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#2  東京都の転入超過が8万人超、女性が男性を上回る ~20代女性が状況する理由とは?東京一極加速化を分析~

2019/09/26

グローバル都市不動産研究所から第2弾のレポートを公開しました。

分析結果ダイジェスト

01 東京都に20~24歳の女性が多く転入している。地方⇒政令市⇒東京の流れ

  • 3大都市(東京都・大阪府・愛知県)では、東京都が22年連続の転入超過で、2018年は8万人超。
  • 男女別にみると2009年以降は女性が男性を大幅に上回り、特に20~24歳の女性が多く転入している。
  • 政令市から東京都に対して流入しており、政令市へは地方から人口が流入している。政令市から東京への転入超過数は横浜、札幌、仙台、福岡の順に多く、名古屋は女性が男性に比べて3倍多い。逆に川崎市では転出者が多く、東京都の家賃の高さから都心への交通の便が良い川崎駅、登戸駅、溝の口駅などへの移住と予測。

02 女性の上京理由は「東京で暮らしたかったから」、「親元や地元を離れたかったから」が多い。全体の半数が「将来地元に戻る予定はない」と回答。

  • 上京した理由は男女ともに「進学」と「東京で働きたかったから」が多い。特に女性は「新しい生活をはじめたい」「都会への憧れ」が男性と比較して多い。
  • 現在東京都で働いている人が地元の就職先を選ばなかった理由は、20代女性は「東京で暮らしたかったから」「親元や地元を離れたかったから」が際立って高い結果に。また、男女ともに全体の約半数が「将来地元に戻る予定はない」と回答。特に女性の方が東京に残りたい傾向があった。

03 2020年以降転入超過する可能性が高いエリアとして品川区、足立区に注目

  • 20~24歳の年齢層でみると、世田谷区、大田区、杉並区、練馬区、板橋区の転入者数・転入超過数はいずれも女性の数が男性を上回り、女性人気が高く定着しやすい区といえる。
  • 巷で人気の区(渋谷区、港区、目黒区)と実際の転入区には差がある。
  • 転入超過数でみると、6位以下に品川区、新宿区、中野区、足立区、豊島区が並ぶ。近年、品川区、足立区が上昇を見せている。交通利便性や家賃の面で2020年以降女性が定着しやすい注目エリアとして予測。

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