランキング」において東京がニューヨークを抜き、初めて2位に上昇
・「文化・交流」と「居住」分野での評価向上が大きな要因
・「ワークプレイス充実度」、「優秀な人材確保の容易性」が東京の弱み
02 東京の人口動態と不動産市場の現状
・東京都の人口はコロナ禍を経て過去最大となり、特に15歳から29歳の若者や外国人が増加
・若者と高齢者の増加により、今後相続も含めて東京の土地の売買やバリューアップが進むと予想
・東京の不動産価格は世界の主要都市と比較して割安のため、投資家からの注目が集まっている
03 東京の不動産市場の展望と課題
・今後は東京の東や北のエリア、例えば墨田区や江東区、板橋区などに不動産需要が広がる傾向がある
・東京の不動産市場は4~5年は安定が続くと予想。人口増加や投資マネーの流入も続く見込み
・一方、建築コストの上昇に伴い一部エリアで開発の遅延・中止が発生している
・また2030年以降は労働力不足や世界情勢の変化など、新たな課題が出てくる可能性がある
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