#24　 鉄道整備計画から徹底分析 東京圏の注目エリア ～国際都市・東京の競争力強化、郊外のまちづくりとの連携促進　2030年代の鉄道プロジェクトとは～

2023/12/22

グローバル都市不動産研究所から第24弾のレポートを公開しました。

分析結果ダイジェスト

01 羽田空港を軸とした鉄道ネットワークで国際競争力を強化

・航空・新幹線との連携強化、国際競争力強化の拠点のまちづくりとの連携強化を推進
・最も期待が高く事業化が進んでいるのは2023年6月に着工した羽田空港アクセス線

02 郊外各地のまちづくりと連携した都市鉄道の充実化

・①混雑の緩和、②速達性の向上、③シームレス化（相互直通運転など）を推進
・郊外部のまちづくりとの連携強化を図るが、開業に時間を要する計画が多い

03 計画の実現可能性にみる 不動産価値の注目エリア

・2030年代までに実現可能性が高いのは羽田空港アクセス線、都心部・臨海地域地下鉄構想、
東京メトロ有楽町線（豊洲～住吉）及び南北線（品川～白金高輪）の延伸

04 都市政策の専門家　市川宏雄所長による分析結果統括

・新線開通によって不動産価値は確実に向上するが、鉄道建設のタイミングや実現性の見極めが必要